ありがとう
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生きている実感を失くしていたルイが、アマのスプリットタンに魅せられ、
シバの店で舌ピアスや刺青といった「身体改造」にのめり込んでいく過程は、ただの過激さではなく、
自分の輪郭を確かめようとする必死さそのもののように思えます。 
アマの暴力やシバのサディズムに依存しながら、ルイ自身もどこまでが愛でどこからが破滅なのか分からなくなっていくラストには、
きれいごとではすくい取れない「若さ」と「孤独」の形が刻まれていて、読み終えたあともしばらく胸の奥がひりつく一冊でした。












