墨で全てを表現する奥深さ。水墨画を描くためのおすすめ本6選

水墨画の美しさは、一筆一筆の墨の濃淡が生み出す世界に惹きつけられますよね。そんな水墨画の奥深さを伝えるために選んだ、おすすめの本6冊をご紹介します。初心者からプロまで、幅広い技術を学べる一冊。基本的な道具の使い方から上級者向けの技法まで丁寧に解説されている実用書。また、古典的な水墨画から現代風へと進化してきた水墨画の歴史や作品群をまとめた歴史書、そして感性を刺激するエッセイまで。水墨画の世界をより深く理解し、自身の作品作りに活かすための一冊、それがこれら6冊の本です。一筆でも心が動く感動を、ぜひ体感してみてください。
『あなたにもきっと描ける水墨画』

作者 | 荒井克典 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 日貿出版社 |
発売日 |
『新装版 初心者のための水墨画入門』

水墨画がやさしい解説で基礎から学べます。お手本を多数掲載しており、上達のためのコツがよくわかり、初心者でも本格的な水墨画が描けます。花や植物、風景、干支などの動物など、さまざまなモチーフを、あなたの感性を生かした水墨画で描いてみませんか? 第1章 道具選びと基本の筆選び/第2章 基本の描法/第3章 応用の描法/第4章 日用品を水墨画で飾る(扇・うちわ・ぽち袋・テーブルウェア・ブックカバー・紙袋・はがき)/第5章 季節のあいさつ状を描く(干支・新年・慶事・春夏秋冬 ◆本書は「改訂新版 初心者のための水墨画入門」(主婦の友社)の新装版です。作例を一部変更しています。
作者 | 塩澤玉聖 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 主婦の友社 |
発売日 | 2024年03月14日 |
『初めての水墨画 楽しく描ける基本とコツ』

憧れの水墨画をこの一冊から始めよう! 著者は若くして水墨画界をけん引する矢形嵐酔先生。まずは道具選び、筆運び、直線・曲線の描き方など基本を解説。そして歴史ある水墨画の中で、ぜひとも押さえておきたい画題である竹、蘭、椿、蟹、鯉、十二支、縁起物のだるまなど、写真付きでひとつずつプロセスを追いながら描き方のコツを丁寧に解説。さらに人気の法隆寺五重塔や清水寺の舞台に加え、ワインボトルなど現代的な画題も掲載
【憧れの水墨画をこの一冊から始めよう!】
必要な道具は少なく、誰もが慣れ親しんだ書道の延長線上にあって、挑戦しやすい水墨画。本書は、水墨画の初心者に向けた、わかりやすい描き方の解説書です。著者は、若くして水墨画界をけん引する矢形嵐酔先生。まずは、道具選び、筆運び、直線・曲線の描き方、墨の濃さの調整の仕方などの基本を解説。そして、歴史ある水墨画の中で、ぜひとも押さえておきたい画題である竹、蘭、椿、妙味溢れる蟹、流れるような曲線で描く赤黒二匹の鯉、十二支、縁起物のだるまなど、写真付きでひとつずつプロセスを追いながら描き方のコツを丁寧に解説。ワインボトルなど現代的な画題も掲載。水墨画ファンには特に人気の高い法隆寺の五重塔や清水寺の舞台の描き方も紹介しています。今年の年賀状には、素敵な水墨画を添えてみてはいかがですか。
【本書の内容構成】
第1章 道具を選ぶ
第2章 初めての水墨画
・調墨
・運筆
・蟹を描く
・竹を描く
・蘭を描く
・椿を描く
・葡萄を描く
・鯉と蓮を描く
・落款を押す
第3章 十二支・縁起物を描く
・十二支/・だるま/・蛙
第4章 現代的な水墨画
・ワインを描く
・茶器を描く
第5章 風景を描く
・里山を描く
・法隆寺を描く
・清水寺を描く
作者 | 矢形 嵐酔 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2018年10月11日 |
『さらりと描く水墨画 18の基本描法から始める』

伝統を押さえながら未来に繋がる水墨画を目指す。基本技法を再確認しつつ富士山、野菜、朝顔、雛人形、地蔵、達磨、観音、犬、子供など18の基本描例と、その応用展開で味わい深いシンプルな作画ができる。関連図が豊富。
作者 | 藤原 六間堂 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 日貿出版社 |
発売日 | 2014年05月 |
『現代感覚で描く水墨画の教科書』

作者 | 伊藤,昌二 久山,一枝 根岸,嘉一郎 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 日貿出版社 |
発売日 | 2024年04月 |
『おしゃれに描ける 水墨画』

作者 | 小林東雲 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2016年12月23日 |
ここまで、私が厳選した6冊の水墨画について深堀りしてきましたが、どれもこれも色鮮やかで感動的な作品ばかりで、形容する言葉が見つからないほどです。素人目にも、その作者たちの技術や心情が美しく表現されているのが分かります。墨の色一つ、筆の動き一つが天と地を繋ぎ、生命力を湧き立たせるという深い表現力。それらを繊細に捉え、具現化している本たちには、感銘を受けずにはいられません。
それぞれが異なる技法や視点で描かれているので、一人一人の個性や考えが反映されていて、読んでみると見えてくる風景が違います。いわば、水墨画という一つの大きなキャンバスの中で、多種多様な絵が描かれているようなものです。その中でも、一つの作品を手に取れば、まるで別世界へ踏み入ったかのような感覚に陥ります。それぞれの作品が提供する、異なった視野や発想から得られる知識や感動は、あなた自身の創造力を刺激し、深い洞察力を養うことでしょう。
そして何より、これらの本からは「表現する楽しさ」を感じ取ることができます。固定観念にとらわれず、自由に思考し、自由に描く。その一過程もまるでアートのよう。まさしく墨で全てを表現する奥深さとでも言うべきでしょう。
水墨画という芸術形式に触れることで、あなたの中に眠る創造的な力を呼び覚ましてみてはいかがでしょう?
皆様が選ぶ一冊が、新たな世界への扉、そして自身の表現力を広げるキッカケになれば何よりです。それでは、心豊かな表現の旅が、皆様にとって素晴らしいものとなりますように。
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