朝ドラにも登場!作家・小泉八雲について学べるおすすめ本4選

日本独特の風情に魅せられ、傑作たちを世に送り出した小泉八雲。その人物について深堀りしたくなりましたか?そんなあなたにぴったりな本を4冊ご紹介します。
一冊目は彼の半生を描いたノンフィクション。生い立ちから日本での生活、作品集成に至るまでが詳細に綴られています。二冊目は、彼がどのように日本を見つめ、どう感じたかを描いた評伝。三冊目は、その鋭い視点を凝縮したエッセイ集。最後は彼の作品を語る上で欠かせない、肝心の作品集です。一冊ずつ読み進めることで、小泉八雲の魅力を多角的に理解することができますよ。
『妖怪に焦がれた男 小泉八雲全解剖』

作者 | 小泉凡 |
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価格 | 1666円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2025年07月15日 |
『小泉八雲 漂泊の作家ラフカディオ・ハーンの生涯』

25年度秋NHK朝の連続ドラマ「ばけばけ」で話題の作家、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)。ジャーナリスト、旅行作家として各地を放浪した作家が終のすみかとして日本にたどり付くまで。
作者 | 工藤美代子 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 毎日新聞出版 |
発売日 | 2025年07月29日 |
『セツと八雲 (朝日新書)』

作者 | 小泉 凡/木元健二 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2025年09月12日 |
『小泉八雲(1088) 今、日本人に伝えたいこと』

【概要】
二一世紀においてふたたび注目されはじめた小泉八雲。夏目漱石との共通性や欧米人による八雲評価のほか、八雲文学の源流、妻セツとの関係について読み解いていく。
ギリシャ、アイルランド、アメリカを経て、辿り着いた日本で見つけた理想的世界とは何だったのか。
「一周遅れのトップランナー」が夢想した日本文化と、異文化理解のあり方や視点を見直す。
【目次】
はじめにーー共生きのいのちを生きる
第一章 甦る八雲の現代日本への警告
第一節 八雲が日本人に伝えたかったこと
第二節 八雲の自分と出会うための旅
第三節 八雲が私たち日本人にもたらしたもの
第二章 八雲と漱石の異文化体験から学ぶ
第一節 八雲の日本と漱石のイギリスーー異文化受容とは何か
第二節 八雲と漱石ーー響きあう二つの魂のゆくえ
第三節 八雲・円了・国男の「妖怪不思議」
第三章 欧米人は八雲をどう見てきたか
第一節 八雲とキングの〈帰属と距離〉による愛のかたち
第二節 ラスキン主義者八雲とラスキンのロマン主義精神
第三節 世界のなかの八雲像と国際交流
第四章 八雲の人生と文学の素地をたどる
第一節 八雲のマルチ・アイデンティティと開かれた魂ーーギリシャからの報告
第二節 生母ローザ・カシマチと『怪談』
第三節 センセーショナル・ルポライターの誕生ーーシンシナティ時代の八雲
第四節 八雲を立ち直らせたクレオール文化の可能性
第五節『怪談』は妻セツの助力で生まれた
あとがきーー日本を取り戻す
はじめにーー共生きのいのちを生きる
第一章 甦る八雲の現代日本への警告
第一節 八雲が日本人に伝えたかったこと
第二節 八雲の自分と出会うための旅
第三節 八雲が私たち日本人にもたらしたもの
第二章 八雲と漱石の異文化体験から学ぶ
第一節 八雲の日本と漱石のイギリスーー異文化受容とは何か
第二節 八雲と漱石ーー響きあう二つの魂のゆくえ
第三節 八雲・円了・国男の「妖怪不思議」
第三章 欧米人は八雲をどう見てきたか
第一節 八雲とキングの〈帰属と距離〉による愛のかたち
第二節 ラスキン主義者八雲とラスキンのロマン主義精神
第三節 世界のなかの八雲像と国際交流
第四章 八雲の人生と文学の素地をたどる
第一節 八雲のマルチ・アイデンティティと開かれた魂ーーギリシャからの報告
第二節 生母ローザ・カシマチと『怪談』
第三節 センセーショナル・ルポライターの誕生ーーシンシナティ時代の八雲
第四節 八雲を立ち直らせたクレオール文化の可能性
第五節『怪談』は妻セツの助力で生まれた
あとがきーー日本を取り戻す
作者 | 池田 雅之 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 平凡社 |
発売日 | 2025年08月12日 |
以上、小泉八雲氏の魅力を堪能できる4冊の本をご紹介しました。彼の生涯や作品を深く理解することにより、彼が見た日本の美しさや感じた文化の奥深さを、より一層感じ取ることができるはずです。
小泉八雲が日本にどのように魅了され、その感動をどのように自身の作品に生かしていったのか。そしてそれがどのように世界に日本文化を発信していったのか。それらを知ることで、我々もまた新たな日本の魅力に気付くかもしれませんね。
今回おすすめした本の中には、彼自身の言葉で日本文化について語られている作品や、小泉八雲とその作品に影響を受けた作家による解釈など、様々な角度から小泉八雲を知ることのできる作品が揃っています。
お好みや読む機会によって選ぶ本も変わるかと思いますが、これら4冊をより一層楽しむためにも、小泉八雲の作品を読んでみるのも一考ですね。きっと、小泉八雲の視点で描かれた日本の美しさと、その独自の感性に触れることで、日本文化の新たな一面を発見できることでしょう。
また、今回ご紹介した本はもちろん、小泉八雲の作品をめぐるさまざまな論文やエッセイも存在します。その中には、現代の視点から小泉八雲の作品を読み解いているものも多くありますので、そのような視点から小泉八雲の作品を見るのも面白いかもしれませんね。
小泉八雲の世界は深く、また広い。その一部を垣間見ることができるこの4冊の本。皆様も是非手に取ってみてください。そして彼の作品を通じて見える日本の風景や、その思索の深さに触れてみてくださいね。それが皆様の新たな発見や感動につながることを、心から願っています。
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