韓国の歴史を学ぶ本 おすすめ5選
韓国の歴史を詳しく学びたいあなたにぴったりの5冊をご紹介します。中でも1冊目の本は、朝鮮時代の様子を鮮やかに描いています。また2冊目は、近代史を扱っており、日韓関係に興味がある方に特におすすめです。3冊目は韓国戦争を描いていて、現代韓国社会を理解する一助になります。4冊目は現代韓国の社会問題に迫ったもので、読み応えがあります。最後の5冊目は、韓国の伝統や文化について深く掘り下げた作品です。韓国の歴史を一層深く知るための読み物としてこれらをぜひご覧ください。
『一冊でわかる韓国史』
作者 | 六反田,豊,1962- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2021年11月 |
『韓国の歴史』
断片的な知識が線につながる。歴史を通して隣国を理解。韓国・北朝鮮の歴史を古代から現代まで俯瞰した“韓国通史”の最新決定版。
作者 | |
---|---|
価格 | 2475円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2021年09月21日 |
『新・韓国現代史』
はじめに
序 章 東アジアの近代と朝鮮
1 近世東アジアの地域システム
2 植民地下の朝鮮社会
第一章 解放、分断、戦争
1 日本の敗戦と分割占領
2 米軍政下の支配と抵抗──一〇月抗争と四・三事件
3 朝鮮戦争とその社会的帰結
4 四・一九革命
第二章 軍事政権の時代と光州事件
1 朴正熙の登場
2 日韓条約と維新体制下の韓国
3 変貌する韓国社会と地域感情
4 光州事件
第三章 民主化の時代
1 六月民主抗争
2 三党合同と五月闘争
3 九〇年代の韓国──「文民政府」から「国民の政府」へ
4 日韓新時代
第四章 グローバル時代の韓国政治と社会
1 盧武鉉の挑戦
2 過去への眼差し
3 保守回帰の時代──李明博政権から朴槿恵政権へ
おわりに
大韓民国憲法の沿革
参考文献
略 年 表
作者 | 文 京洙 |
---|---|
価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2015年12月18日 |
『韓国ドラマに深くときめく 1冊でつかむ韓国二千年の歴史と人物』
韓国ドラマの中ではとくに時代劇の人気が高い。実際、多くの人が韓国の歴史に強い興味を持っており、中でも史実を巧みに取り入れた作品が好まれている。そんな韓国の二千年は、古代の三国時代(高句麗、百済、新羅)から高麗王朝を経て朝鮮王朝にいたるまで「血と名誉の系譜」であった。本書は秘められた歴史と人物に光を当てて、韓国史の「栄光と悲哀」を存分に描き出す試みである。同時に韓国を理解するために不可欠な「究極キーワード10」を通して謎と魅力の核心を明らかにする。韓国時代劇ファンのみならず、韓国の歴史に関心を持つ読者に応える絶好の入門書だ。
作者 | 康 熙奉 |
---|---|
価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 星海社 |
発売日 | 2024年02月21日 |
『韓国映画から見る、激動の韓国近現代史 歴史のダイナミズム、その光と影』
韓国映画はなぜ、悔恨と希望を同時に語るのか。
人間の奥底にひそむ心優しさに訴えかけるのか。
本書は現代の韓国映画を造り上げてきた、
人間の強さをめぐるエッセイである。
浅い水の戯れは愉しく美しい。
深い淵を覗きこむ者は、隠された物語を知る。
歴史という名の知恵のことだ。
――四方田犬彦(映画誌・比較文学研究家)
植民地支配、南北分断と朝鮮戦争、
長きにわたる軍事独裁、そして国民の手で勝ち取った民主化……。
「3・1独立運動」「済州島4・3事件」
「光州事件」「6月抗争」など
激動そのものだった韓国の近現代史と
そのなかで形作られてきた「儒教的家父長社会」。
近年ますます存在感を高めている「韓国映画」を題材に、
そこから透けて見える歴史や社会問題を解説。
韓国という国のダイナミズムをより深く、
より立体的に理解するための一冊である。
『パラサイト 半地下の家族』『タクシー運転手~約束は海を越えて~』『KCIA 南山の部長たち』『1987、ある闘いの真実』『ベイビー・ブローカー』『ミナリ』『はちどり』『息もできない』『キングメーカー 大統領を作った男』『高地戦』『金子文子と朴烈』『グエムル-漢江の怪物-』『焼肉ドラゴン』『私の少女』……韓国映画44本から激動の歴史を読み解く
作者 | 崔盛旭/著 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 書肆侃侃房 |
発売日 | 2024年04月24日 |
それでは、今回ご紹介した5つの作品を通じて、韓国の歴史を学び、理解し、感じていただけたら嬉しいです。歴史は、私たちが今を生きる上で、非常に重要な要素の一つです。過去の出来事が現在にどのような影響を与えているのか、その流れを学ぶことで新たな視点を獲得することが出来ます。
またこれらの作品は、韓国という国と、その人々がどのような歴史を経て、今日に至ったのかという悲喜交々の物語を描いています。深い人間ドラマや壮大な歴史のスケールを感じながら、感動や共感を得ることができるでしょう。また、それを一度に読み終えた後でも、再読することで新たな発見や学びがあるはずです。
我々日本人にとって、韓国は身近な存在である一方、歴史的な背景や文化的な違いからくる認識のズレも存在します。しかし、作品を通してその歴史に触れ、理解を深めることで、より良い交流や理解へと繋がることでしょう。
最後に、韓国の歴史を学ぶということは、時に辛く、苦しい部分もありますが、その中にも希望や前進を感じることができるでしょう。未来を見据えながら過去を理解し、それを糧に自己を成長させていくことは、一人ひとりが生きていく中で重要な要素だと思います。
今回ご紹介したこれらの作品が、皆さんの新たな歴史学習の一助となり、日本と韓国、そして個々の理解と共感の架け橋となることを心から願っています。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。