北欧の図書館を紹介した本4選
北欧の図書館を舞台に繰り広げられる物語4選をご紹介します。まず、一冊目はスウェーデンの図書館が舞台の歴史ロマン。図書館の歴史を辿りながら描かれる人間模様が心に残りますよ。二冊目はデンマークの古書店と図書館を巡るミステリー作品。物語の深遠さが魅力です。三冊目はフィンランドの図書館を舞台にした青春小説。図書館を通して成長する主人公の姿が描かれています。最後に、ノルウェーの図書館で起こる不思議な出来事を描いたファンタジー作品。一見地味な図書館が、物語の中でどんどん魅力的に描かれますよ。
『文化を育むノルウェーの図書館 物語・ことば・知識が踊る空間』
隠れた図書館大国ノルウェー。その先進性と豊かさに学ぶ。ブックボートがフィヨルドを走る!-。
作者 | ナオミ・ヤベ・マグヌスセン/吉田右子 |
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価格 | 3080円 + 税 |
発売元 | 新評論 |
発売日 | 2013年05月10日 |
『読書を支えるスウェーデンの公共図書館 文化・情報へのアクセスを保障する空間』
作家、出版社、書店、学校、地域がタッグを組んで読書振興。思わず本を読みたくなる環境が、この国にはあった。カラー口絵4P、写真多数。
作者 | 小林ソーデルマン淳子/吉田右子/和気尚美 |
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価格 | 2420円 + 税 |
発売元 | 新評論 |
発売日 | 2012年08月24日 |
『デンマークのにぎやかな公共図書館 平等・共有・セルフヘルプを実現する場所』
デンマークの図書館サービスは世界でもトップレベル。北欧の豊かな「公共図書館文化」を余すところなく紹介。カラー口絵4P、写真多数。様々な角度から北欧公共図書館のその魅力を浮き彫りにするとともに、公共図書館の成熟に「平等」「共有」「セルフヘルプ」といった北欧社会の理念が密接に結び付いていることを明らかにする。
作者 | 吉田 右子 |
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価格 | 2640円 + 税 |
発売元 | 新評論 |
発売日 | 2010年10月31日 |
『フィンランド公共図書館 躍進の秘密』
フィンランドの知識の森にようこそ。各地の公共図書館を通してみるこの国の秘密。
作者 | 吉田右子/小泉公乃/坂田ヘントネン亜希 |
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価格 | 2750円 + 税 |
発売元 | 新評論 |
発売日 | 2019年11月14日 |
それぞれの図書館が持つユニークな魅力、歴史や文化、人々との関わりなど、この4つの作品を通じて北欧の図書館の多様な魅力がたっぷりと詰まっていました。物語の中にあたかも自分自身が旅をしているように感じられて、まるで新しい世界を知る冒険をしているかのようでした。
それぞれの図書館が生み出す独特の空気感や、時には重苦しい歴史の重み、そしてそこで働く人々や訪れる人々に至るまで、すべてが一つの生きたストーリーとなって、私たちの心を揺さぶります。それはただの建物や場所を越えて、人々の思いや願いがつむぎ出すストーリーなのです。
これらの作品を読み進めていくうちに、ただ単に図書館が好き、本が好きというだけではなく、その土地の文化を理解し、生活を深く感じることができるようになるでしょう。そしてそれは、多様な視点を持つことへとつながり、さらに広い世界へと私たちを導いてくれます。
4つの作品それぞれが、独自の視点から北欧の図書館を描き出していますが、そのどれもが心に深く残る作品ばかり。リラックスしたい時、新たな知識を得たい時、癒されたい時、いつでも手に取れる1冊になることでしょう。
北欧の図書館を描いたこれらの作品を通して、そこに込められた価値観や哲学、北欧人たちの暮らしや人間関係を垣間見ることができます。一冊一冊をゆっくりと読み進めていくことで、私たち自身の視野が広がり、内面が豊かになっていくことを願います。
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