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横道誠さんの視点から発達障害者としての旅の体験が描かれた、非常に興味深い一冊です。発達障害を抱える著者が、イスタンブールという異文化での体験を通じて、感覚や認識の違い、そして世界をどう感じるのかを丁寧に表現しています。旅という普遍的なテーマが、障害を持った視点から描かれることで、普段の生活では気づかない新たな世界が広がっていて、思わず考えさせられました。異なる視点からの「世界」の捉え方に触れ、心が動かされる、深い感動を与えてくれる本でした。