地震対策を伝える絵本4選

地震、それはいつ来るかわからない自然の驚異。そんな地震にどう対処すればいいのか、子供たちにも分かりやすく伝えるための絵本をご紹介します。第一は、家族で一緒に地震対策を考えることがテーマの絵本。親子の会話の中から、自然災害への理解を深められます。第二は、主人公が地震発生時の正しい行動を学んでいくストーリー。読みながら子供たちも学べる一冊です。第三は、科学的な視点から地震を解説。図解や実験を交え、理解しやすく描かれています。最後は、地震を通じて人々の絆を描く感動作。一緒に読むことで、互いに助け合う心も育てられますよ。
『地震がおきたら』

作者 | 畑中,弘子,1943- 金澤,麻由子,1981- |
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価格 | 不明 |
発売元 | BL出版 |
発売日 | 2017年10月 |
『おおじしん さがして、はしって、まもるんだ 子どもの身をまもるための本』

大地震発生直後の8秒が生死を分ける、と言われています。
子どもが一人の時、この8秒間にどうやって自分の身を守れば良いのでしょうか?
合言葉は「さがして(うさぎ)、はしって(ねずみ)、まもるんだ(かめ)」。
このフレーズと一緒に逃げる場所を確保し、次の揺れに備えることが初期動作として大切です。
また、安全と危険な場所の判断ができ、体のどこを守ればいいかもわかります。
巻末3ページで親向けのページを設け、8秒間で3つの動物になって避難場所を探すための練習方法や日ごろ、親子でやっておきたいことなどをまとめました。
作者 | 清永 奈穂/石塚 ワカメ |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 岩崎書店 |
発売日 | 2023年04月13日 |
『じしんのえほん こんなときどうするの?』

きみがひとりでいるときにじしんがきたらどうしよう?どうなるのかな?どうしたらいいのかな?「こんなときどうするの?」にこたえる、いのちをまもるえほんです。
作者 | 国崎信江/福田岩緒 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2006年02月 |
『ぼうさい』

阪神・淡路大震災から30年?-。
★★今、すべての子どもたちに手渡したい★★
★★5歳から読めて長く使える防災の絵本★★
災害新時代に子どもたちの身を守るための35個の防災ルールを絵本感覚で楽しく教えられる本です。防災に対する心構えや、実際に災害が起きたときにとるべき行動をやさしいイラストでまとめています。すごろく風ルールチェックリストや、防災ポーズ集や非常持ち出し袋持ち物リストなど保護者にとってもためになる情報も掲載。
●●本書の3つのポイント●●
★その1★
子どもが覚えやすい35の防災ルールを掲載
防災システム研究所の所長で、『ひるおび! 』『羽鳥慎一モーニングショー』』『Live Newsイット!』などに出演する山村武彦氏の監修のもと、イラストを交えて「防災」のルールを簡潔にまとめています。地震や津波などのイラストも、過度にこわすぎない絵柄で、子どもも最後まで読める内容にしています。イラストを担当するのはサイゼリヤキッズメニュー間違い探しでおなじみのthe rocket gold star氏。
★その2★
子どもが「いる場所」別のルールでわかりやすい
災害が起きたときにどのように行動すべきかをまとめたルールでは、地震・大雨・台風・火事・雷などの災害別の説明ではなく、家や学校、町、山や川など、災害にあった場所ごとにルールをまとめています。子どもが実際の場面をイメージしながら読み進められる、より実践的で、わかりやすい構成です。
★その3★
命を守る防災ポーズ集、非常持ち出し袋持ち物リストつき
子どもが楽しく覚えるためのイラストつき防災ポーズ集、非常持ち出し袋持ち物リストを掲載。大人が読んでも十分に活用できる情報がつまっています。そのほかにも、すごろく風ルールチェックリスト、災害用伝言ダイヤルや子どもに持たせておくべきものなどをまとめた保護者向けページもあり。
作者 | 山村武彦/the rocket gold star |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 学研プラス |
発売日 | 2022年03月10日 |
いかがでしたか?今回は「地震対策を伝える絵本4選」をご紹介しました。それぞれの作品には、具体的な地震対策だけでなく、地震に対する理解を深めるための情報も豊富に描かれています。地震という災害は、予測不能な部分が多いですが、その不安を少しでも軽減するためにも、日頃から準備しておくことが重要ですね。
子供は大人よりも恐怖を感じやすい一方で、新しい知識を柔軟に吸収する力を持っています。この絵本たちは、そんな子供たちが地震で何が起きるのか、どう対応すべきなのかを理解する手助けとなり、大人への頼り方だけでなく、自分自身で行動する力を育てる素晴らしい教材ともなるでしょう。
もちろん、大人である私たちも改めて地震対策を見直す良い機会となるでしょう。絵本は文字よりも直感的に理解が深まるため、家族全員で一緒に読むことがおすすめです。一人で読むよりも、みんなで一緒に読むことで、話し合いながら地震対策を共有できますし、何より家族の絆を深めることができます。
普段から地震対策について考える機会はなかなかありませんが、自然災害はいつどこで起こるかわからないもの。この絵本たちを通して、子供はもちろんのこと大人も地震対策について改めて考えてみてください。驚きや恐怖を乗り越え、自分自身や大切な人を守るための力を身につけることができますよ。
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