スペインが舞台の小説3選
スペインの情緒溢れる街並みや食文化に浸れる小説3選をご紹介します! まず1つ目は、バルセロナの美しい景色と音楽家の情熱が描かれた一作。2つ目はスペイン内戦を背景に故郷を追われた主人公の悲劇と成長を描いた歴史小説です。読み進めるうちに、主人公の哀しみとスペインの過去が重なって心に迫ります。そして、3つ目はスペインの食事シーンが溢れるお洒落な小説。タパスやワインを描写した文面は、一瞬でスペインに連れて行ってくれますよ。それぞれ違う魅力を持つこれらの作品で、スペインの魅力を感じてみてはいかがでしょうか。
『誰がために鐘は鳴る 上』
作者 | Hemingway,Ernest,1899-1961 高見,浩,1941- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2018年03月 |
『ジブラルタルの女王(上)』
恋人が殺されたその夜から、テレサ・メンドーサは逃亡者になったー。作家の“わたし”は、南スペインの裏社会でいまや“南の女王”の異名を取る、謎めいた女富豪の半生をたどりはじめた。中米メキシコの貧民街に生まれ育ったひとりの平凡な女が、いかなる運命の果てに、はるかジブラルタルの海へと導かれたのか。いかにして、麻薬取引という非情の世界に君臨するほどに成り上がっていったのか。すべての始まりは、12年前のある夕刻に突然かかってきた、男の死を告げる一本の電話だった…。
作者 | アルトゥーロ・ペレス・レベルテ/喜須海理子 |
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価格 | 869円 + 税 |
発売元 | 二見書房 |
発売日 | 2007年08月 |
『カルメン/タマンゴ』
純粋で真面目な青年ドン・ホセは、カルメンの虜となり、嫉妬にからめとられていく。軍隊を抜け悪事に手を染めるようになったホセは、ついにカルメンの情夫を殺し、そして…(「カルメン」)。黒人奴隷貿易を題材に、奴隷船を襲った反乱の惨劇を描いた「タマンゴ」。傑作中編2作を収録。
作者 | メリメ/工藤庸子 |
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価格 | 924円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2019年08月08日 |
以上、3作品を通じて、色鮮やかなスペインの文化や歴史を感じ取ることができる小説をご紹介しました。それぞれがスペインの異なる顔を見せてくれます。まるで音楽のようにリズミカルな言葉で書かれた小説、スリリングな事件が次々と起こるミステリー風の作品、そして芸術の都バルセロナの魅力を優雅に描いた一冊。
読んでいるだけで、まるでそこに立っているかのような感覚を味わえる。それはスペインの町並みや風景、食事や人々の生活、そしてその歴史と文化を、作家たちが巧みに文字に描き上げてくれるからこそなのです。
それぞれの作品で描かれるスペインは、同じ国だというのにまるで違う世界のよう。読書を通じて自分が見たこともないスペインを知ることができるのは、本当に素晴らしいことだと思います。気候や風土、人々の生活の違いが、どのように作品に影響を与えるのか、比べてみるのも楽しいかもしれませんね。
今回ご紹介した作品を読んで、一緒にスペイン旅行気分を味わってみませんか?あなたがこれから手にする一冊が、まだ未知の領域への扉を開くきっかけになれば幸いです。新たな発見と共に、楽しい読書時間を過ごしてくださいね!
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