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相変わらずきくりの自由奔放なキャラクターとお酒にまつわるエピソードが楽しく、クスッと笑える一冊でした。くみちょうさんの描くスピンオフならではの視点が本編とは違った魅力を持っており、きくりの酒飲みライフを存分に楽しめました。
4巻では、きくりの酔っ払いっぷりがさらにパワーアップしつつも、彼女の音楽や周囲との関わり方が少しずつ見えてくるようになっているのが印象的でした。普段はダメな大人のように見えても、ふとした瞬間に見せる真剣な表情や、音楽への情熱が伝わってくるのが魅力的です。また、お酒の描写もリアルで、飲みたくなるような気分にさせてくれるのもこの作品ならではのポイントだと思います。