寿司の歴史を知る本 おすすめ4選

日本が世界に誇る美食、「寿司」。その歴史を深く探ることで、一片のネタに秘められたストーリーを感じることができます。そのような旅に出てみませんか?本記事では、寿司の歴史を詳細に描いた4つの本をご紹介します。まず1冊目は、古代から現代までの寿司の変遷を時間軸に沿って解説。2冊目は、江戸時代の寿司職人の生活にスポットを当てた社会風俗史。3冊目は、寿司の具材一つ一つがどのように生まれ、進化してきたかを科学的な観点から探究。最後の1冊は、寿司とともに日本人の食文化がどう変わってきたかを綴った一冊です。どれも寿司への新たな興奮を呼び覚ましてくれること間違いなし。ぜひ手に取ってみてくださいね。
『現代すし学 = Sushiology : すしの歴史とすしの今がわかる』

作者 | 大川,智彦,1943- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 旭屋出版 |
発売日 | 2019年03月 |
『すし・寿司・SUSHI (PHP新書)』

作者 | 森枝 卓士 |
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価格 | 594円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2019年11月27日 |
『すしの歴史を訪ねる』

「ナレ」から「握り」へ。千数百年の歴史のなかで生み出されてきたさまざまな形態は、いまも各地に残っている。祭礼や季節の魚菜と結びついた古いすし、手軽さを工夫した新しいすし。日本には北から南まで、材料、つくりかたともユニークなものがなんと多いことかと、改めて驚かされる。それらを通して、変化に富んだすしの歴史をつづる。
作者 | 日比野光敏 |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 1999年10月 |
『すし物語』

1300年にわたる「すし」の日本史から、江戸時代の名店探索、米や魚の蘊蓄、地方特有のすし文化まで、多様な鮓・鮨・寿司を紹介。(講談社学術文庫)
1300年にわたる「すし」の日本史から、江戸時代の名店探索、米や魚の蘊蓄、地方特有のすし文化まで、多様な鮓・鮨・寿司を紹介。
すしの食べ方
すしというもの
すしの歴史
江戸前について
関西のすし
すしのたね
すしの食べごろ
すし種の栄養価
すしの材料
すしことば
すしのにぎり方
こはだのすし
すし調理士
調理士の職人気質
すしと客
すしの文献いろいろ
明治のすし屋
大きなすし
二丁づけの始まり
すしを詠んだ川柳
俳句にあらわれたすし
有名なすし屋
各地すし模様
すしの小咄
鮒ずしの看板
天皇とすし
勧進能に売られたすし
屋台見世
まぐろという魚
すしの怪談
与兵衛のこと
補記
作者 | 宮尾 しげを |
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価格 | 1078円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2014年05月10日 |
それぞれが独特の視点から寿司の歴史を描き出している推奨4冊、いかがだったでしょうか?
寿司がどうやって生まれ、日本人の食生活を席巻していったのか。その変遷を知ることで、ただおいしく食べて終わりではなく、その1つ1つに込められた文化や心意気を感じ取ることができるはずです。
そして何より、これらの本を読んだあとに行う寿司の食事は、たぶん今までとは違うものになっているでしょう。一貫一貫に神々しさが宿り、慎重に口に運ぶ自分の手すら美しいとさえ感じるかもしれません。素材、技術、そして文化。それらがひとつひとつの寿司に集約されていると思うと、その奥深さを改めて実感できると思います。
また、寿司を手軽なラーメンやカレーとは別の、一段上のグルメとしての楽しみ方を教えてくれるでしょう。それもこれも、寿司の歴史や云われを知るからこそ得られる楽しさです。自分が食べる寿司に込められた時間や技、そして歴史を理解し、尊重することで初めて覚えることのできる贅沢な時間と空間を、ぜひ一度味わってみてください。
そして、寿司の文化を学ぶことで、食に対する感謝や日本の伝統に対する敬意も深まるでしょう。一冊一冊、心を込めて書かれたこれらの著作を通して、歴史と寿司の素晴らしさに惹かれた方々の思いを感じ、自分自身の寿司愛も深まるといいなと思います。
以上が寿司の歴史を知るためのおすすめの4冊になります。ぜひ、これを機に寿司の世界を更に深く知り、その魅力を満喫してみてくださいね。お読みいただき、ありがとうございました。
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