林真理子さんが描く短編小説おすすめ5選
![林真理子さんが描く短編小説おすすめ5選の表紙](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/4905/9784167914905_1_3.jpg?_ex=500x500)
林真理子さんの魅力溢れる短編小説を5作品、ぜひご紹介させていただきます。彼女の作品は登場するキャラクターたちが生き生きと描かれ、読者をその世界へ誘い込む力があります。恋愛や人間関係、日常生活のエッセンスを敏感に捉えた短編小説は、皆さんが様々な感情に揺れ動く事でしょう。さらに、「これまで考えたことがなかった!」という視点で物事を描く林真理子さんならではの斬新さも魅力。各作品で描かれるユーモラスだけど深みのある物語に、きっと心が揺さぶられるはずです。「林真理子の世界」に浸ってみませんか? 今までのあなたの小説の楽しみ方が変わるかもしれませんよ。
『ウェイティング・バー』
![ウェイティング・バーの表紙](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/4905/9784167914905_1_3.jpg?_ex=325x325)
結婚式が終わった夜のバー。花婿が、披露宴の司会をした美女とグラスを傾けながら、花嫁を待っている。「あの時もそうだったわね」。親し気なふたりの会話はやがて、決して花嫁に知られてはならない過去の妖しい秘密に触れてーー(表題作)。脛に傷もつ男女におとずれる恐怖の瞬間をとらえた、10の傑作短篇集。 解説・酒井順子
酒井順子氏絶賛!
「女は、怖い」のではない。
「怖いから、女」なのだ。
waiting bar--背筋も凍る名言
あなたの奥さんはいいコよ。
だけど話すことが何もないのよ。
背の低い男って、粘着質って
いうけど本当ね。
三カ月も淋しい思いをしたけど、
男はたやすく手に入るもの。
※文庫『怪談』の新装版です
作者 | 林 真理子 |
---|---|
価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2020年05月08日 |
『ペット・ショップ・ストーリー』
![ペット・ショップ・ストーリーの表紙](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/3021/9784167913021.jpg?_ex=325x325)
女が本当に怖くなる11の物語を集めました。
理由あって、都会から実家に戻り、年老いた母とペットのマルチーズと暮らしている「私」は、時々立ち寄るペットショップの女主人・中山圭子からいろいろな近所の噂話を聞かされる。圭子は、犬や猫をあやしながら、さり気なく飼い主から話を聞き出すのが得意で、彼女のもたらす情報が、「私」のどす黒い過去を甦らせるーー。
解説は、「東京タラレバ娘」「偽装不倫」で人気の漫画家・東村アキコさん。「主人公の身の上話を聞きながらワイドショーを見ている感じ。不倫の漫画を描くのにとても参考になりました」と言わしめるほど粒ぞろいの短篇集です。
作者 | 林 真理子 |
---|---|
価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2019年06月06日 |
『家族の言い訳』
![家族の言い訳の表紙](https://m.media-amazon.com/images/I/41YT+8oV0PL._SL500_.jpg)
作者 | 森,浩美,1960- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2008年12月 |
『失恋カレンダー』
![失恋カレンダーの表紙](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/2822/9784087452822.jpg?_ex=325x325)
恋をすると1年中がイベント! 林真理子が贈る1月から12月までのちょっとほろ苦い失恋をテーマにした恋愛短編集。“失恋が女を磨く!”繰り返し読みたくなる恋愛バイブル。(解説/山内マリコ)
作者 | 林真理子 |
---|---|
価格 | 550円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2015年02月20日 |
『さくら、さくら おとなが恋して<新装版>』
![さくら、さくら おとなが恋して<新装版>の表紙](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/9256/9784065219256.jpg?_ex=325x325)
結婚しない人は恋をすればいい。水曜日の食事だけを男に与えられ、自分の恋に思いを馳せる女。冴えない男だったのに、いつの間にか心惹かれていることに気づく女。不倫と割り切る寂しさ、恋を恋する喜び。男と女の綾なす恋模様を、円熟味あふれる筆致で描く、大人のための12編の小説集。
おとなが恋して
萩の月
蟹の宿
その灯り
彼と彼女の過去
眠る妻
吸い殻の物語
さくら、さくら
週末まで
恋物語
トロピカル・フルーツ
別れてはみたけれど
作者 | 林 真理子 |
---|---|
価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2021年04月15日 |
林真理子さんの短編小説についてお話しいただいて、さまざまな感情に揺れつつもあっという間に5作品を紹介しきってしまいました。文章一つ一つに端々から感じ取れる情熱、そしてその繊細さにはいつも感動させられます。林さんが作り出す独特な世界観は思わず惹き込まれてしまう力があり、そこに登場するキャラクターたちの心情が的確に描き出されていて、それぞれの物語をさらに深く感じさせてくれます。
林さんはもとより女性の視点から見た人間模様を研ぎ澄ませて描いてくれますが、人間の持つ繊細で鋭い観察力と詩的な表現では、男性読者も心を打たれることでしょう。短編ならではの圧縮された世界が、微細な人間の心情を大胆に描き出していて、毎回読む度に新しい発見があるのが林さんの小説の魅力です。
ただ、林さんの作品を読むときには、一つ一つの文にゆったりと時間をかけて、ゆっくりと味わって読むことをおすすめします。深淵ささえ感じさせる彼女の物語は、一気読みするよりも少しずつ、自分のペースで読み進めることで、より深く作品の世界に浸ることができます。
今回紹介した5作品もそんな林さんらしさ満載の作品ばかりですから、どれもこれも一読の価値ありですよ。それぞれの小説が持つ輝きを計り知れない価値を感じていただけると幸いです。何度でも読みたい、何度でも味わいたい、そんな林真理子さんの短編小説がこれからも皆様の心に豊かなひと時をもたらしてくれることでしょう。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。