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東野圭吾の『白夜行』は、幼い頃の悲劇から生き方を翻弄される男女の一生を描いた、壮大で切ない長編ミステリーです。巧妙な伏線と緻密な構成により、二人の関係や秘密が徐々に明らかになり、読む者を物語の深みに引き込みます。善悪の境界や人間の複雑な心理をリアルに描写し、悲劇的ながらも美しい結末に胸を打たれます。ミステリーとしての緊張感と人間ドラマの厚みを兼ね備えた傑作です。
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文庫本で800ページを超える分厚さですが、引き込まれるように没頭して読めます。私が高校生くらいの時に、東野圭吾さんを好きになったきっかけの小説はこれでした。ドラマも観たけど、原作では雪穂と亮司が一緒にいる場面がたった1度も描かれないところがすごい。
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発端となる殺人事件から19年の間に多くの伏線が張られています。一度読んだだけで伏線を回収しきることは難しい長編小説です。ミステリー好きなら、伏線を回収するのに、何度も繰り返し読み返したくなるでしょう。