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メアリ・パイファー著/小林由香利訳『アナザー・カントリー: 老いという未知の国』は、「老い」を異国のようにとらえ、その世界を優しく、誠実に見つめた心理学的エッセイです。著者は心理療法士としての豊富な経験をもとに、老いることへの不安や孤独、家族との関係、尊厳を保ちながら生きることの意味を深く掘り下げます。温かくも現実的な語り口で、年を重ねることの悲しみと豊かさの両面を描き出す、人生を見つめ直すきっかけとなる一冊です。