感動の家族ドラマ!心揺さぶる戦争もの!ヨーロッパで繰り広げられる10作品をご紹介

切なくて涙が止まらない戦争ものの小説、心に響く家族ドラマ、そして海外の魅力溢れる作品。今回は、さまざまなジャンルの名作をご紹介します。これらの作品は、現代の日常とは異なる世界に触れながら、読者の心を揺さぶるストーリーが展開されます。泣きたい時や心にぐっとくる物語を求める時にぜひ手に取ってみてください。感動がきっと待っているはずです。
『流星ワゴン』

家族小説の新境地。直木賞受賞後の初の長篇。
ひきこもり、暴力をふるう息子。浮気を重ねる妻。会社からはリストラ寸前……死を決意した37歳の僕は、死んだはずの父子が運転する不思議なワゴン車に乗り込んだ。
37歳・秋
「死んでもいい」と思っていた。
ある夜、不思議なワゴンに乗った。
そしてーー自分と同い歳の父と出逢った。
僕らは、友だちになれるだろうか?
28歳のときぼくは父親になり、父は「おじいちゃん」と呼ばれるようになった。親になってからの日々は、時間が重層的に流れる。小学5年生の長女を見ていると、小学5年生の頃の自分を思いだし、その頃の父のことも思い出す。少しずつ、昔の父のことがわかってきた。こどもの頃はあれほどおっかなかった太い腕が、じつは決して太くはなかったんだとも気づいた。長生きしてほしい、なんて口に出すのは嫌だから、ぼくは父親と家庭の物語を紡ぐ。--(重松清)
作者 | 重松 清 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2002年02月 |
『浅田家!』

二宮和也主演!
「家族」を撮り続けた写真家と、彼を支え続けた「家族」の
笑いと涙あふれる感動実話。
映画『浅田家!』10月2日(金)全国公開に先がけ、小説版8月7日(金)発売!
「一生にあと一枚しか、写真と撮れないとしたら?」
彼が選んだのは、“家族”だったーー。
消防士、レーサー、ヒーロー、バンドマン……家族全員を巻き込んで、
それぞれが“やってみたかったこと”をテーマにコスプレし、
その姿を撮影したユニークすぎる《家族写真》で、写真界の芥川賞・
木村伊兵衛写真賞を受賞した、写真家・浅田政志(二宮和也)。
受賞をきっかけに各地の家族から撮影依頼を受け、《家族写真家》として
ようやく軌道に乗り始めたとき、東日本大震災が起こるーー。
かつて撮影した家族の安否を確かめる為に向かった被災地で、
政志が目にしたのは、家族も家も全てを失った人々の姿だった。
「家族ってなんだろう?」
「写真家の自分にできることは何か?」
シャッターを切ることが出来ず、自問自答を繰り返す政志。
津波で泥だらけになった写真を一枚一枚洗浄して、家族の元に返す
《写真洗浄》の活動に参加し、そこで写真を見つけ嬉しそうに
帰っていく人々の笑顔に触れることで、再び《写真の持つチカラ》を
信じられるようになる。
そんな時、一人の少女が現れる。
「私も家族写真を撮って欲しい!」
それは津波で父親を失った少女の願いだったーー。
作者 | 中野量太 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2020年08月07日 |
『語りなおしシェイクスピア 1 テンペスト 獄中シェイクスピア劇団』

世界のベストセラー作家が、シェイクスピアの名作を語りなおすシリーズ第一弾。
M・アトウッドによって、傑作『テンペスト』が現代に蘇る!
『テンペスト』の演出に心血を注いでいた舞台芸術監督フェリックスは、ある日突然、部下トニーの裏切りにより職を奪われた。失意のどん底で復讐を誓った彼は、刑務所の更生プログラムの講師となり、服役中の個性的なメンバーに、シェイクスピア劇を指導することに。
12年後、ついに好機が到来する。大臣にまで出世したトニーら一行が、視察に来るというのだ。披露する演目はもちろん『テンペスト』。フェリックスの復讐劇の行方は!? --天才シェイクスピアと現代文学界の魔女アトウッドの才気が迸る、奇跡のような物語の誕生!
【著者略歴】
マーガレット・アトウッド
カナダを代表する作家・詩人。その著作は小説、詩集、評論、児童書、ノンフィクションなど多岐にわたって60点以上にのぼり、世界35か国以上で翻訳されている。1939年カナダのオタワ生まれ。トロント大学、ハーバード大学大学院で英文学を学んだ後、カナダ各地の大学で教鞭を執る。1966年に詩集「The Circle Game」でデビューし、カナダ総督文学賞を受賞。1985年に発表した『侍女の物語』は世界的ベストセラーとなり、アーサー・C・クラーク賞と二度目のカナダ総督文学賞を受賞。1996年に『またの名をグレイス』でギラー賞、2000年には『昏き目の暗殺者』でブッカー賞、ハメット賞を受賞。2016年に詩人としてストルガ詩の夕べ金冠賞を受賞。そして2019年、「The Testaments」で2度目のブッカー賞を受賞した。トロント在住。
【訳者略歴】
鴻巣友季子(こうのす・ゆきこ)
翻訳家・文芸評論家。1963年東京生まれ。訳書『恥辱』『イエスの幼子時代』『イエスの学校時代』J・M・クッツェー、『昏き目の暗殺者』M・アトウッド(すべて早川書房)、『嵐が丘』E・ブロンテ、『風と共に去りぬ』M・ミッチェル(ともに新潮文庫)、「灯台へ」V・ウルフ(河出書房新社 世界文学全集2-1収録)など多数。編書に『E・A・ポー ポケットマスターピース』(共編、集英社文庫ヘリテージシリーズ)など。『全身翻訳家』(ちくま文庫)、『翻訳ってなんだろう?』(ちくまプリマー新書)、『謎とき「風と共に去りぬ」』(新潮選書)ほか、翻訳に関する著作も多数。
【原書】HAG-SEED
作者 | マーガレット・アトウッド/鴻巣 友季子 |
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価格 | 2970円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2020年09月04日 |
『夫に出会わないためのTo Doリスト』

カティとフェーリクスは運命的な出会いで結ばれた幸せな夫婦。だが夫は忙しいうえ、カティと夫の家族や親友との相性は最悪、夫婦の間には隙間風が吹き始めていた。そんなときカティが出会ったのは、信じられないくらい素敵な青い瞳のマティアス。あっという間にひかれ合うふたり。なにもかも忘れてマティアスの胸に飛び込もうとしたカティだが、とんでもない運命のいたずらで、迫り来る電車の前に落ちてしまう。そして目覚めたのは…。恋愛、運命そして…タイムトラベル!人生をやりなおすチャンスを与えられたら?等身大のヒロインが幸せを求めて孤軍奮闘、右往左往。ドイツでカリスマ的な人気を誇る著者の、恋していてもいなくても、すべての女性必読の書。
作者 | ケルスティン・ギア/遠山明子 |
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価格 | 2090円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2014年10月22日 |
今回は心に響く家族ドラマや切ない戦争ものの小説、そしてヨーロッパを舞台にした海外小説を紹介してきました。これらの作品は、様々な人々の心を揺さぶり、新たな感動や思考を呼び起こしてくれます。
家族ドラマは、普段の生活の中で様々な問題や葛藤が生まれるものです。しかし、そんな家族の絆や温かさを感じさせてくれる作品があります。家族の絆や成長、そして時には別れを描いた作品は、私たち自身の人間関係や家族のあり方についても考えさせられることでしょう。
戦争ものの小説は、その残酷さや切なさ、そして人々の心の葛藤を描いています。戦争の中で繰り広げられる物語は、時に涙を誘い、心を震わせることでしょう。戦争の中での家族や友情の喪失、そして希望や勇気の光も描かれています。
さらに、ヨーロッパを舞台にした海外小説は、異国の風景や文化が織り成す物語です。ヨーロッパの魅力が存分に詰まった作品は、読者を異国の地に連れて行ってくれることでしょう。情熱的でロマンチックなストーリーやヨーロッパならではの風景描写、そして人々の暮らしぶりが楽しめます。
これらの作品は、一つ一つが魅力的で心に残るものばかりです。ぜひ読んでみてください。あなたの心に響く新たな物語がここにあるかもしれません。さあ、本を手に取り、新しい世界へと旅立ちましょう。
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