四季折々の言葉に触れて楽しむ。俳句歳時記のおすすめ本6選

四季折々の風景を彩る言葉の世界を旅してみませんか?俳句歳時記を通じて、日本の豊かな自然や四季の移り変わりを感じ取ることができます。初心者も楽しむことができる、わかりやすさを重視した本がおすすめですよ。フレーズ一つ一つに込められた深い意味や情感を解説しているものもあり、新たな発見に心が躍るはず。あるいは、一首一首をじっくりと味わうための、ゆったりとした時間を手に入れることができる本もあります。これから俳句の世界を知りたい方も、すでにその世界にどっぷり浸かっている方も楽しめるラインナップです。
『俳句歳時記. 春』

作者 | KADOKAWA |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2018年02月 |
『角川俳句大歳時記 夏』

作者 | 茨木,和生,1939- 片山,由美子,1952- 長谷川,櫂,1954- 宇多,喜代子,1935- ほか |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年05月 |
『いちばんわかりやすい俳句歳時記』

作者 | 辻,桃子,1945- 安部,元気,1943- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 主婦の友社 |
発売日 | 2016年11月 |
『オールカラーよくわかる俳句歳時記』

作者 | 石,寒太,1943- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ナツメ社 |
発売日 | 2021年01月 |
『ことばの歳時記』

■上皇陛下と上皇后陛下がおふたりで毎朝、音読している本として話題!
宮内庁「上皇陛下のご近況について(お誕生日に際し)」より
・日本テレビ「news every」(2019年12月23日)で放映されました。
・フジテレビ「Live News it!」(2019年12月23日)で紹介されました。
・テレビ朝日「報道ステーション」(2019年12月23日)で紹介されました。
季節のことばとは、私たちの住むこの風土を認識することば。たとえば「春一番」「青葉潮」「やませ」--季節感だけではなく、喜怒哀楽に満ちた生活の知恵をも感じさせる。古来、世々の歌よみたちが思想や想像力をこめて育んできたそれらの「季の詞(ことば)」を、歳時記編纂の第一人者が名句や名歌とともに鑑賞。生活習慣や気候が変化する現代においてなお、感じることのできる懐かしさや美しさが隅々まで息づいている。
解説・宇多喜代子
【春】
春 その一/春 その二/立春/春めく/水温む/春一番/フェーン/東風/霞/末黒の薄/若草/
たんぽぽ/黄色い花/夜の梅/椿/桜鯛/魚鳥の季節/春暁・春昼/日永/麗か・長閑/春の蝶/
蛙のめかり時/囀/雨の名風の名/花曇/花 その一/花 その二/花 その三/春の暮/三月尽
【夏】
新緑/深山霧島/山時鳥 その一/山時鳥 その二/青葉潮/筍流し/卯の花腐し/雨の文学/
薫風/あいの風/やませ/南風/雲の峯/風知草/落し文/麦秋/萬緑/底幽霊/泳ぎ/
河童/鵜飼/涼し/花火/真夏日/赤富士/夜の秋
【秋】
踊/月/雁/秋がわき/野分/青北風/虫/虫のいろいろ/ごりと鰍/鶉/鵙の草ぐき/うらなり/
蔓たぐり/物のあはれ/身に入む/馬・鹿 その他/鹿・猪/猿の親子/高西風/紅葉/秋の暮
【冬(附・新年)】
時雨/狸と貉/虎落笛/冬籠/息白し/雪/味の讃歌/討入りの日/去年今年/初春/雑煮/
富士への讃歌/探梅/厄払い
歳時記について 山本健吉
解説「ことばの歳時記」のこと 宇多喜代子
作者 | 山本 健吉 |
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価格 | 968円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2016年11月25日 |
『今はじめる人のための俳句歳時記』

作者 | 角川学芸出版 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 角川グループパブリッシング |
発売日 | 2011年09月 |
それぞれの四季が、こんなにも鮮やかに、詩的に描かれている本を読むと、一年がどれだけ多彩で、いかに美しいものであるかを再認識できます。季節を感じ、その一瞬一瞬を大切に捉える俳句。その美しさ、奥深さに触れえる6冊の本をご紹介しました。何気ない日常の中にも、見つける視点次第で、詩があふれています。それを教えてくれるのが、これらの歳時記であると思います。
同じ季節でも、その年その年で感じることは異なります。それはまるで、同じ河に二度と入ることができないという言葉のよう。通読する度に新たな発見があり、思わぬ感動に包まれることでしょう。そんな一冊を手元に置いて、日常の中に潜む、四季折々の美しさを見つける旅に出てみてはいかがでしょうか。
また、頭で考えるだけでなく、五感を使って季節を感じることで、より深く、豊かな表現に触れることができます。耳に聞こえる風の音、鼻に香る花の香り、目に映る景色。そのすぐそばに、きっと素晴らしい一句が待っているはず。そしてその句を言葉にすることで、日々の生活が一層楽しく豊かなものになります。
何度も手に取って、その時その時の自分自身と照らし合わせながら読み進めることで、本の中に描かれている世界が実際の季節と重なり、より一層リアルな感動を得られるでしょう。そうした経験を経て、皆さん自身が季節と共に成長し、深まってゆければ幸いです。どうか、今年一年、四季折々の美しい言葉に、心から触れる瞬間がたくさんありますように。
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