明治以降の日本史を学ぶーオススメ3選

明治時代から学ぶなら、政治家や商人達の確執や葛藤が凄まじいほどリアルに描かれた小説が最高ですよ!そこには、個々の人間模様と共に日本の近代化への道筋が描かれてます。次に昭和。戦争を描いた物語性豊かな漫画にハマってみては?その描写のリアリティはまるで実際に経験したかのよう。最後に、平成時代、未来がどうなるか予想するSF系の作品も面白いですよ。仮説を立てながら読む楽しさがありますよ。これら3つがあれば、理解も深まること間違い無し!試してみてくださいね。
『NHKさかのぼり日本史(外交篇 3(大正・明治))』

大戦後の世界で大いなる発展をとげたアメリカと日本ー第一次世界大戦への参戦(1914年)、ポーツマス条約(1905年)、三国干渉(1895年)、鹿鳴館外交の開始(1883年)。外交リアリズムを追求した「帝国外交の時代」をたどる。
作者 | |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | NHK出版 |
発売日 | 2012年10月 |
『明治天皇 むら雲を吹く秋風にはれそめて』

明治天皇(一八五二〜一九一二、在位一八六七〜一九一二)激動の幕末に一四歳で即位した時には、無力なシンボル的君主であったが、明治憲法ができる頃に政治権力を確立。憲法にふさわしい調停的な政治関与、絶妙のバランス感覚、頑固な性格、表と違う奥の生活など、これまで明らかにされてこなかった人物像を、新資料から描き出す。
作者 | 伊藤之雄 |
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価格 | 3080円 + 税 |
発売元 | ミネルヴァ書房 |
発売日 | 2006年09月 |
『伊藤博文 : 知の政治家』

作者 | 瀧井,一博,1967- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2010年04月 |
そうですね、上記でご紹介した3つの作品を通して、明治以降の日本史を学び直す旅をされた方々、いかがだったでしょうか。一つ一つの作品は目の前のストーリーやキャラクターに引き込まれてしまい、ついついその時代その時代の空気感や人々の生き様に感情移入してしまいますよね。
でもそれが素敵なことだと思います。学校の授業で教わる枠組みだけでなく、こうした作品を通じて感じるリアリティや人間ドラマが、歴史に深い理解を持つ一助になっているはずです。それはまるで、時間を超えてあの時代と触れ合い、その人々の生活を肌で感じるような経験をしているかのよう。そんな素晴らしい体験ができるのも、作品の力というものですね。
しかも、それらはただ単に楽しむだけではなく、学びを与えてくれるという点も大切です。自分がいつも生活している世界は、多くの人々や出来事が重なり合って築かれたもの。そういった過去の背景を理解することで、今の自分たちの生活や社会を見直す機会にもつながるでしょう。
今回ご紹介した作品たちは、ただ歴史を学ぶ手段としてだけでなく、楽しみながら多角的に物事を考えるきっかけとしても活用いただければ幸いです。読むことで歴史的視野が広がることはもちろん、自分自身の感性や思考も深まるでしょう。
いよいよ夏が近づいてきましたが、ひと夏の読書として、ぜひとも手にとって頂きたいと思います。それではまた次回、新たな作品をご紹介できる日を心待ちにしております。体調に気を付けてお過ごしくださいね。それでは、またお会いしましょう!
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