村田沙耶香おすすめ7選!

村田沙耶香さんの作品は、美しい絵柄と深遠なメッセージが特徴的ですね。彼女の作品の中から、特におすすめの7つをピックアップしてみました。彼女の描くキャラクターは、どこか哀愁漂う美しさと、強さを併せ持っています。また、社会の裏側を描くリアリティは、読者を深く引き込む力があります。恋愛物から青春群像劇、社会派ストーリーまで、多彩なジャンルを描き分け、どれもが高い評価を受けています。どの作品も、読み終えた後でじっくりと考えさせられるような、深いメッセージ性を感じられますよ。ぜひ、この機会に村田沙耶香さんの世界観を堪能してみてください。
『コンビニ人間』

「普通」とは何か?
現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作
36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。
日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、
「店員」でいるときのみ世界の歯車になれるーー。
「いらっしゃいませー!!」
お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。
ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、
そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。
累計170万部突破&40カ国語に翻訳(2024年5月現在)。
米国〈ニューヨーカー〉誌のベストブック2018に選ばれるなど、
世界各国で読まれている話題作。
解説・中村文則
作者 | 村田 沙耶香 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2018年09月04日 |
『殺人出産』

作者 | 村田,沙耶香,1979- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2014年07月 |
『地球星人』

恋愛や生殖を強制する世間になじめず、ネットで見つけた夫と性行為なしの婚姻生活を送る34歳の奈月。夫とともに田舎の親戚の家を訪れた彼女は、いとこの由宇に再会する。小学生の頃、自らを魔法少女と宇宙人だと信じていた二人は秘密の恋人同士だった。だが大人になった由宇は「地球星人」の常識に洗脳されかけていて……。芥川賞受賞作『コンビニ人間』を超える驚愕をもたらす衝撃的傑作。
作者 | 村田 沙耶香 |
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価格 | 737円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2021年03月27日 |
『消滅世界』

作者 | 村田,沙耶香,1979- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2018年07月 |
『生命式』

「夫も食べてもらえると喜ぶと思うんで」。人口減少が急激に進む社会。そこでは、故人の肉を食べて、男女が交尾をする、新たな“葬式”がスタンダードになっていた…表題作「生命式」や「素敵な素材」など、著者自身がセレクトした十二篇を収録。はたして「正常は発狂の一種」か!?未体験の衝撃と話題になった、文学史上最も危険な短篇集。
作者 | 村田 沙耶香 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2022年05月09日 |
『信仰』

「なあ、俺と、新しくカルト始めない?」
好きな言葉は「原価いくら?」
現実こそが正しいのだと強く信じる、超・現実主義者の私が、
同級生から、カルト商法を始めようと誘われてーー。
世界中の読者を熱狂させる、村田沙耶香の11の短篇+エッセイ。
表題作は2021年シャーリィ・ジャクスン賞(中編小説部門)候補作に選ばれました。
文庫化にあたり、短篇小説「無害ないきもの」「残雪」、エッセイ「いかり」を追加。
書き下ろしエッセイである「書かなかった日記ーー文庫版によせて」を巻末に収録。
〈収録作〉
「信仰」「生存」「土脉潤起」「彼らの惑星へ帰っていくこと」「カルチャーショック」「気持ちよさという罪」「書かなかった小説」「最後の展覧会」「無害ないきもの」「残雪」「いかり」
〈文庫版読者への著者メッセージ〉
『信仰』は小説と随筆を混ぜた、私にとっては少しいつもと違った佇まいの本でした。
私が存在しない世界の主人公の言葉と、随筆に存在する言葉が同じ本の中に、戯れ合うように混ざりながら存在するのは、私にとってとても奇妙な感覚でした。
文庫にするにあたって、また新しい言葉が本の中に詰め込まれ、滑り込んで、時間も、言葉も、さらに奇妙に膨張したような感覚で、出来上がった美しい装丁のご本を眺めています。
もし、この少し不思議な本をおそばに置いていただけたら、とてもうれしいです。
作者 | 村田 沙耶香 |
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価格 | 715円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2025年05月08日 |
『世界99 上』

作者 | 村田/沙耶香 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 |
それでは、以上が今回私がピックアップした村田沙耶香さんのおすすめ作品7選でした。一貫してテーマとして描き続けられている人間の弱さや孤独、愛情の形には多くの読者が共感を覚えることでしょう。また彼女の作品には、深く秘められた感情や闇が表現されており、それらは時として美しく、時に切なく、そして果てしなく尊いものとして表現されています。
その他にも彼女の作品は、細やかな心の描写やじっくりと時間をかけて描かれる人間関係によって読者を深く引き込む魅力があります。物語の結末に至るまでの登場人物たちの心理描写は、まるで自分自身がその場にいるかのようなリアリティを感じさせ、読み終えた後でもその思い出はなかなか頭から離れません。
そして何よりも村田沙耶香さんの作品が特別な理由の一つとして、その描いた世界が持つ独自の哲学や世界観に触れることができる点が挙げられます。その世界観を通じて自分自身や社会について改めて考えるきっかけを与えてくれるため、一見するとたくさんの歯車が組み合わさって動いているかのように見える彼女の作品は、読むほどに深みを増していくのです。
村田沙耶香さんの作品をこれまで読んだことがない方、もしくは一部の作品しか読んだことがない方は、ぜひ今回ご紹介したこの7作品を読んでみてください。世界観や登場人物たちの魅力、そしてそれが持つメッセージにきっと心打たれることでしょう。これからも村田沙耶香さんの活動から目が離せませんね。
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