コンビニ兄弟の表紙
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ライトノベル

コンビニ兄弟

町田そのこ/著
発売日: 2020年08月29日
発行元: 新潮社

あなたの心、温めます。九州だけに展開するコンビニチェーン「テンダネス」。その名物店「門司港こがね村店」で働くパート店員の日々の楽しみは、勤勉なのに老若男女を意図せず籠絡してしまう魔性のフェロモン店長・志波三彦を観察すること。なぜなら今日もまた、彼の元には超個性的な常連客(兄含む)たちと、悩みを抱えた人がやってくるのだから……。コンビニを舞台に繰り広げられる心温まるお仕事小説。

担当ライター
みやびのアイコン画像 みやび
の面白い3つの見どころ

  • 地域密着型のコンビニの魅力
  • 言葉の優しさが、あなたの心を温めます
  • みんな悩んで、大人になります

book コンビニ兄弟 の書評(感想)

あなたにとって、コンビニエンスストアは、どんな存在でしょうか?

買い物できる便利な場所? 社交の場? 人それぞれです。

24時間開いている空間をちょっと覗きたくて、この本を読んでみました。

九州の玄関口、福岡県北九州市にある門司港。

そこにある架空のコンビニチェーン店 "テンダネス門司港こがね村店" でおこる事を、店員の主人公・中尾光莉を通して描いています。

"テンダネス" は、 "優しさ" という意味です。

タイトルのとおり、このコンビニのフェロモンたっぷりのフェロ店長・志波三彦(みつひこ)と『なんでも野郎』という廃品回収およびお困りごとを仕事とする二彦(にひこ、あだ名はツギ)の兄弟の優しさに癒される話が、6話描かれています。

光莉は、趣味としてマンガを描いています。もちろん、2人を題材にして。

弟のフェロ店長は、とにかくイケメンで優しく、コンビニの上階にある高齢者住居の奥様たちが、ファンクラブを作るほど人気があります。

兄は、対象的に髭もじゃですが、さりげない優しさで気になる存在です。

コンビニは、する仕事が多種多様なので、できる人を尊敬します。

心まで温かくしてくれる、この小説のようなコンビニをつい想像してしまいます。

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