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スティーヴ・ホデル著、東理夫翻訳の『ブラック・ダリアの真実 上』(ハヤカワ文庫 NF 314)は、1947年に実際に起きたエリザベス・ショート殺害事件(通称「ブラック・ダリア事件」)の詳細を解説したノンフィクションです。事件の背景、捜査経過、関係者の証言や警察資料を丁寧にまとめ、事件の謎や未解決の側面を浮き彫りにしています。フィクション作品では描かれない事実ベースの情報が豊富で、犯罪史や実録ミステリーに関心のある読者にとって貴重で読み応えのある一冊です。