セト暗殺未遂の容疑者として、ニナは収容所に送られることになりました。
ガルガダで最も劣悪な監獄。
そこで監獄長に目をつけられて獣牢に入れられますが、
餌食になった囚人たちの血肉が転がる牢の中で、襲いかかる獣にすら優しさを見せるニナ。
こんな状況でも絶望しないニナの精神力には感服します!
脱出の手助けをしてもらうため、ホルト将軍を捜そうとするニナに、やたらと絡んでくるソル・ジーナという人物。
どうにも裏がありそうで、胡散臭さ満載です。
一方、死線の淵から生還したセトは、ボロボロの身体でニナを単騎で追います。
ニナに裏切られた、という狂気的な妄執に取りつかれたセトは、もう執着を通り越して、破滅的といっていいかもしれません。
セトは無理が祟って倒れてしまい、そこにやってきたアズール。
国の禍根になるセトを殺してもいい状況でそうしなかったことから、ニナと出会い過ごした時間が、確実にアズールを変えたのだと分かります。
「ニナは自分のもの」と言うセトに対して、アズールが返した言葉は……
今まで隠されてきた本音をようやく聞けて、とテンションが高くなりました!!
前回に引き続き、静かに火花を散らす2人。
果たして、どちらが先にニナの元に辿り着くのか?
新たな登場人物も加わって、加速する展開は見ものです!!