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シリーズ累計930万部を突破し、2024年冬には実写映画が公開になった話題沸騰中のコミックス第一弾。スギ花粉症やインフルエンザ、すり傷など身体にハプニングが起こった時、体内ではどんな物語が繰り広げられているのか、細胞を擬人化させることで分かりやすく描いた作品です。外敵には容赦のない白血球など各細胞の特徴を捉えているため、どのキャラクターも個性的で名称や役割が頭に入ってきやすいのが魅力的。他にはコマ割りが素晴らしく、映画を見ているかのように疾走感があり見ごたえ抜群です。赤血球の制服がリバーシブルになっていて動脈と静脈で違っていたりと、随所までこだわり抜かれています。