わかりやすい 流体力学の本・参考書 おすすめ6選

流体力学への入り口を開く、わかりやすい参考書を6つご紹介します。まず、理論を基本からじっくり学びたい方には、分かりやすい説明と豊富な図解が特徴の一冊がおすすめです。次に、直感的に理解を深めていくのに役立つ具体的な事例が豊富な一冊もピックアップ。わかりやすさ抜群で適用範囲も広いですよ。また、イラストや比喩を交えて楽しく読める一冊は、学びながらワクワク感も味わえるでしょう。さらに、物理を基礎から学びたい学生さんにぴったりなテキスト風の一冊や、数学的な厳密さも求める方向けの高度な内容を含む一冊もラインナップ。最後に、日常生活で感じる流体の現象を科学的に解説した一冊をお伝えします。これらの参考書なら、流体力学の魅力に引き込まれること間違いなしですよ。
『図解によるわかりやすい流体力学』

作者 | 中林,功一,1939- 山口,健二,流体工学 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 森北出版 |
発売日 | 2022年10月 |
『流体力学超入門』

水や空気はどのように流れるのか。その運動をいかに制御するか。流体力学は自然現象の理解から、飛行機などの産業的応用まで幅広い場面や目的と関わっている。粘性、渦、乱流、レイノルズ数、不安定性といった重要な概念を高校数学レベルで解説。物理的なアイデアに焦点をあてて、現代的な視点で書かれた本格的入門書。
まえがき
1 「流体」とは何だろうか?
2 流れがあると「粘性」が見えてくる
3 世界にあふれる「管内流れ」
4 「次元」で現象の本質をつかむ
5 流体力学の歴史を変えた「境界層」
6 「渦」を見る,「渦」を使う
7 パターンを生み出す「不安定性」
8 「流体力学」の未来
訳者あとがき
参考文献
図版クレジット
索 引
作者 | エリック・ラウガ/石本 健太 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2023年12月14日 |
『高校数学でわかる流体力学』

ニュートン力学の極致、憧れの流体力学を理解しよう。水理学や航空力学はもちろん、船や海洋、さらにはエンジンや油圧・配管など、液体や気体を扱う全ての分野で、流体力学は必須です。さらに、理系好きの読者にとって流体力学は憧れです。そこで本書では、流体力学の基礎的から、飛行機の飛ぶ原理として有名な「ベルヌーイの定理」の完全理解を目指し、二次元翼の揚力を計算してみます。
水理学や航空力学はもちろん、船や海洋、さらにはエンジンや油圧、配管など気体・液体を扱う全ての分野で、流体力学は必須です。
また、理系好きの読者にとって、流体力学憧れです。
そこで本書では、流体力学の基礎的な理解から、飛行機の飛ぶ原理として有名は「ベルヌーイの定理」の完全理解を目指します。
「飛行機が飛べる原理は、『ベルヌーイの定理』ではない」という説が、話題になったことがありました。しかし、やはり「ベルヌーイの定理」を用いない限り、ジェット旅客機の巨大な揚力の発生を説明することができません。
液体、気体などの流れる物体を「流体」または「連続体」と呼び、それらの振る舞いを知る物理学を「流体力学」と言います。「ベルヌーイの定理」はこの流体力学のなかの最も重要な定理の一つです。
本書は、流体力学の基本的な考え方から初めて、「ベルヌーイの定理」の完全理解を目指すとともに、「7大難問」で有名な「ナビエ・ストークス方程式」も解説します。
作者 | 竹内 淳 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2014年06月20日 |
『単位が取れる流体力学ノート』

流体力学の単位がどうしても欲しいアナタに、武居先生が懇切丁寧に解説! 現役大学教員がシリーズについに参戦。イメージしやすい図と懇切丁寧な解説に酔いしれる。名著者・武居昌宏先生が満を持して放つ待望の学習参考書。工学系の大学生にとって必須科目である「流体力学」を強力にサポートする!
絶対に落せない単位が、私にはある。
現役大学教員が当シリーズについに参戦! イメージしやすい図と懇切丁寧な解説に酔いしれる。
名著者・武居昌宏先生が満を持して放つ待望の学習参考書。工学系の大学生にとって必須科目である「流体力学」を強力にサポートするよ! わかりやすさにトコトンこだわったから、数学や物理が苦手でも大丈夫!! 予習・復習から試験直前の総点検まで、いろいろ役立つ価値ある1冊をアナタに。
【目次】
講義00 流体力学を学ぶ前に
講義01 静止した流体の圧力
講義02 平面と曲面に作用する全圧力
講義03 浮力と加速する容器内の流体
講義04 運動する流体の性質と用語
講義05 連続の式と運動方程式
講義06 ベルヌーイの定理とその応用
講義07 運動量の式
講義08 粘性と円管内層流
講義09 粘性流体の運動方程式とエネルギー保存式
講義10 相似則と乱流の基本性質
講義11 円管内の乱流
講義12 非一様な流れの圧力損失
講義13 抗力と揚力
講義14 境界層とはく離
講義00 流体力学を学ぶ前に
講義01 静止した流体の圧力
講義02 平面と曲面に作用する全圧力
講義03 浮力と加速する容器内の流体
講義04 運動する流体の性質と用語
講義05 連続の式と運動方程式
講義06 ベルヌーイの定理とその応用
講義07 運動量の式
講義08 粘性と円管内層流
講義09 粘性流体の運動方程式とエネルギー保存式
講義10 相似則と乱流の基本性質
講義11 円管内の乱流
講義12 非一様な流れの圧力損失
講義13 抗力と揚力
講義14 境界層とはく離
作者 | 武居 昌宏 |
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価格 | 3080円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2011年03月 |
『流体力学 : シンプルにすれば「流れ」がわかる』

作者 | 築地,徹浩,1954- 金原,粲,1933- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 実教出版 |
発売日 | 2009年03月 |
『演習で学ぶ「流体の力学」 = Fluid Mechanics:Learning through Exercises : メカニカルエンジニアリング入門講座』

作者 | 西海,孝夫 一柳,隆義,1969- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 秀和システム |
発売日 | 2022年10月 |
それでは、これらの参考書についての紹介を終えるところとなりました。流体力学という、一見取っつきにくいテーマも、きちんと理解することで理科系の幅がグンと広がること間違いなしですよ。勉強法も本当に人それぞれで、パラパラとページをめくるだけで満足する人、細かい箇所に付箋を貼りたくなる人、一冊を何度も読み返す人、皆さんそれぞれのスタイルで楽しみながら学んでください。
ここでご紹介した参考書は、初級から上級まで幅広くカバーしています。ただ、どの本も薄っぺらな内容ではないので、自分のペースでじっくりと学ぶことが大事です。読み進める中でわからないことや疑問点が出てきたら、それは新たな学びへの第一歩。立ち止まって深く考えることで、理解が一段と深まります。
また、流体力学と聞くと専門的で難しそうなイメージを持つかもしれませんが、私たちの生活に潜んでいる身近な事象の説明にも役立ちます。風の動き、水の流れ、雲の形成など、身の回りの自然現象を理解するための一助となるでしょう。そういった視点から見てみると、流体力学はなかなか興味深い学問ですよね。
今回ご紹介した6冊はその中でも特にわかりやすく、理解しやすい構成になっています。どれも個性豊かで、それぞれが違った角度から流体力学を解説しています。自分の学びたいテーマに合わせて、適した一冊を見つけてみてください。おすすめの参考書を手に取ることで、流体力学への理解が一歩進むことを願っています。どれも素晴らしい本ばかりですので、ぜひ手に取ってみてくださいね。では、楽しい学びのひとときをお過ごしくださいませ。
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