ヨーロッパ、ケルト文化を学べる本4選

ヨーロッパの文化に触れることで、新たな世界観に触れられます。ケルト文化は、独特の言語や歴史、音楽、祭りなど、魅力がいっぱいです。大人から子供まで楽しめる幅広いジャンルの本を4冊ピックアップしました。
1冊目は、古代ケルトの神々や神話を検証した一冊。読むことによってケルトの神々の意味や重要性を深く理解できます。2冊目はケルト音楽の歴史をたどる作品。ケルト音楽の特徴やその起源を学べます。3冊目は、ケルトの祭りを描いた絵本。子どもも楽しめ、家族でケルト文化を知ることができます。最後の一冊は、ケルト語の入門書。言語を学ぶことで文化の理解が一段深まります。この4冊でケルト文化の魅力を感じてみてください。
『図説ケルトの歴史 : 文化・美術・神話をよむ』
| 作者 | 鶴岡,真弓,1952- 松村,一男,1953- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 河出書房新社 |
| 発売日 | 2017年11月 |
『ケルトとは何か』
妖精が戯れる神話の世界、美しい文様の装飾写本、大きな輪を重ねた石造の「ケルト十字架」、騎士や魔術師が活躍するアーサー王物語群など、ヨーロッパの古くて不思議な魅力がある文化ーーケルトをこのように思い浮かべる人は多いだろう。
しかし本書によれば、アイルランドやスコットランドで特徴的なダンスや音楽、民族衣装をはじめ、ケルト美術の優品「タラ・ブローチ」「ケルズの書」なども、古代ケルト人に伝統をさかのぼるのは無理がある。では、近年の「ケルト懐疑論者」が主張するように、ケルトの「存在自体が怪しい」のかといえば、そうではない。
ケルト文化の本質は、ケルト諸語によって営まれた文化である。スコットランド、ウェールズ、アイルランド、フランスのブルターニュ地方などの「ケルト文化圏」の主要言語であり、現在は少数言語となっているゲール語、ブレイス語などのケルト諸語の分析から、「ケルトとは何か」を根源的に問い直す。そこには豊かな言語文化の広がりと、現在も生きている伝統の厚みがあった。
ある時は近代のナショナリズムに活用され、またある時はヨーロッパ統合の象徴となり、さらに近代文明を批判する「癒し」の精神性も期待される「ケルト」の虚像と実像とは。「ケルト人」と「ケルト文化圏」は、なぜ一致しないのか? 言語学と考古学、美術、文芸、民俗学などを総合したヨーロッパの「ケルト学」の成果と議論から、歴史と文化の深層がみえてくる。
目次
はじめに
第一章 近代が生んだケルト文化
1 華麗な音楽文化
2 展示される民族衣装
3 ヒーリングと「反近代」の思想性
4 ドルイドの実像と虚像
第二章 ケルト美術と考古学
1 「古代ケルト人」とは
2 タラ・ブローチとバターシーの盾
3 懐疑論と「西からのケルト語」
4 巨石文化を見直す
5 人の移動と文化の移転
第三章 文芸と民俗のなかのケルト
1 伝承文学と吟遊詩人
2 アーサー王伝説とバルドたち
3 韻律が伝える「ケルト文化」
4 民話と民謡の採集
5 妖精とハロウィーンの起源
第四章 民族起源の伝説と史実
1 ブリタニアの起源伝説
2 ブレイスの起源伝説
3 カムリー、エリウ、アルバの起源伝説
第五章 ケルト諸語の言語学
1 印欧語の歴史言語学
2 言語をどう分類するか
3 地名研究の効用
4 ケルト諸語の音声学
5 ケルト諸語の文法的特徴
第六章 社会のなかのケルト諸語
1 オガム文字の碑文を読む
2 「書きことば」をめぐる論争
3 社会階層・宗教・学校と言語
4 「言語死」をいかに食い止めるか
おわりに
| 作者 | 原 聖 |
|---|---|
| 価格 | 2090円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2025年12月11日 |
『アイルランド・ケルト文化を学ぶ人のために』
アイルランド入門。ケルトの英雄伝説や妖精物語を糧とし、英国植民地、ジャガイモ飢饉、移民、宗教紛争など古難の歴史を生き延びた国アイルランド。その文化と文学について、斯界を代表する執筆陣による、入門から今日的課題に至る30章。
| 作者 | 風呂本武敏 |
|---|---|
| 価格 | 2200円 + 税 |
| 発売元 | 世界思想社 |
| 発売日 | 2009年05月 |
『ケルトの世界 ──神話と歴史のあいだ (ちくま新書)』
| 作者 | 疋田隆康 |
|---|---|
| 価格 | 440円 + 税 |
| 発売元 | 筑摩書房 |
| 発売日 | 2022年11月10日 |
今回は、ヨーロッパやケルト文化について学べる本を四つご紹介させていただきました。これらの作品は、深い歴史と豊かな文化をもつこの地域の魅力を、様々な角度から描き出しています。神秘的な自然景観、壮大な神話や伝扇、芸術に対する情熱、そして人々の生活まで、ケルト文化の魅力がギュッと詰まった作品群となっています。それぞれの作品は全く異なる視点からヨーロッパやケルト文化を切り取っているため、読み比べることで新たな発見があるかもしれません。
これらの作品を通じてケルト文化について興味を持った方は、さらに他の作品に手を出すのもおすすめです。ケルト文化は多岐にわたっており、考古学や歴史学、文学、音楽など、様々な視点から楽しむことができます。また、ケルト文化を背景にした映画や音楽も多数存在しますので、そちらの方面からもぜひ探求してみてください。
今回紹介した作品を手に取って読み進めていく中で、皆様それぞれがヨーロッパ文化やケルト文化に対する好奇心を満たせたらと思います。この欧州の一角に息づくケルト文化は、その深遠さと多様性ゆえに、一度触れると病みつきになる可能性があります。それぞれのページをめくるたび、新たなる世界が広がってゆく感動を、どうかご堪能ください。その旅路に、ぜひ3000年以上もの長い歴史を持つケルトの神秘が添えられますように。ともに、その深淵を探り、その魅力を発見していきましょう。
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