哲学者 土屋賢二のエッセイ おすすめ6選 ユーモアあふれる作品

哲学者でありながら、人間の心の奥深さを描きつつ、ユーモアあふれるエッセイを書かれる土屋賢二さん。今回はその中から特におすすめの6作品を選んでみました。彼の独特の視点で捉えられた世界は驚きと共感が交差する場所です。深い洞察に彩られたエッセイは、読むたびに新しい発見が満載。一方で、読み手を和ませる微笑ましいエピソードもたっぷり含まれていて、気づけば口元がほころんでしまうほどです。学問への慎重さと、日常生活への軽やかなスタンスが混ざり合った彼の著作は一読の価値あり。さぁ、一緒に彼の世界を旅してみませんか?
『急がば転ぶ日々』

老人の心はいつも、火の車
だけど、体は動かない!
コロナ禍にも負けず、世界紛争にも絶望せず、妻からの無視、教え子からの軽視にもめげず、笑いを絶やさぬツチヤ教授。根気も勇気も元気もないが、落ち着きもない。威厳を嫌い権威を笑うが、自信もない。苦いコーヒーが苦手なのにブラックで飲むそのストイックな姿勢は我らの理想だ1? 極上ユーモアエッセイ。解説・荻野アンナ
【目次】
まえがき
自分を知りたいか?
もしロシアが攻めてきたら
推理によって自分を知る方法
無欲な人
教え子との会話
なぜ時間がないのか
自分の価値を劇的に高める方法
セールスの電話
おトク情報が断れない
机上の空間
「いかに生きるべきか」への答え(簡略版)
外見いじりがなぜ悪いか
願望の変遷
幻滅の旅行体験
カードの悲劇
苦み走った男
老人がいたわられるとき
ツチヤ師の怒り
わけが分からない
エビデンスの問題
わたしはこうして太っ腹になった
迷惑な論理
儲け主義が横行している
違和感のある物語
困難な道を歩む男
寝ても覚めても
女性専用車両に乗ったら
ネタバレ・倍速視聴の時代
予知能力を与えられたら
太っ腹な人物
ブラックで飲むコーヒー
ンドンゴッン語の概要
新刊『長生きは老化のもと』の解説
ボールペン一本分のスペース
解決できない問題はどこへ行くか
夫の人生相談
どう言えばよかったのか
わたしのW杯
筋肉質の身体になるっ!
わたしの買い物
ストレス軽減法 女を見習え
すばらしいリセットシステム
豪胆な勇者かもしれない
道具にこだわる男
禁止することを禁止する
説得によるダイエット
誤解してくれない
チャットGPTを使ってみた
強欲な老人
自分を責める習慣
貸した本
「若いうちしかできないから」
なぜ怖いのか
人のやさしさに触れて
一心不乱になるとき
自立の難しさ
老人の連休
ある連休
ちょっとGPT
代わりにやってもらえないもの
解説 荻野アンナ
作者 | 土屋 賢二 |
---|---|
価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2024年03月06日 |
『長生きは老化のもと』

「週刊文春」名物コラム
祝・連載1234回達成!
人生100年時代の
必読書!???
世界が存在する限り、賢人(賢二)は笑う。
もしくは笑われる。
コロナ禍で土屋教授は悠々自粛の日々を余儀なくされるも、果敢な挑戦は続く。コロナに負けるな! 家庭平和を破壊しろ! 整理整頓を軽蔑しろ! 通販業者を論破しろ! コーヒーの通になれ! いやなるな! その都度敗北に塗れる姿に人生の深淵と笑いを見出す根性の一冊。「週刊文春」の大人気長寿連載文庫化。解説・川上弘美
作者 | 土屋 賢二 |
---|---|
価格 | 715円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2022年11月08日 |
『そしてだれも信じなくなった』

作者 | 土屋,賢二,1944- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2018年11月 |
『無理難題が多すぎる』

作者 | 土屋,賢二,1944- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2016年09月 |
『ツチヤの口車 (文春文庫)』

作者 | 土屋賢二 |
---|---|
価格 | 509円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2014年12月19日 |
『不要不急の男』

「週刊文春」長寿連載、待望の文庫化!
先の見えないコロナ禍で、明らかになった土屋哲学の真価。
「不要」で「不急」な存在こそが、社会の存続に不可欠なのだ。
「一斉休校」のとき「勉強したかった」との小学生の発言に驚愕し、
喫茶店では影の薄い男性に誤ってエタノールを何度も噴射してしまう。
ガチガチの常識を脱臼する土屋コラムは
鬱々たる日常生活に
ココロの余裕をもたらす。
真の実用書の名に値する一冊です。
目次(抜粋):
不用品判定法
苛酷な新競技
品切れマスク問題
一斉休校 小学生の不可解な反応
高齢者を見殺しにするな
中高年が危ない
自粛で変わった
コロナの今後
テレワークに関する一問一答
やる気がなくてよかった
・・・まだまだあります。
解説は歌人の九螺ささら氏。
作者 | 土屋 賢二 |
---|---|
価格 | 715円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2021年07月07日 |
さて、本日は土屋賢二さんのエッセイをご紹介させていただきました。どの作品も、ユーモア溢れる文章に包まれた深淵な考察が散りばめられています。一見コミカルな語り口からは想像もつかないくらい、そこからは深遠な哲学的思考が垣間見えます。
そして何より、土屋賢二さんの作品を読む醍醐味は、そのどれもが一筋縄ではいかないユーモラスなエッセイであることでしょう。哲学という硬いテーマを、タラタラとした文章で滑らかに読ませてくれます。普段なかなか哲学書に手を伸ばさない人でも、土屋さんのエッセイなら楽しみながら哲学の世界に触れられるはずです。
いかがでしたでしょうか。読書は、新たな視点や思考の世界へと門出させてくれる素晴らしい趣味です。そして、そうした新たな視点を提供してくれる作家の一人が土屋賢二さんなのです。
本日ご紹介した作品達は、私が個人的にも大いに楽しみながら読んだものばかりで、何度読んでも新たな発見がある、そんな魅力が詰まっています。ぜひあなたもこの機会に、そのユーモラスでありながら奥深い作品群に触れてみてください。語り口は柔らかいですが、その中に秘められたメッセージを読み解くのは決して容易なことではないかもしれません。しかし、そんな困難ささえもまた、土屋賢二さんのエッセイの絶妙な魅力の一部と言えるでしょう。
これからも良質な読み物の紹介ができればと思います。読書を通じて、そして今回のような哲学的な視点を通じて、あなたの人生に新たな風景を提供できれば、これ以上の幸せはありません。新たな1冊との出会いは、新たな自分との出会いでもあるのですから。どうぞ、これからもより深く、生き生きとした読書生活を満喫くださいませ。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。