「階段」こそ物語の舞台! 階段本7選

物語の主役は人間だけではありません。本を手に取れば、そこには物や場所が重要な役割を果たし、物語を豊かに彩ります。中でも今回注目するのは、何気なく昇り降りしている「階段」。それぞれの階段が繋げる世界、そこで繰り広げられる人間ドラマを7冊の本からお届けします。
落ち葉が敷き詰められた古い階段から始まる青春物語、摩天楼の階段でのロマンス、石段を舞台にした壮大な冒険譚、螺旋階段で進行するスリル満点な推理劇など、様々な舞台が用意されています。
また、階段はただの通路ではなく、主人公の心情や成長さえも表す象徴的な要素として描かれることも。踏みしめる一歩一歩が、その人の人生を映す鏡となる瞬間も。
小説から漫画まで幅広くピックアップしました。階段を介して紡がれる物語を、きっと楽しんでいただけるはずです。皆さんも一足お先に階段を昇って、この世界観を味わってみてはいかがでしょうか。
『階段途中の少女たち』
| 作者 | 八谷,紬 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | スターツ出版 |
| 発売日 | 2019年04月 |
『三毛猫ホームズは階段を上る』
| 作者 | 赤川,次郎,1948- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2024年05月 |
『学校の階段』
| 作者 | 櫂末,高彰 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | エンターブレイン |
| 発売日 | 2006年02月 |
『壁から死体? 〈秘密の階段建築社〉の事件簿』
秘密の読書室や隠れたドアーー
そんな仕掛けを一度は夢見た
あなたへ贈るミステリ!
家業の工務店を手伝うことになった、
職を失ったイリュージョニスト。
その初日、仕事先の古い館で不可能犯罪が……
楽しい不思議が満載のシリーズ第1弾!
合言葉を唱えると現れる読書室や、秘密の花園へのドアが隠された柱時計。そんな仕掛けに特化した工務店〈秘密の階段建築社〉が、テンペスト・ラージの実家の家業だ。イリュージョニストとして活躍していた彼女だったが、ある事故をきっかけに家業を手伝うことに。その初日、仕事先の古い屋敷の壁を崩したら、なんと死体が見つかって……。楽しい不思議が満載のシリーズ第1弾! 訳者あとがき=鈴木美朋
| 作者 | ジジ・パンディアン/鈴木 美朋 |
|---|---|
| 価格 | 1320円 + 税 |
| 発売元 | 東京創元社 |
| 発売日 | 2024年07月27日 |
『螺旋階段のアリス』
| 作者 | 加納,朋子,1966- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2016年09月 |
『ごきげんな裏階段』
築30年の「みつばコーポラス」の裏階段はさびれてボロきたないけど、とびっきりの場所。
学も一樹もナナも、そこでちょっと不思議でちょっと困った生き物たちと遭遇する。謎めいた味わいの三つのお話を収録。
【目次】
タマネギねこ
ラッキー・メロディ
モクーのひっこし
| 作者 | 佐藤 多佳子/小平 彩見 |
|---|---|
| 価格 | 1650円 + 税 |
| 発売元 | 日本標準 |
| 発売日 | 2008年04月20日 |
『階段ランナー』
挑んだ階段総数
3500段超え
ゴールは京都駅大階段!
一段上がるたびに、
違う景色が見えてくる!
青春真っただ中にいる人
そして青春を懐かしむ人にも
まだ先に進めると思わせてくれる。
(あおい書店富士店 鈴木裕里)
若きふたりの姿には、
まぶしいほどの希望とともに
未来は切り開けると
信じさせてくれる力がある。
(本の森セルバ ブランチ岡山店 横田かおり)
家族のトラブルで水泳部を退部した奥貫広夢。
卓球全日本選手権で突然、
体の異変に見舞われた三上瑠衣。
高校二年生の二人は
それぞれに悩みを抱えていた。
前向きになるきっかけを作ってくれたのは
階段との出会いだ。
「決意の階段」「勝負の階段」
「あきらめない階段」--。
社会科教師、高桑がブログで紹介する記事を
読むうちに、二人は階段に魅了されていく。
ある日、高桑から
「京都駅大階段駈け上り大会」
の存在を教えられる。
171段をチームでダッシュする
タイムアタック戦だ!
| 作者 | 吉野万理子 |
|---|---|
| 価格 | 1870円 + 税 |
| 発売元 | 徳間書店 |
| 発売日 | 2022年01月31日 |
それぞれの作品に登場する「階段」は、ただの通路や背景ではなく、物語の核となる重要な場所となっていますね。階段での出会いや別れ、展開する想いや考え、成長を促す刺激、果たして一歩を踏み出せる勇気…。それらはすべて、「階段」から生まれ出てきました。
階段は、目的地へと続く道のりだけでなく、時には物語の行方を左右する存在にすらなり得ます。読者自身も、その階段を一緒に登り降りしながら、物語を経験しているかのような感覚に陥ります。物語を楽しむだけでなく、主人公たちの感情や気持ちに共感できるのも、こうした舞台設定の力があるからでしょう。
また、階段は登るも降るも自由な場所です。時には挫折を感じて下に降りてしまうこともあれば、一気に上へと駆け上がることもあります。それはまるで人生そのものを表現しているかのよう…。そう、階段はただの足元を進む道具ではなく、物語そのものを象徴するアイテムなのです。
この7作品を通じて、「階段」の持つ力や魅力を感じ取っていただけたら幸いです。あなたが普段通る階段も、誰かにとっては物語の一部かもしれません。これを読んだ後、階段を見る目が少しでも変われば、それはこの記事が果たした僅かな役割。階段に込められた物語を、これからも見つめていきましょう。
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