おすすめのダークツーリズム本や英語ジョーク集、西加奈子小説特集

多彩なジャンルから厳選したおすすめ書籍を紹介します。ぜひお気に入りの一冊を見つけてくださいね!
『不謹慎な旅』

原爆死没者慰霊碑、バングラデシュの難民キャンプ、筑豊のボタ山、見世物小屋、沖縄の基地建設現場、東北の震災遺構、原発建設予定地……戦争や天災・公害・差別・事故など悲しみの記憶を宿す場所を訪ねるダークツーリズムは、新しい旅のスタイルでもある。
本書では、生々しい記憶が残る場所と地域を40の項目でレポートしながら案内する。そこでは何が起こっていたのか。記憶と風景が忘却されないためにも、写真と文で焼きつけた渾身のルポ!!「週刊金曜日」連載を5つのテーマで再構成。写真165点余を収録。
作者 | 木村聡/著 |
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価格 | 2000円 + 税 |
発売元 | 弦書房 |
発売日 | 2022年02月28日 |
『ダークツーリズム 悲しみの記憶を巡る旅』

人類の悲劇を巡る「ダークツーリズム」が世界的に人気だ。どんな地域にも災害、病気、差別、公害といった影の側面があるが、日本では、それらの舞台を気軽に観光することへの抵抗感が強い。しかし、本当の悲劇は、歴史そのものが忘れ去られることだ。経済発展の裏で多数の非公認遊郭が存在した小樽、波照間島から強制移住させられた人々がマラリアで大量死した西表島、地元企業チッソの廃液で発生した水俣病によって死の海を抱える町という偏見に苦しんだ熊本・水俣など、代表的な日本のダークツーリズムポイントを紹介。未知なる旅を始める一冊。
作者 | 井出明 |
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価格 | 902円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2018年07月 |
『悲劇の世界遺産 ダークツーリズムから見た世界』

世界遺産の登録対象は、かならずしも栄光の歴史を語る場所ばかりとは限りません。そこには、戦争、災害、人身売買、虐殺、拷問、疾病をはじめとして、人類の悲劇の記憶も同時に数多く残されています。
世界遺産という仕組みは、もともと「人類にとって共通の”顕著な普遍的な価値”を後世に伝える」という精神に基づいて作られましたが、日本では地域活性化や観光振興の起爆剤のように誤解されています。
そこで、本書では「人類の悲しみの記憶を巡る旅」と定義される「ダークツーリズム」の方法論を用いて、世界遺産のなかでも、とくに悲劇の場として記憶されている登録地を訪れ、文明論的な思索を試みています。
本書を通じて、世界遺産が持つ意味の核心や、ダークツーリズムという新しい旅のスタイルが持つ可能性に触れることができるでしょう。
作者 | 井出 明 |
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価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2021年05月20日 |
『サラバ!(上)』

累計百万部突破!第152回直木賞受賞作
僕はこの世界に左足から登場したーー。
圷歩は、父の海外赴任先であるイランの病院で生を受けた。その後、父母、そして問題児の姉とともに、イラン革命のために帰国を余儀なくされた歩は、大阪での新生活を始める。幼稚園、小学校で周囲にすぐに溶け込めた歩と違って姉は「ご神木」と呼ばれ、孤立を深めていった。
そんな折り、父の新たな赴任先がエジプトに決まる。メイド付きの豪華なマンション住まい。初めてのピラミッド。日本人学校に通うことになった歩は、ある日、ヤコブというエジプト人の少年と出会うことになる。
作者 | 西 加奈子 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2017年10月06日 |
今回ご紹介したダークツーリズムの書籍から、英語のジョーク集、西加奈子さんの小説まで、幅広いジャンルのおすすめ書籍をお届けしました。それぞれの本が持つ独自の魅力や面白さを存分に感じていただけたでしょうか。読書は新しい知識や視点を得る素晴らしい手段ですし、笑いや感動を通じて日常生活に彩りを加えてくれます。ぜひリストから興味のある本を手に取って、素敵な読書時間をお楽しみください。また、映画化やドラマ化された作品についても触れたので、映像作品との違いを比較して楽しむのも一興です。本を通じて新しい世界を広げたり、心に響く物語に触れたりすることで、日々の生活がより豊かになります。これからも皆さんの読書の参考になるような情報をどんどん発信してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。次回のおすすめもお楽しみに!
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