埴輪の図鑑・本 おすすめ5選 古墳時代の焼き物
待っていました!埴輪マニアのみなさん、こんにゃく好きな皆さん、今回はあの古墳時代の焼き物、埴輪にスポットを当てた書籍5選をご紹介しますよ!なんとその詳細描写は豪華絢爛、まるで本物の埴輪を見ているかのようなリアリティ。それぞれの埴輪がどんな土地でどのように使用されていたのかについても詳しく解説しており、読めば読むほど埴輪の奥深さに引き込まれます。また、物語的な要素も満載で、その時代の人々の生活感や思い、さらには歴史の流れまでもが垣間見れます。それもそのはず、埴輪の研究歴多年の著者陣だからこその情報は見逃せませんよ!+
『楽しく学べるはにわ図鑑』
東京国立博物館で開催される特別展「はにわ」に合わせ、はにわの魅力を解説する一冊。「人のはにわ」「動物のはにわ」「魚のはにわ」など形別に構成し、教科書でもおなじみのはにわからユニークなものまで、楽しくはにわを愛でる一冊です。
作者 | かみゆ歴史編集部 編 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2024年10月15日 |
『はにわのヒミツ』
埴輪のきほんを網羅した入門書。
「踊る埴輪」は、じつは踊っていない?
どんな動物が埴輪になった?
“最初の埴輪”はどんなもの?
埴輪づくりはむずかしい?
東京国立博物館の研究員が、埴輪の種類や役割、歴史、つくり方など、専門的かつわかりやすく解説する。
また、同館の埴輪コレクションを代表する国宝「挂甲(けいこう)の武人」の最新研究成果も紹介。
この国宝「挂甲の武人」や「踊る埴輪」などの超有名埴輪のほか、東北・宮城県から九州・宮崎県まで広い地域のさまざまな埴輪が登場する。
知るともっと埴輪が好きになるヒミツが満載の1冊。
はじめにーーはにわとは?
I はにわの種類
ヒミツ1 はにわといえば円筒埴輪
ヒミツ2 死者の魂が宿るーー家形埴輪
ヒミツ3 魔をよけ、権威を示すーー器財埴輪
ヒミツ4 はにわになった人たちーー人物埴輪
ヒミツ5 踊る埴輪┌|∵|┘のすべて
ヒミツ6 王の物語を伝える動物ーー動物埴輪
ヒミツ7 とくべつなトリ
ちょっとしたヒミツ8 |コラム| 木のはにわと石のはにわ
II はにわの歴史と古墳
ヒミツ9 はにわは古墳があってこそ!
ヒミツ10 はにわのドラマチック物語
ちょっとしたヒミツ11 |コラム| はにわ? 土偶?
ヒミツ12 最初のはにわ?
ヒミツ13 円筒埴輪の誕生ーー3世紀
ヒミツ14 家とニワトリの創出ーー4世紀
ヒミツ15 はにわ界の革命ーー5世紀
ヒミツ16 東日本のはにわブームーー6世紀
ちょっとしたヒミツ17 |コラム| 殉葬と相撲とはにわ
III はにわのつくり方
ヒミツ18 はにわ職人と工房
ヒミツ19 はにわ職人の腕前
ヒミツ20 ねずみ色のはにわーー東海・北陸地方
ヒミツ21 ご当地はにわーー関東地方
ちょっとしたヒミツ22 |コラム| はにわづくりは難しい
IV はにわの研究
ヒミツ23 壮大なる、はにわ3Dパズル
ヒミツ24 はにわ史にのこる奇跡の再会
ヒミツ25 国宝のはにわ、最新調査成果
おわりにーーわたしとはにわ
古墳時代とはにわの年表
はにわをもっと知るためのおすすめの本
作者 | 河野 正訓/山本 亮 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 新泉社 |
発売日 | 2024年10月24日 |
『楽しく学べる歴史図鑑 はにわ』
作者 | 若狭 徹 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | スタジオタッククリエイティブ |
発売日 |
『もっと知りたいはにわの世界 古代社会からのメッセージ』
古墳の始まりとともに生まれ、その終焉ととともに姿を消した「はにわ」約300年の歴史を、著者の見解にもとづいてビジュアルにたどります。再現イラストや復元写真も交えて古墳時代の人々の暮らしを生き生きと浮かび上がらせた、画期的入門書です。
人や動物のほか家や武具など多彩な埴輪の魅力を味わいながら、その形やしぐさの意味を知ることができます。
作者 | 若狭 徹 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 東京美術 |
発売日 | 2009年04月 |
『埴輪 古代の証言者たち (角川ソフィア文庫)』
作者 | 若狭 徹 |
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価格 | 1228円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年09月21日 |
昔の焼き物、そしてその美しさに心惹かれた皆様、いかがでしたでしょうか。古墳時代の芸術性と技術力が凝縮された埴輪について、私たちが手にできる情報源となる本を5冊、ご紹介させていただきました。それぞれ異なる視点から描かれていますが、共通して感じられるのは埴輪の持つ深淵な魅力と、それを見つめ続ける著者たちの深い愛情です。どの本も、埴輪が醸し出す神秘的な雰囲気と、古墳時代の人々の暮らしや心情を感じさせてくれます。
発掘されるたびに新たな発見があり、時代とともに変化し続ける埴輪の解釈。それはまさに、過去から未来へつながる歴史のリレーの一部なのです。そのリレーを一緒に楽しむ手段のひとつが、今回ご紹介した本たちなのではないでしょうか。
興味を持った方は、ぜひ手に取ってご覧ください。それぞれのページをめくるごとに、埴輪の世界が広がります。そしてきっと、そこから新たな興味や発見が生まれるはずです。それが教養につながり、あなた自身をより豊かな人物にしてくれることでしょう。
以上、埴輪への一歩を踏み出すきっかけとなる本5選のご紹介でした。知れば知るほど面白い、それが埴輪の世界。我々が今、手にできる歴史的な価値を持つ埴輪。これを機に、その魅力に触れてみてはいかがでしょうか。最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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