微分積分学（大学数学）の参考書
微分積分学、とにかく難しいですよね。「そんな大学数学なんて関係ないよ」と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。この一冊の参考書があなたの考えを変えるかもしれません。語りかけるような優しい説明文と、豊富な図解で、まるで漫画を読むようにわかりやすく解説されています。だからといって安易に適当な解答だけを提示しないところがこの参考書のすごいところ。きちんとした理論を学びつつ、楽しく問題を解くことができます。充実した内容なので、しっかりと学んだあとの達成感も格別ですよ。
『手を動かしてまなぶ 微分積分』
| 作者 | 藤岡 敦 |
|---|---|
| 価格 | 2673円 + 税 |
| 発売元 | 裳華房 |
| 発売日 | 2021年10月28日 |
『微分積分 1変数と2変数』
直観的かつ定量的な意味づけを徹底。高校からのつながりを意識し、なんのためにこれを学ぶかをつねに伝えるよう具体的に記述。「例」や「例題」が豊富で、「なるほど！」と納得できる。
| 作者 | 川平友規 |
|---|---|
| 価格 | 2530円 + 税 |
| 発売元 | 日本評論社 |
| 発売日 | 2015年07月 |
『入門微分積分』
微分積分は、自然科学の基礎を支えており、非常に深く豊富な内容をもっている。そのため本書では、「豊富な内容のうち何を選ぶか」「数学的な厳密性と感覚的なわかりやすさとの調和」をつねに念頭においてまとめられた。
| 作者 | 三宅敏恒 |
|---|---|
| 価格 | 2500円 + 税 |
| 発売元 | 培風館 |
| 発売日 | 1992年11月 |
『解析入門1』
東大教養学部における多年の講義経験に基づいて書き下ろした解析学の本格的入門書．豊富な練習問題をまじえながら，独自の論理構成でていねいに解き明かす．I 実数と連続，微分法，初等函数，積分法，級数 II 陰函数，積分法（続き），ベクトル解析，複素解析
| 作者 | 杉浦光夫／著 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 東京大学出版会 |
| 発売日 | 1980年04月01日 |
『数研講座シリーズ 大学教養 微分積分の基礎』
「大学教養の基礎」シリーズは,大学数学の基礎を重視。例・例題の計算を行いながら,大学微分積分学の本質を学んでいきます。
本書の姉妹編である既刊の,数研講座シリーズ大学教養微分積分では,大学1年生が学習する微分積分学について,ほぼすべての内容を扱いました。一方,本書は,徹底して大学微分積分学の基礎の内容に絞るという区別をつけました。また,一般の数学書の紙面は,定義→定理→証明の繰り返しで構成されますが,本書を含めた数研講座シリーズはこれを可能の限り改善しました。事柄のはじめには導入が設けられており,例,例題の計算を追いながら読み進めることで,内容の定着が把握しやすい構成にしました。体裁面では,解答や証明がページの途中で分断されないよう,できる限り配慮しました。
来春発行予定の『チャート式シリーズ 大学教養 微分積分の基礎』には,本書に掲載された練習・補充・章末問題の詳しい解答をもれなく収録します。2冊合わせて使用することで,学習の相乗効果が得られるようになっています。
| 作者 | 市原一裕 |
|---|---|
| 価格 | 2750円 + 税 |
| 発売元 | 数研出版 |
| 発売日 | 2020年12月15日 |
それでは、この「微分積分学（大学数学）の参考書」についての紹介を最後にまとめていきましょう。本書は、ひと言で言えば「理解しやすさ」にこだわった一冊です。内容が難しくなるほど解り易さに磨きがかかっています。具体的な例題を挙げ、それを解くための手順を丁寧に解説し、そして定理の証明も各段階ごとに言葉で説明しています。
中には多少難易度の高い問題もありますが、それはあくまで一部であり、基本的には初心者が理解できるように書かれています。また、筆者が解答の手順を淡々と提示するだけではなく、なぜその手順が生まれたのか、何をするための手順なのかを教えてくれるところも魅力的です。
語り口調もフレンドリーで、まるで友人が隣で教えてくれているかのよう。これは学びたいと思う人々にとって、心地良いサポートですね。
素数や実数、虚数など、あらゆる角度から微分積分学を解説していますが、それぞれの章でも、理解していないと次に進めない、ということはありません。一つ一つの章が独立しているため、自分が理解したいテーマから学べる、という利点もあります。
まだ数学に自信がない方でも大丈夫。この参考書を読めば、微分積分学の基礎を身につけることができるのではないでしょうか。自分で考え、自分で解く力を育ててくれるメンターのような存在です。
それでは、一緒にワクワクしながら学ぼうという皆さま。ぜひこの一冊を手に取って、新たな学びの扉を開きましょう。数学の奥深さ、楽しさを感じつつ、知識も技術も身につけていくことができるでしょう。自分の理解力が一段一段と上がっていく喜びを味わってみてください。
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