まず「2020年にアニメ化」お報せにびっくり。長く読んできたシリーズなので感慨もひとしお。
池袋のトラブルシュータ―誠が活躍する話で、毎回時事ネタや流行りの社会現象、事件を扱いながら安定した面白さを維持しているのはすごい……のだが、ちょっと物足りなさも感じてしまうのはマンネリ化のせいだろうか。
各話のゲストも魅力的だがなにぶん尺が足りないので、背景をもっと掘り下げてほしいジレンマ。長編、あるいは中編にできそうなネタを惜しげもなく単発で使い潰すのがもったいない(それが魅力でもあるのだが)
初期と比べるとほぼ台詞がなかった誠の母親の存在感がぐんと増して、今やすっかりレギュラーポジションにおさまってるのが変化か。Gボーイズの面々も様々な環境や心境の変化を経て世代交代し、家族連れで集会に参加するメンバーもいて感慨深い。
最近誠が恋愛にとんとご無沙汰で彼女すら作ってないせいか、キングがちょくちょく果物屋に立ち寄りクリスマスパーティーに参加したり母親ぐるみで交流してるせいか、ふたりの関係性がびーえる色を濃くしてきたのは気のせいだろうか……。
ハードでクールな初期のタカシと比べるとだいぶ親しみやすくなったというか、角がとれてきた。











