猫が登場する文学作品5選
我々の日常に寄り添う猫。その猫たちが織り成す物語を5つピックアップしました。1つ目は飼い主と猫の絆を描いたハートフルストーリー。思わず涙が出るような感動をあなたにも。2つ目は、名前も知らない野良猫との出会いから見る世界の広さと温かさを感じられます。3つ目は、幽霊猫が活躍する不思議でドキドキする冒険物語。子どもから大人までくぎ付け。4つ目は炎上した家を脱出する猫の大冒険活劇、息つく間もないスリル満点です。最後は、様々な猫たちの個性溢れるエピソードが描かれる群像劇。それぞれの猫が織りなす物語は見逃せませんよ!
『吾輩は猫である改版』
作者 | 夏目漱石 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2003年06月 |
『猫の事務所』
猫の事務所の書記の中に、一匹のかま猫がいました。かま猫とは、寒さに弱くて、夜かまどの中に入って眠るため、からだが煤で汚れている猫のことです。かま猫は、猫仲間のきらわれ者。事務所でも、ほかの書記たちにいつも意地悪ばかりされているのです…。大人の絵本。小学中級以上のお子さまにも。
作者 | 宮沢賢治/黒井健 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 偕成社 |
発売日 | 1994年10月 |
『ネコのミヌ-ス』
作者 | アニー・M.G. シュミット/カール ホランダー/Annie M.G. Schmidt/Carl Hollander/西村 由美 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 |
『ポー傑作選1 ゴシックホラー編 黒猫』
※週刊新潮2022/6/16号で紹介されました。
「この猫が怖くてたまらない」
おとなしい動物愛好家の「私」は、酒に溺れすっかり人が変わり、可愛がっていた黒猫を虐め殺してしまう。やがて妻も手にかけ、遺体を地下室に隠すが…。戦慄の復讐譚「黒猫」他「アッシャー家の崩壊」「ウィリアム・ウィルソン」「赤き死の仮面」といった傑作ゴシックホラーや代表的詩「大鴉」など14編を収録。英米文学研究の第一人者である訳者による解説やポー人物伝、年譜も掲載。
あらゆる文学を進化させた、世紀の天才ポーの怪異の世界を堪能できる新訳・傑作選!
●傑作ゴシックホラー+詩
赤き死の仮面 The Masque of the Red Death (1842)
ウィリアム・ウィルソン William Wilson (1839)
落とし穴と振り子 The Pit and the Pendulum (1842)
大鴉(詩)The Raven (1845)
黒猫 The Black Cat (1843)
メエルシュトレエムに呑まれて A Descent into the Maelstrom (1841)
ユーラリー(詩) Eulalie (1845)
モレラ Morella (1835)
アモンティリャードの酒樽 The Cask of Amontillado (1846)
アッシャー家の崩壊 The Fall of the House of Usher (1839)
早すぎた埋葬 The Premature Burial (1844)
ヘレンへ(詩) To Helen (1831)
リジーア Ligeia (1838)
跳び蛙 Hop-Frog (1849)
作品解題
数奇なるポーの生涯
ポー年譜
訳者あとがき
赤き死の仮面
ウィリアム・ウィルソン
落とし穴と振り子
大鴉(詩)
黒猫
メエルシュトレエムに呑まれて
ユーラリー(詩)
モレラ
アモンティリャードの酒樽
アッシャー家の崩壊
早すぎた埋葬
ヘレンへ(詩)
リジーア
跳び蛙
作品解題
数奇なるポーの生涯
ポー年譜
訳者あとがき
作者 | エドガー・アラン・ポー/河合 祥一郎 |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年02月22日 |
『猫町』
猫、猫、猫、猫……どこを見ても猫ばかり。日本近代文学を詩情あふれる美しい版画で味わう「文学画本」が、新装版になって待望の復刊! 『夢十夜』『冥途』も同時刊行。
作者 | 萩原 朔太郎/金井田 英津子 |
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価格 | 2860円 + 税 |
発売元 | 平凡社 |
発売日 | 2021年05月21日 |
以上、猫が登場する文学作品5選をご紹介させていただきました。どれも猫が重要なキャラクターとして描かれており、猫好きの皆さんにとっては一読の価値ありと確信しています。さまざまな視角から猫という存在を描いたこれらの作品は、その微笑ましい姿、不思議な行動、時に人間以上の深淵を感じさせる瞳に、私たちは吸い込まれてしまいます。
猫という動物が、どれほど我々人間の生活に根ざしているかを思い知るでしょう。猫という存在が、どれほどユーモラスで、同時に神秘的で、我々の心を引きつけるかを改めて実感するでしょう。猫を中心に展開する様々なストーリーは、日常の中に潜む猫たちの観察眼、愛情、そしてユーモリズムが詰まっています。
私たちが日常で見過ごしてしまう、猫のしぐさ一つ一つが物語の中で重要なキーワードになることもあるのです。喜びや寂しさ、愛情や憎しみ、恐怖や安堵といった私達人間が経験する感情を、猫を通して綴られている作品達は、読み終えた後には必ず何かしらを残してくれます。
猫に興味があるあなた、猫が好きだというあなた、まだ猫の魅力がわからないというあなたも、是非、手に取って読んでみてください。これらの文学作品を通して、猫に対する理解が深まり、新たな猫の魅力を発見すること間違いなしです。
最後に、これらの作品が、皆様の生活に少しでも彩りと安らぎをもたらし、猫に対する思いを深めるきっかけになればと願っています。
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