まさに 『ぼっちしか勝たん』!!
これをデータで裏付けられている本でした。
著者はイスラエルの大学の先生です。マイノリティやシングル研究や社会政策を専門にしているそう。
この世はまだカップルでいた方が生きやすく、なんとなーく独身者にしわ寄せがいっているような風潮が残る。そしてシングルでいる人たち自身も、どこかで自分が場違いじゃないかって、勝手に社会の重荷に感じちゃってるとこもあると分析していた。しかし、世界全体を見るとシングルは増加していてもはや少数派ではなく流れは変わりつつあるという。
独身者のことを一括りにしていなくて、未婚のシングル、離婚してシングル、配偶者と死別してシングル、いつかはみんながシニアシングルと分けていたのはわかりやすかった。
自由に自分の生き方を選んでいける時代。
孤独でも孤立しているわけじゃない。
誰かが言う幸せな人生をなぞらなくていいし、みんなと同じように流されていかなくていい。
もっと幸福を追究していい。
そんなメッセージがありました。