喫茶店で読みたいカフェがテーマの小説10選
カフェが舞台の小説は、いつの間にか心を温めてくれる魔法があります。日々の喧騒から離れ、ゆったりとした時間を過ごす場所として描かれるカフェ。そこには人々の繋がりや交流が生まれ、様々なドラマが紡がれていきます。個性豊かな店主や常連客たちの人間模様を描いた作品から、カフェを舞台にしたミステリーやロマンスまで、読むだけで香ばしいコーヒーの香りが漂ってきそうな魅力的な作品を集めました。これからの寒い季節、カフェでゆっくり読むのにぴったりな10作品です。喫茶店の中で、あたたかなコーヒーカップを手に、これらの物語を楽しんでみませんか。
『コーヒーが冷めないうちに』
お願いします、あの日に戻らせてくださいー。「ここに来れば、過去に戻れるって、ほんとうですか?」不思議なうわさのある喫茶店フニクリフニクラを訪れた4人の女性たちが紡ぐ、家族と、愛と、後悔の物語。
作者 | 川口俊和 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | サンマーク出版 |
発売日 | 2015年12月07日 |
『今夜、喫茶マチカネで』
作者 | 増山/実 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 |
『おいしいアンソロジー 喫茶店 : 少しだけ、私だけの時間』
作者 | 阿川/佐和子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 大和書房 |
発売日 |
『夕闇通り商店街 純喫茶またたび』
神社の境内の先に、突然見えてくるのは「夕闇通り商店街」。そこは現世と幽世の境目にある、あやかしたちが営む商店街。現世との境界があいまいになったときに、心が不安定な人間が導かれるのだという。「純喫茶またたび」は、古き良き空気が流れるお店である。店主は蝶ネクタイをつけた黒猫で、お代は頼んだメニューにまつわる「思い出」を話すことだというが…。懐かしい料理を通して“自分の心”に気づいていく連作短編集。
作者 | 栗栖 ひよ子 |
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価格 | 858円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2024年05月08日 |
『木曜日にはココアを』
川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。そのカフェで出された一杯のココアから始まる、東京とシドニーをつなぐ12色のストーリー。卵焼きを作る、ココアを頼む、ネイルを落とし忘れる…。小さな出来事がつながって、最後はひとりの命を救うー。あなたの心も救われるやさしい物語。
作者 | 青山美智子 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2019年08月06日 |
『月曜日の抹茶カフェ』
作者 | 青山,美智子,1970- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2023年06月 |
『紅茶と猫と魔法のスープ』
作者 | 佐鳥,理 |
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価格 | 不明 |
発売元 | マイクロマガジン社 |
発売日 | 2023年12月 |
『マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ』
作者 | 古内一絵 |
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価格 | 1600円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2015年12月01日 |
『くろねこカフェのおやつ 午後三時の蜂蜜トースト(1)』
海を望む古民家風の「くろねこカフェ」。そこには、寡黙な青年店主の谷中景がふるまう「くろねこのおやつ」がある。それは景の妹・風花が社長を務める葬儀会社のサービスの一種で、葬式の後日、故人の「思い出のおやつ」を招待客にふるまうというもの。人気はあるが、風花は葬儀会社社長としての自分に悩んでいた。そんなある日、葬儀を担当した故人から、おやつの招待状が届き…。切なく優しいメッセージに感涙必至の物語。
作者 | 高橋 由太 |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年09月22日 |
『深夜カフェ・ポラリス』
子供の入院に付き添う日々を送るシングルマザーの美和。子供の病気のこと、自分の仕事のこと、厳しい経済状況――立ち向かわないといけないことは沢山あるのに、疲れ果てて動けなくなりそうになる。そんな時、一軒の小さなカフェが彼女をそっと導き入れて――(夜更けのぬくもり)。「夜更けのぬくもり」他4編を収録。先が見えなくて立ち尽くしそうな時、深夜営業の小さなカフェがあなたに静かに寄り添う。夜闇をやさしく照らす珠玉の短編集。
作者 | 秋川滝美/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | アルファポリス |
発売日 | 2023年11月09日 |
それぞれの作品で描かれる喫茶店やカフェの世界は、読者にとってもとても魅力的なスポットになっています。一杯のコーヒーや紅茶を片手に、あたたかな空間で繰り広げられる人間ドラマやロマンス、時にはミステリーやファンタジー、そこで出会った人々との交流…。一秒一秒が宝物のように感じられる、そんな時間を過ごすのはどうでしょう。
喫茶店やカフェは、日々の生活の中でほっと一息つける場所。そこで何気なく手にとった本が、心に突き刺さるような一冊だったら、それはもう最高ですよね。今回紹介した小説たちは、そんな喫茶店やカフェが舞台の物語ばかり。空間全体が物語に包まれ、キャラクターたちの喜怒哀楽と共に、読者も一緒に喫茶店で過ごしているかのような錯覚に陥ります。
昼下がりの穏やかな陽光を浴びながら、窓辺の席で読書。深夜の店内で、一人静かにページをめくる。そんな日常の一コマも、これらの作品の魅力を最大限に引き立てることでしょう。物語は私たちを様々な場所へと連れていきますが、その中でも喫茶店やカフェという特別なスペースは、私たちの心の中で深い場所を占めています。だからこそ、そこを舞台にした物語には一層引き込まれてしまうのかもしれません。
これらの小説を通して、新しい世界を探求し、または自分自身を見つめ直す時間を持つことができれば、それは何よりも価値のあることかと思います。さあ、あなたもカップと共に物語を手に取ってみてはいかがでしょう。一緒に喫茶店の世界を旅する時間を楽しんでくださいね。あなたのお隣の席で、同じく物語と向き合っている誰かがいるかもしれませんよ。
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