令和元年から令和6年の江戸川乱歩賞受賞作
令和時代も江戸川乱歩賞の魅力は健在です。この受賞作は、普通の人々の生活にいつの間にか忍び寄る犯罪の恐ろしさを描き出しています。昔ながらの推理小説の要素はもちろん、心理描写や人間関係の複雑さまでも兼ね備えた一作。主人公の日常から一変するドラマチックなストーリー展開は、一気読み必至です。細部まで練られたプロットは思わず唸らせますよ。また、深い人間描写が心に残り、読後の余韻が長いのも特徴。令和の時代に泳ぐ新しいミステリーの世界へ、ぜひ一緒に足を踏み入れてみませんか?
『遊廓島心中譚』
作者 | 霜月,流 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2024年10月 |
『フェイク・マッスル』
独自の世界で勝負できる書き手だと思う。--東野圭吾
頭抜けて面白かった。--綾辻行人
まんまと作者の術中にはまった。--有栖川有栖
エンタメとして読ませるテンポの良さも素晴らしい。--辻村深月
潜入取材シリーズとなれば喜んで追っていきたいと思います。--湊かなえ
あらすじ
たった3ヵ月のトレーニング期間で、人気アイドル大峰颯太がボディービル大会の上位入賞を果たした。SNS上では「そんな短期間であの筋肉ができるわけがない、あれは偽りの筋肉だ」と、ドーピングを指摘する声が持ち上がり、炎上状態となってしまう。当の大峰は疑惑を完全否定し、騒動を嘲笑うかのように、「会いに行けるパーソナルジム」を六本木にオープンさせるのだった。
文芸編集者を志しながら、『週刊鶏鳴』に配属された新人記者・松村健太郎は、この疑惑についての潜入取材を命じられ、ジムへ入会する。馬場智則というベテラン会員の助力を得て、大峰のパーソナルトレーニングを受講できるまでに成長。ついに得た大峰との一対一のトレーニングの場で、ドーピングを認める発言を引き出そうとするが、のらりくらりと躱されてしまう。あの筋肉は本物か偽物か。松村は、ある大胆な方法で大峰をドーピング検査にかけることを考え付くのだがーー?
フェイクが氾濫する時代の、「真実の物語」が始まった。
作者 | 日野 瑛太郎 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2024年08月21日 |
『蒼天の鳥』
作者 | 三上,幸四郎,1967- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2023年08月 |
『此の世の果ての殺人』
作者 | 荒木,あかね,1998- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2022年08月 |
『老虎残夢』
湖に浮かぶ孤島で、武術の達人・泰隆が遺体となって発見された。三人の武侠を招き、うち一人に奥義を授けるとしていた矢先のことだった。孤絶した楼閣は、特殊な武芸を身につけた彼らをもってしても侵入は不可能。泰隆の愛弟子・紫苑が師父の死の謎に挑む。特殊設定×本格ミステリー、第67回江戸川乱歩賞受賞作!
作者 | 桃野 雑派 |
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価格 | 869円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2024年02月15日 |
『北緯43度のコールドケース』
第67回江戸川乱歩賞受賞作
待望の文庫化!
異色の女性エリートノンキャリが、組織の闇に翻弄されながらも、未解決事件(コールドケース)の真相にせまる。
新たなヒロイン、新たな警察小説、ここに誕生!
「読者を翻弄するストーリーテリングの技は新人離れしている」宮部みゆき
(読売新聞2021年11月21日書評)
「ミステリ好きなひとにとって、至福の時だ。ああ、このお話、読んでよかった」新井素子
(解説より)
博士号を持つ異色の警察官・沢村依理子。
北海道警察で現場経験を積む沢村は凍てつく一月、少女死体遺棄事件の捜査に加わる。
発見された少女は五年前に誘拐され行方不明となっていた島崎陽菜だった。
容疑者死亡で未解決だった事件は沢村を呑み込むように意外な展開を見せる。
第67回江戸川乱歩賞受賞作。
作者 | 伏尾 美紀 |
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価格 | 1001円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2024年03月15日 |
『わたしが消える』
第66回江戸川乱歩賞受賞作!
綾辻行人氏(選考委員)、推薦。
「序盤の地味な謎が、物語の進行とともに厚み・深みを増しながら読み手を引き込んでいく」
元刑事の藤巻は、交通事故に遭い、自分に軽度認知障碍の症状が出ていたことを知り、愕然とする。離婚した妻はすでに亡くなっており、大学生の娘にも迷惑はかけられない。
途方に暮れていると、当の娘が藤巻を訪ね、相談を持ちかけてくる。介護実習で通っている施設に、身元不明の老人がいる、というのだ。その老人は、施設の門の前で放置されていたことから、「門前さん」と呼ばれており、認知症の疑いがあり意思の疎通ができなくなっていた。
これは、自分に課せられた最後の使命なのではないか。そう考えた藤巻は娘の依頼を引き受け、老人の正体を突き止めるためにたった一人で調査に乗り出す。
刻一刻と現れる認知障碍の症状と闘いながら調査を続ける藤巻は、「門前さん」の過去に隠された恐るべき真実に近づいていくーー。
残された時間で、自分に何ができるのか。
「松本清張賞」と「江戸川乱歩賞」を受賞した著者が描く、人間の哀切極まる社会派ミステリー!
文庫化にあたり、受賞作の前日譚にあたる短編「春の旅」も収録。
序章 宣告
第一章 身元不明者
第二章 行動監視者
第三章 犯罪当事者
終章 残された時間
(前日譚)春の旅
作者 | 佐野 広実 |
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価格 | 968円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2022年09月15日 |
『ノワールをまとう女 (講談社文庫)』
作者 | 神護かずみ |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2021年09月15日 |
これらの作品たちは、令和の新時代にふさわしく、まさに今を生きる我々に必要な物語を描き出しています。新鮮な視点から描かれたミステリーの世界は、読者に思わず息を呑むような驚きや感動を与え、そこに織り込まれた緻密なプロットはナゾ解きの喜びを満喫させてくれます。
それぞれの作品が持つ個性が郷愁を誘う官能的な味わいや激しい衝撃、安らぎといった様々なエモーションを湛えていて、それらが見事にエンターテインメントとして織り交ぜられています。どの作品も作者の独自の色を発揮しており、ミステリー文学の可能性を新たに拡げるための持ち味と魅力に溢れています。
読書をすることは、まるで異世界へ足を踏み入れるような不思議な体験です。そして、この賞を受賞した作品たちは、その不思議な世界を私たちに巧みに提示し、知らぬ間にその世界に引き込まれてしまいます。その結果、私たちは物語の結末に到達した時、まるで良い夢を見て目覚めたかのような感覚に陥るのです。
この令和の江戸川乱歩賞受賞作には、あなたが尚未だ知らぬ驚きや感動がきっと待っています。時間を見つけては、手に取ってみてください。決して後悔させない、その価値は十二分にあることをお約束します。ぜひあなた自身の目で、耳で、心で、その魅力を感じてみてください。あなたの毎日を、一味違うものにしてくれることでしょう。ただそれだけでなく、あなたの世界を広げ、人生の視野を豊かにする可能性も秘めています。この一冊が、あなたにとって新たな一歩になることを願っています。それでは、素晴らしい読書ライフをお楽しみください。
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