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少女コミック

なまいきざかり。 1

ミユキ蜜蜂/著
発売日: 2014年06月20日
発行元: 白泉社

バスケ部マネージャーの由希は、キャプテンにひそかな片想い中。ところが、生意気な後輩男子・成瀬に弱みを握られて大ピンチ!

強引な成瀬に振り回されるうちに、由希はいつの間にか…? ド直球★バスケ部青春ラブコメ第1巻! 2014年5月刊。

担当ライター
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の面白い3つの見どころ

  • 不器用×不器用=胸キュン!?
  • 読者が応援したくなる主人公
  • ミステリーの技法『信頼できない語り手』が使われている作品

book なまいきざかり。 1 の書評(感想)

白泉社電子書籍大賞で最優秀賞を受賞した話題作です。

主人公である由希は大家族の長女として育ったため、とても真面目で周りから『姐さん』と呼ばれるような性格をしています。

そんな由希にとっての頭痛の種がバスケ部の後輩である成瀬。

ある日、由希は先輩への片思いを、成瀬に見抜かれてしまい……というお話です。

このお話、由希と成瀬の主人公二人が本当に不器用なんですよね。

由希はいつも素直になれなくて、先輩には想いを告げられないし、成瀬に対してもツンツンしてしまいます。

対する成瀬もある想いを抱きながら、それをなまいきな言動でしか表現できずにいると言った具合です。

そんな不器用×不器用な二人がつむぐ恋物語は、実に胸キュンな内容に仕上がっています!

中でも由希は、読者が『がんばれ!』と応援したくなったり『その気持ちわかるよ……』と共感したりできる、魅力的なヒロインです。

さらに、由希はミステリー小説の技法である『信頼できない語り手』でもあります。

由希の語りだけだと、成瀬は軽薄でなまいきなどうしょうもない奴に思えます。

しかし、状況をしっかり整理し、成瀬のセリフの意図を読み取っていくと……といったギミックが仕込まれています。

不器用な二人は、心の底から笑い合える日が来るのでしょうか?

要注目の作品です。

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