わかりやすい 古今和歌集の本 おすすめ5選 現代語訳付きなど
わかりやすく、現代語訳付きの古今和歌集が手軽に学べるおすすめの本を5作品ご紹介します。古典文学が苦手な方でも一冊持っていると便利なこれらの本は、美しい和歌の世界を現代語で解説してくれます。初心者向けから詳細な訳注付きの本まで幅広くピックアップ。読みやすさはもちろん、挿絵やレイアウトにも注目しました。初めて古今和歌集に触れる方でも楽しく読めること間違いなし!ぜひ、手に取って古今和歌集の魅力を体感してみてください。あなたの詩心を刺激する一冊がきっと見つかるはずですよ。
『超訳古今和歌集 : #千年たっても悩んでる』
作者 | のりたまみ |
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価格 | 不明 |
発売元 | ハーパーコリンズ・ジャパン |
発売日 | 2023年07月 |
『新版 古今和歌集 現代語訳付き』
日本人の美意識を決定づけた最初の勅撰和歌集。四季の歌、恋の歌を中心に、平安朝初期から100年間の名歌1100首を時間の経過や歌の照応関係に留意しながら20巻に整然と配列する。「ひさかたの光のどけき春の日に静心なく花の散るらむ」(紀友則)、「思ひつつ寝ればや人の見えつらむ夢と知りせばさめざらましを」(小野小町)など、現在にいたるまで人口に膾炙している多くの歌を擁する。訳と詳細な注を付けた文庫版の最高峰。
凡例
仮名序
巻第一 春歌上
巻第二 春歌下
巻第三 夏歌
巻第四 秋歌上
巻第五 秋歌下
巻第六 冬歌
巻第七 賀歌
巻第八 離別歌
巻第九 羇旅歌
巻第十 物名
巻第十一 恋歌一
巻第十二 恋歌二
巻第十三 恋歌三
巻第十四 恋歌四
巻第十五 恋歌五
巻第十六 哀傷歌
巻第十七 雑歌上
巻第十八 雑歌下
巻第十九 雑躰
巻第二十 大歌所御歌
墨滅歌
真名序
異本の歌
解説
作者略伝・作者別索引
初句四句索引
作者 | 高田 祐彦 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2009年06月25日 |
『『古今和歌集』 2023年11月』
千年の時を越える、「祈り」の三十一文字数ある勅撰集のなかでも、特別な位置を占める『古今和歌集』。日本人ならではの美意識や心情が詠み込まれた歌は、いまなお私たちの胸を打つ。1000以上に及ぶ入集歌のなかから名首60余を厳選し、作者の想いを読み解きながら、歌の調べを味わいつくす。
作者 | 渡部泰明/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | NHK出版 |
発売日 | 2023年10月26日 |
『古今和歌集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』
四季の移ろいに心をふるわせ、恋におののく。現代人と変わらない痛切な想いを、1100年以上前の平安時代の男女は和歌という五・七・五・七・七の三十一文字に込めて歌い上げた。本書では、古今和歌集20巻、約1100首の中から精選した歌を70首余取り上げて丁寧に解説。「倭歌は、人の心を種として、よろづことの言の葉とぞなれりける」と、冒頭の仮名序に記す古今和歌集の魅力を存分に味わえる一冊。ふりがな付きで朗読にも最適。
仮名序
巻第一 春歌上
巻第二 春歌下
巻第三 夏歌
巻第四 秋歌上
巻第五 秋歌下
巻第六 冬歌
巻第七 賀歌
巻第八 離別歌
巻第九 羇旅歌
巻第十 物名
巻第十一 恋歌一
巻第十二 恋歌二
巻第十三 恋歌三
巻第十四 恋歌四
巻第十五 恋歌五
巻第十六 哀傷歌
巻第十七 雑歌上
巻第十八 雑歌下
巻第二十 大歌所御歌
巻第二十 東歌
解説
付録
コラム
作者 | 中島 輝賢 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2007年04月25日 |
『古今和歌集全評釈 (上)』
冷泉家時雨亭文庫所蔵、嘉禄二年書写の藤原定家自筆本を底本とする、1998年講談社刊『古今和歌集全評釈』を文庫判で完全再現。仮名序、真名序、巻第一から第六まで(春、夏、秋、冬)を収録。また訳注者による古今和歌集総説を掲載。(全3巻)世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからましーー在原業平 久方の光のどけき春の日に静心なく花の散るらむーー紀友則
「古い和歌(=万葉集に入らない古い歌)」と「今の和歌」を集めた『古今和歌集』。「万葉集」以後、漢詩が主流となっていたわが国において和歌の再興を宣すべく、醍醐天皇の勅命により編纂された、最初の勅撰和歌集である。大部分の成立は延喜5年(905)4月18日、紀友則、紀貫之、凡河内躬恒、壬生忠岑の撰による。撰者や六歌仙の作をはじめ、約1200首を収録。季節の歌、恋愛、別れ、怒りなど多種多様な収録歌は深い抒情と巧みな技法に溢れ、初の本格的な歌論とされる「仮名序」を含めて成立以来さまざまな解釈を喚起し、議論を呼び、後代の学芸に大きな影響を与え続けている。
冷泉家時雨亭文庫所蔵、嘉禄二年書写の藤原定家自筆本を底本とする、1998年講談社刊『古今和歌集全評釈』を文庫判で完全再現。詳細な通釈・語釈に、緻密な校異、さらに訳者の鑑賞・評論を加え、「古今」を楽しむうえで最高の手引き書となっている。
仮名序、真名序、巻第一から第六まで(春、夏、秋、冬)を収録。また訳注者による古今和歌集総説を掲載。
世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからましーー在原業平
久方の光のどけき春の日に静心なく花の散るらむーー紀友則
秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬるーー藤原敏行
(全3巻)
作者 | 片桐 洋一 |
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価格 | 3300円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2019年02月09日 |
以上、古今和歌集を現代の言葉で理解しやすく説明してくれる5つのおすすめの本を紹介しました。いかがでしたか?古今和歌集は、日本人の感性や美意識が色濃く反映されている貴重な文学作品です。しかし、その魅力を感じ取るためには、難解な古語を理解することが前提となります。そこで、今回は現代語訳が集まりやすい本をピックアップしました。
この5作は、どれも専門家や詩人が丁寧に現代語に訳し、解釈を加えているため、古今和歌集に初めて触れる方でも安心して読み進めることができます。また、和歌の背景にある時代背景や作者の心情についての詳しい説明も付されているので、和歌一首一首が持つ深い意味や、それぞれの和歌が織りなす古今和歌集全体のストーリーをより深く理解するための一助となるでしょう。
一つ一つの作品をじっくりと味わい、また、全体像を把握することによって、多くの魅力や思想、美意識などが見えてくるはずです。それぞれの本が、あなたにとって新たな発見や、ひらめきのきっかけになることを心から願っています。
古今和歌集は、何度読み返しても新しい発見や感動がある、奥深さが魅力の一つです。初めて古今和歌集に触れるという方も、すでに何度も読まれている方も、これらの本を通じて、古今和歌集の新たな面を見つけてみてはいかがでしょうか。楽しい読書タイムとなることを願っています。
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