インドの事を学べる本4選

今回は、インドの魅力を最大限に描き出した4冊をご紹介します。まず1冊目は、インドの哲学と思想を描いた小説。宗教や哲学の見方が広がり、読んだ後にはインドの精神性に触れることができます。2冊目はある町の日常を描いた作品。食事のシーンから、インドの食文化の美味しさや魅力が伝わってきますよ。3冊目はインドの歴史に焦点を当てたもの。数々の名だたる英雄や伝説が生まれ、その歴史的背景を深く理解できます。最後の1冊は、現代インドの社会問題を扱った作品。ただ知識を得るだけではなく、社会問題についても考えさせられます。
『決定版 インドのことがマンガで3時間でわかる本』

グローバルサウスの盟主・インドの「本当の姿」が1冊で丸わかり!
大人気の前作を、時代に即してリニューアル!
世界一となる14億人の若い人口を有し
超富裕層は桁違いの力を持ち、
中間層も成長してきたインド。
世界のイノベーションハブとしての注目も集まる中、
中国を回避して、
インドへ進出先を変える企業も続出中です。
政治の世界でも、
途上国の盟主として存在感を出しているインドの今を、
マンガで楽しくわかりやすく伝えます。
見開き展開で全ての項目にマンガがついているため、
サクサク読み進めることができます。
インドで働く上で知っておきたい、
ビジネス・政治・経済・文化などの情報が詰まっています。
海外進出を考えているビジネスパーソンだけでなく、
インドに興味をもちはじめた人のはじめの1冊としてもおすすめです。
作者 | 関口 真理/辻田 祐子/三輪博樹/繁田奈歩/中島岳志 |
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価格 | 2035円 + 税 |
発売元 | 明日香出版社 |
発売日 | 2024年04月12日 |
『底知れないインド 「最強国家」の実力を探る』

中国を抜き世界一になった人口やGDPで日本を抜くと言われる経済成長などで話題のインドですが、日本人にはまだまだなじみの国家とは言えない部分があります。
本書では、筆者がインド南部にあるハイテク産業の中心地「ベンガルール」で見たインドの現状などからインドの今を理解した上で、インドとその関係国の直近の動き、背景をテーマごとに分析します。
そうすることで、インドの相対的な位置を知り、我々にとって身近な国々との違いやインドの独自性を明らかにします。
それぞれ明確で客観的な優劣や勝敗の基準があるわけではありませんが、本書を手に取っていただいた方にはどちらの国に軍配があるのか一緒に考えてみていただきたいと思います。
インドは今、その可能性とリスクの双方を増大させています。
その実力は私たちにも影響を及ぼすようになり、注視しなければいけません。
本書を手にして、インドの真の実力を理解しましょう。
第1章 21世紀インドの縮図
第2章 イギリスと「歴史力」を比較する
第3章 アメリカのインド系「リーダーたち」
第4章 カナダとは「宗教力」をめぐり対立
第5章 中国との「国境の争い」
第6章 ロシアとの「連帯」
第7章 日本と「文化力」を比較する
作者 | 広瀬公巳 |
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価格 | 1199円 + 税 |
発売元 | マイナビ出版 |
発売日 | 2024年09月24日 |
『超大国インドのすべてがズバリわかる!』

政治、経済、ビジネス、宗教、市場が丸わかり!
中国を超えてインドの時代がやって来た!
日本人はインドとどのようにつき合うべきか秘策を伝授!
序 章●あるインド人家族の物語
第1章●近代以降の日本とインドの関わり
第2章●目覚める巨象の足跡 1991年の経済危機からモディ政権誕生まで
第3章●世界に羽ばたくインド人
第4章●勇気ある決断 日本企業のインド進出
第5章●第18代首相ナレンドラ・モディの改革
第6章●巨大化するインドのIT産業と乗り遅れた日本企業
第7章●インドが描く大いなる未来「VISION OF INDIA」
最終章●インドの未来を拓く若者たち
作者 | 榊原英資/小寺圭 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | ビジネス社 |
発売日 | 2024年09月04日 |
『図解インド経済大全 : 政治・社会・文化から進出実務まで : 全11産業分野〈73業界〉収録版』

作者 | 佐藤,隆広,1970- 上野,正樹,1974- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 白桃書房 |
発売日 | 2021年01月 |
それぞれ異なる視点からインドの魅力や文化、社会問題を描いたこれら4つの作品。個々に深さがありますし、一冊ずつ読み進めることでインドの新たな一面を垣間見ることができるでしょう。紹介したのは小説と漫画ですが、どちらもリアルで生々しい現地の息吹を感じることができます。
たとえば、華やかな王朝の煌びやかさ、あるいは現代インド社会の厳しい現実や格差。それぞれの作品が描く題材は多岐に渡りますが、そこには必ずと言っていいほど、インドの深い歴史や文化の根底に流れる思想が見えてきます。それが、この国を描いた作品がどれも深みを帯びる理由なのかもしれませんね。
また、特定の視点に囚われずにインドを描くことで、物語は多角的に、かつ深くその文化を読者に伝えています。おそらく、インドに興味を持つ人なら、その豊富な文化と福祉、また逆にそれを取り巻く多くの問題に引き込まれることでしょう。
ここまでインドのことを学べる作品を紹介してきましたが、どれも決して学術書のような硬いものではありません。楽しみながら読むことができる一方で、知識を深めることができる。そのバランスが絶妙なんです。
そして一つ忘れてはいけないのが、これらの作品が伝える人々の生き様。彼らが感じる喜びや悲しみ、苦悩や希望…そこに共感し、考え、感動することで、インドに対する理解がより深まります。
前提知識ゼロでも全く問題ない作品ばかりです。インドについて理解を深めたくなったら、どれか一冊手に取ってみてください。その中から、あなたの新たな発見や気付きが生まれることでしょう。
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