心温まるペットとの絆!現代ペット小説おすすめランキング10選「犬がいるからだいじょうぶ」「みとりねこ」など話題作をご紹介
ペットと人間の絆が描かれた現代小説の中から、私が特におすすめする10作品をピックアップしてみました。犬との日常を描く作品をはじめ、飼い主となった人々の人間模様が繊細に描かれています。また、可愛らしいネコとのコミュニケーションや、共に過ごす喜びを描いた作品もご紹介。心が温まるだけでなく、特にペットと一緒に生活している人へのエールになること間違いなしです。ペットと暮らすことの悲喜こもごもが丁寧に描かれ、読み終わった後には確実に何かを感じることでしょう。
『犬がいるからだいじょうぶ』
思えばいつも犬と一緒。たばこ屋さんのぽち、野良犬のタロー、マルチーズのみっこやん、アフガン・ハウンドの凡平…。気がつけばそこに犬がいて、互いに心通わせられた至福のひととき。その目はいつも「だいじょうぶ」といっていた-。犬を飼ったことがなくても、一度でも「可愛い」と思ったことのある人ならわかる、うれしくて切なくて可笑しくて、心底泣ける不滅のエッセイ。
作者 | 島村洋子 |
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価格 | 440円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2002年12月01日 |
『みとりねこ』
猫の浩太は、桜庭家の次男坊・浩美とずっと一緒に過ごしてきた。三男猫扱いには不満だけれど、たったひとつの願いは浩美より一日だけ長く生きること。だから肉球はんこの練習にも日々余念がない。なんのためにって?それはー。表題作「みとりねこ」、『旅猫リポート』外伝2編を含む、7編、7匹の猫物語。
作者 | 有川 ひろ |
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価格 | 781円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2024年04月12日 |
『猫が見ていた』
現代を代表する人気作家たちが猫への愛をこめて書き下ろす猫の小説、全7編。作家の家の庭に住みついた野良猫。同じマンションの女の猫が迷い込んできたことで揺れる孤独な女の心。猫にまつわる名作絵本に秘められた悲しみ…ミステリアスな猫たちに翻弄される文庫オリジナルアンソロジー。巻末にオールタイム猫小説傑作選も収録。
作者 | 湊 かなえ/有栖川 有栖/東山 彰良/柚月 裕子/加納 朋子/井上 荒野 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2017年07月06日 |
『旅猫リポート』
野良猫のナナは、瀕死の自分を助けてくれたサトルと暮らし始めた。それから五年が経ち、ある事情からサトルはナナを手離すことに。『僕の猫をもらってくれませんか?』一人と一匹は銀色のワゴンで“最後の旅”に出る。懐かしい人々や美しい風景に出会ううちに明かされる、サトルの秘密とは。永遠の絆を描くロードノベル。
作者 | 有川 浩 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年02月15日 |
『犬と私(わたし)の10の約束』
作者 | 川口,晴 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2010年09月 |
『迷犬マジック』
家族から認知症を疑われているおじいちゃん、夜の商店街で路上ライブをする若者、理髪店を営むメタボ気味の独身中年男、会社を辞めて独り暮らしを始めたアラサー女子ー。そんな四人の冴えない日常に“マジック”という名の犬が一匹、ひょっこり迷い込んできた。“吠えない咬まない粗相しない”三拍子そろってるのはいいけれど、飼い主は一向に見つからない毎日。困惑しつつも仕方なくマジックを預かることにした四人に、やがて小さな奇跡が訪れる。読めばほっこり心が和む、ハートフルでユーモラスな書き下ろしスーパーわんこ小説。
作者 | 山本甲士 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2021年09月09日 |
『さくら〔小学館文庫〕』
ヒーローだった兄ちゃんは、二十歳四か月で死んだ。超美形の妹・美貴は、内に篭もった。母は肥満化し、酒に溺れた。僕も実家を離れ、東京の大学に入った。あとは、見つけてきたときに尻尾にピンク色の花びらをつけていたことから「サクラ」と名付けられた十二歳の老犬が一匹だけ。そんな一家の灯火が消えてしまいそうな、ある年の暮れのこと。僕は、実家に帰った。「年末、家に帰ります。おとうさん」。僕の手には、スーパーのチラシの裏に薄い鉛筆文字で書かれた家出した父からの手紙が握られていたー。二十六万部突破のロングセラー、待望の文庫化。
作者 | 西 加奈子 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2007年12月 |
『ソウルメイト』
人間は犬と言葉を交わせない。けれど、人は犬をよく理解し、犬も人をよく理解する。本当の家族以上に心を交わし合うことができるのだ。余命わずかだと知らされ、その最期の時間を大切に過ごす「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」、母の遺した犬を被災地福島まで捜しに行く「柴」など。じんわりと心に響く、犬と人間を巡る七つの物語。愛犬と生きる喜びも、失う哀しさも包み込む著者渾身の家族小説。
作者 | 馳 星周 |
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価格 | 825円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2015年09月18日 |
『犬部! : 北里大学獣医学部』
作者 | 片野,ゆか,1966- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2012年04月 |
『猫を処方いたします。』
京都市中京区の薄暗い路地にある「中京こころの病院」。心の不調を抱えて病院を訪れた患者に、妙にノリの軽い医者が処方するのは、薬ではなく、本物の猫!?戸惑いながらも、猫を「服薬」する患者たち。気紛れで繊細、手がかかるけど愛くるしい猫と暮らすことで、彼らの心も変化していく。そして医者が猫を処方するのには、ある理由があってー。猫と人が紡ぐ、ハートフルストーリー!
作者 | 石田 祥 |
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価格 | 924円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2023年03月10日 |
いかがでしたか、皆さん。このランキングではペットとの絆を描いた10作品をご紹介いたしました。読み進めていただきながら、お気に入りの一作を見つけていただけたでしょうか。どの作品も、ペットたちはただ静かに我々のそばにいて、笑顔をもたらし、時には涙さえ流させてしました。一人ひとりのキャラクターが魅力的で、登場人物たちの気持ちに共感したり、感情移入したりしてしまうような作品ばかりです。
ペットとの日常、それはときに穏やかで、ときにドラマチック。それは可愛さだけでなく、人間の葛藤や成長、人生そのものを映し出す鏡でもあります。そして、それぞれの作品から感じ取れるのは、動物への深い愛情と理解、そして一緒に過ごす時間の大切さ。現実世界では言葉を話すことなく、ただ寄り添ってくれるペットたち。しかし、彼らの存在は私たちの生活を豊かにし、感情を満たしてくれます。
ペットを飼った経験がある方は、きっと自分の大切な彼らを思い浮かべながら、胸が締めつけられるような感覚になったかもしれません。まだペットを飼ったことがないという方でも、素晴らしい作品達があなたにペットとの共生の素晴らしさを教えてくれることでしょう。
それぞれに深いメッセージを持つこれらの作品は、ペットを通して私たちに大切なことを教えてくれます。ペットという存在がどれほど人間を癒し、支え、育ててくれるのか。こうした作品を読むことで、ペットに対する理解や愛情が深まり、更には生き方についての新たな視点を得られることでしょう。これからも、愛すべきペット達とその飼い主の物語を通じて、人生を豊かにしていきましょう。
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