わかりやすい 忠臣蔵の本 おすすめ5選

あの名誉と忠誠に満ちた忠臣蔵の話をもっと身近に感じたいなら、これらの本を読んでみてくださいね。うますぎるストーリーテリングが特徴の一冊は、映画やドラマとは異なる新鮮さで忠臣蔵を描いています。古語が難しいと感じる方には、現代語訳で分かりやすく語られた専門書がオススメ。そして子供も楽しめる一冊は、絵と簡潔な文で忠臣蔵の魅力を伝えてくれます。立派な美徳を持つ彼らが抱える複雑な人間ドラマを、どの本も情感豊かに表現していますよ。
『知識ゼロからの忠臣蔵入門』

作者 | 山本,博文,1957-2020 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2014年11月 |
『東大教授がおしえる 忠臣蔵図鑑』

映画 『 決算! 忠臣蔵 』 の原作者、山本博文教授が監修 ( 東京大学資料編纂所 )
一級資料にもとづき 「 討ち入り 」 という一大プロジェクトを解説
前代未聞の危機にあたり、リーダー( 大石内蔵助 ) はメンバー ( 藩士300人 ) と資金 ( 8300万円 ) をどうデザインしたか!?
驚くほどたくさん史料が残されている 「 赤穂事件 」 をイラストとたくさんの図版で学ぶことができる一冊
プロジェクトのドラマとして面白く、江戸時代、武士の社会を大づかみできます !
【 第一章 江戸城松之廊下事件 】
「赤穂事件」の発端/松之廊下刃傷事件/吉良・浅野の事情聴取/下された幕府の裁定/浅野内匠頭の切腹/浅野内匠頭の埋葬/赤穂藩江戸屋敷の収公/赤穂に届けられた急報/赤穂城に押し寄せる商人/揺れる赤穂藩/江戸強硬派を説得/さらば赤穂城
【 第二章 討ち入り前夜 】
浅野家再興工作の開始/血気に逸る江戸強硬派/吉良上野介の隠居/遊興にふける大石内蔵助/円山会議で討ち入りを表明/討ち入りメンバーを選抜/吉良邸偵察開始/赤穂浪士の隠れ家/大石内蔵助の江戸入り
【 第三章 いざ、討ち入り 】
討ち入り前に吐露した思い/討ち入り道具の購入/逃亡する同志/討ち入り費用の決算/茶屋で開かれた作戦会議/討ち入り参加者は四十七人に!/吉良邸討ち入り
【 第四章 その後の赤穂浪士 】
亡君への報告/仇討ちを称える江戸っ子/赤穂浪士に下された処分/赤穂浪士たちの切腹/遺族に下された処分/吉良家、断絶す/芝居化された討ち入り
【 終章 討ち入りの舞台を歩く 】
【 Cloumn もっと知りたい! 忠臣蔵の話 】
1「元禄」とはどのような時代?
2「高家」とはどのような役職?
3 切腹の作法
4 赤穂事件時の赤穂城
5 江戸の通信制度
6 討ち入りに使われた化粧料
7 赤穂浪士最期の言葉
8 赤穂浪士辞世の句
【 column 押さえておきたい ! 「 忠臣蔵 」 のお土産 】
1 切腹最中・義士ようかん
2 元禄浪士あま酒
3 忠臣蔵の吉良まんじゅう・吉良せんべい
作者 | 山本 博文 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 二見書房 |
発売日 | 2019年11月26日 |
『これが本当の「忠臣蔵」 赤穂浪士討ち入り事件の真相(小学館101新書)』

作者 | 山本博文 |
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価格 | 550円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2013年01月21日 |
『忠臣蔵入門 映像で読み解く物語の魅力』

浄瑠璃や歌舞伎にはじまり、1910年の映画化以降、何度も何度も作られ続ける『忠臣蔵』。実は時代によってその描かれかたは変化している。忠臣蔵の歴史を読み解けば、日本映像の歴史と、作品に投影された世相が見えてくる。物語の見所、監督、俳優、名作ほか、これ一冊で『忠臣蔵』のすべてがわかる!
【目次】
はじめに
第一章 「忠臣蔵」概論
A 6つの見せ場/B 三大キャラクター/C 愛された理由/D 作り手側の事情
第二章 忠臣蔵は世につれ
1 江戸時代=庶民たちの反逆
2 国家のために利用される「忠君」
3 「義士」から「浪士」へ〜『赤穂浪士』
4 GHQの禁令と戦後の「忠臣蔵」〜『赤穂城』
5 東映の「赤穂浪士」
6 大河ドラマ『赤穂浪士』
7 悪役を主役に!〜『元禄太平記』
8 悩める大石〜『峠の群像』
9 ドロドロの人間模様〜『元禄繚乱』
10 TBSの三作
11 「決算! 忠臣蔵」
第三章 キャラクター名鑑
A 四十七士/B 脱落者/C スターのための脇役/D 吉良方のスターたち/E 女性たち
第四章 オールスター忠臣蔵の系譜
A 戦前編/B 東映の三作/C 松竹、大映、東宝の動向/D その後の二本/E テレビの動向
第五章 外伝の魅力
A 外伝名作五選/B 後日談
おわりに
参考文献
索引
作者 | 春日 太一 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年12月10日 |
『忠臣蔵大全』

作者 | 藤田 洋 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | ロングセラーズ |
発売日 |
江戸時代の忠臣蔵の話は、日本人ならば一度は耳にしたことがあるでしょう。しかし、その内容を具体的に詳細まで知っている方は少ないのではないでしょうか。今回紹介した5作品は、その忠臣蔵の物語をより深く理解するために非常におすすめの本たちです。
わかりやすくて楽しく読むことができますし、また新たな発見もあります。気になる歴史の背景や人間関係、忠臣たちがどのような思いを抱きながら、どのような行動をとってきたのか、そしてその結末に至ったのか、一つ一つの描写が丁寧で、感情移入しやすく書かれています。
一般的に知られている忠臣蔵のイメージをより膨らませるだけでなく、登場人物たちの心情、時代背景、それぞれの運命というものをしっかりと描かれており、紀伊國屋文左衛門率いる赤穂浪士たちの様子が目の前に浮かぶようです。
また、感動的なストーリー展開は、どの作品も読み手を引き込む力があり、一度読み始めたら止まらないこと間違いなしです。忠臣蔵の物語に興味がある方、また、知らない方でも楽しめるようにと思っております。
そして、この物語からは、ただ忠義に生きることの尊さだけではなく、人間としての悲喜こもごも、時には葛藤といったものも感じ取れます。そんな多感な感情や人間らしさが描かれているのも、忠臣蔵の本の持つ魅力の一つでしょう。
最後になりますが、もしこれらの作品を読むことで忠臣蔵に関する理解が深まり、より身近に感じられるようになれば幸いです。大切なのは、ただ事実を知るだけでなく、その背後にある精神や思いを理解すること。そこから私たち自身が何を学び、どう考えようとするか、それが一番大切ですね。どの作品も、きっと読者の心に何かを残してくれるはずです。
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