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浅井進三郎『西田哲学「場所的論理と宗教的世界観」を読む』は、西田幾多郎の思想を「場所的論理」と宗教的視点から解説した専門的な研究書。西田哲学における主体・実在・時間の関係や倫理的視座を、宗教的世界観と結びつけて読み解くことで、哲学的抽象概念をより立体的に理解できる構成になっている。学術的な深みがあり、思想の根底にある論理構造と宗教的・倫理的意義を考察する上で示唆に富む一冊だった。
仏あって衆生あり、衆生あって仏がある。時間面的自己限定、空間面的自己限定、逆限定、逆対応とは。
自身の知見をもとに西田哲学を探求する一冊。
はじめに
第一章 場所的論理と宗教
第二章 逆対応と宗教心
第三章 自己と超越者
第四章 宗教の本質
第五章 平常底と終末論
注
禅の言葉
コロナ騒ぎについて
おわりに
浅井進三郎『西田哲学「場所的論理と宗教的世界観」を読む』は、西田幾多郎の思想を「場所的論理」と宗教的視点から解説した専門的な研究書。西田哲学における主体・実在・時間の関係や倫理的視座を、宗教的世界観と結びつけて読み解くことで、哲学的抽象概念をより立体的に理解できる構成になっている。学術的な深みがあり、思想の根底にある論理構造と宗教的・倫理的意義を考察する上で示唆に富む一冊だった。