南アフリカの文化、歴史を知る本5選

皆さん、南アフリカの魅力を満喫してみませんか?色鮮やかな自然風景、独自の音楽、アパルトヘイトといった困難な歴史を持つ南アフリカ。ここでは、その素晴らしさを五つの本からお届けします。歴史が好きな方には、分かりやすくアパルトヘイトの歴史を描いた小説を。音楽好きには、地元の音楽シーンをリアルに描いた感動作がおすすめ。自然好きには、壮大な南アフリカの大自然を愛でることができる作品を厳選しました。これらの本を通して、まるで旅行に来たかのようなリアルな南アフリカを感じてみてくださいね。興味津々ですよね?
『異郷のイギリス : 南アフリカのブリティッシュ・アイデンティティ』

作者 | 堀内,隆行,1976- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 丸善出版 |
発売日 | 2018年09月 |
『ズールー語が開く世界 南アフリカのことばと社会』

言語と植民地主義の複雑な関係!
いかにしてズールー語学習はアパルトヘイトに組み込まれていったのか。
留学を機に著者がはまってしまった設問だ。
学習経験から日常の対話での気づき、そして文学や歴史まで、ズールー語を取り巻くエピソード満載の入門書。
はじめに
1 ズールー語を学んでなにか良いことはあるのか?
2 ズールー語を学ぶ人について知ってなにか良いことがあるのか?
一 ズールー語学習という経験
1 ズールー語学習者の一日
2 ズールー語で挨拶する
二 植民地化とズールー語
1 宣教とズールー語学習教材の出版
2 アフリカ人統治行政と白人のズールー語話者
3 スチュアートの歴史教科書
三 民族語としてのズールー語
1 ニャンベジの苦闘
2 ニャンベジの達成
3 なぜこんなにも拍手が多いのだろうか?
◆コラムーー正しいズールー語とファナカロ
おわりに
1 移民排斥
2 変わりゆくズールー語
注・参考資料・文献
あとがき
作者 | 上林 朋広 |
---|---|
価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 風響社 |
発売日 | 2022年11月05日 |
『ラグビーと南アフリカ ワールドカップ王者のたどった光と影』

数奇な運命に弄ばれながらも、ときにはアパルトヘイトという名の人種隔離政策の象徴として世界中から非難を浴び、またときには人種融合策のツールとして称賛を受けた南アフリカ・ラグビーの歴史をたどる。
そして、日本ではあまり知られていないが、ラグビー・ワールドカップを3 度制覇した南アフリカ代表スプリングボックスの強さの源泉となっている南アフリカ・ラグビーの実態、現状、そして直面している課題や将来の方向性なども説き明かす。
第1章 王者の歴史〜スプリングボックスの孤独
第2章 王者の帰還〜スプリングボックスの復活
第3章 王者の現実〜スプリングボックスの革新
作者 | 杉谷 健一郎 |
---|---|
価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | ベースボール・マガジン社 |
発売日 | 2023年09月06日 |
『おはなしはどこからきたの? 南アフリカのむかしばなし』

子どもたちに〈おはなし〉をせがまれたマンザンダバは、〈おはなし〉を探しに出かけます。動物たちにたずねてまわりますが、なかなか見つかりません。ウミガメの背に乗って、海の底へつれていってもらうと、そこには……。
かつて文字を持たなかったアフリカの人々にとって〈おはなし〉は、風習や歴史を伝え、自然を解釈し、子どもたちに生きる知恵を与える、文化の土台でした。
南アフリカのズールーの人びとに伝わるむかしばなしです。
作者 | さくまゆみこ/保立葉菜 |
---|---|
価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | BL出版 |
発売日 | 2024年11月29日 |
『南アフリカ』

作者 | Mace,Virginia Rowntree,Kate Khumalo,Vukile |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | ほるぷ出版 |
発売日 | 2009年10月 |
これらの作品を通して、南アフリカの深淵とも言える歴史や文化、人々の生活について知ることができたと思います。それぞれの作品が持つ視点や訴えるメッセージは異なりますが、共通して描かれているのは人間の強さと儚さ、そして何よりも生命への尊敬と愛です。
南アフリカと一言で言っても、その背景にはさまざまな民族、文化、伝統が交錯し、それぞれが時に協調し、時に衝突しながらも一つの国として形成されてきた深い歴史があります。その複雑さを理解するためには、ただ情報を得るだけでなく、現地で生活してきた人々の思いや経験を感じ取ることが必要です。その一助となるような、そんな作品ばかりですよ。
また、これらの作品は南アフリカだけでなく、アフリカ全体や、そこに生きる人々についての理解を深めるきっかけになることでしょう。異なる文化や価値観に触れることで、自分たちの世界観が一方的であることを痛感するかもしれません。それは不便かもしれないし、抵抗感を覚えるかもしれません。でもその一方で、新しい視点や考え方を得るチャンスでもあります。
未知の土地、見知らぬ人々の生活、違う習慣。それらを知ることで、僕たちの持つ視野は広がり、人間愛は深まる。そして、南アフリカの文化、歴史を知る旅は、実は自分自身への旅でもあるのかもしれません。
なんてね、ちょっと大袈裟かもしれないですが、それくらいこの5選の作品群はパワフルで深い洞察力を持っています。読むことで、そこに生きる人々の強さや喜び、悲しみを肌で感じることができるはずです。
最後に、この紹介が皆さんの読書の一助となり、そして南アフリカへの理解と興味を深めるきっかけとなれば幸いです。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。