廣川洋一『アリストテレス「哲学のすすめ」』は、古代ギリシアの哲学者アリストテレスの思想を現代的に解説した入門書です。倫理学や政治哲学、自然学など多岐にわたるアリストテレスの考えをわかりやすく整理し、日常生活や自己の生き方に応用する視点を示しています。哲学の基本概念を理解しながら、論理的かつ実践的に考える力を養うための一冊です。
哲学とはなにか、なぜ哲学をするのか
古代社会で広く知られた「公開的著作」を完全復元“万学の祖”の哲学が蘇る
哲学とはなにか、なぜ哲学をするのかーー。ソクラテス、プラトンとともに“西洋最大の哲学者”と称されるアリストテレス。断片として今に伝わる彼の十九篇の「公開的著作」のうち唯一ほぼ復元された、哲学的に重要な著作を訳出、理解を確かなものとする解説を付す。一般庶民に向けて綴られ、古代社会で広く読まれた、万学の祖による哲学入門が蘇る。
「最も生きていること」「完全に生きること」こそアリストテレスの説く理知の生なのである。『哲学のすすめ』の最終章の末尾でじっさい彼はこのように語っている。
ーーだから、それを為すことのできる人は誰もが哲学しなければならない。じっさい哲学することは、完全によく生きることであり、あるいは端的に言って、われわれの魂における、[よく生きることの]最大の原因であるのだ。--<本書「解説」より>
第一章(6)
第二章(7)
第三章(8)
第四章(9)
第五章(10)
第六章(11)
第七章(12)
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