華やかな京都で綴られる平安時代歴史小説10選!藤原道長・王者の月、ばけもの厭ふ中将 戦慄の紫式部など話題作をご紹介

冬の夜、華やかな京都の風景が広がる中、歴史小説好きにはたまらない一冊をご紹介します。さらに、本格ミステリーやロマンチックな作品も取り揃えました。そして、絵本にも注目!死をテーマに描かれた3冊の素晴らしい作品をお届けします。冷たい校舎の時が止まり、感動とワクワクが溢れる作品たちに、ぜひ心ゆくまで浸ってください。
『藤原道長 王者の月』

2024年の大河ドラマの中心人物・藤原道長。平安中期、貴族社会の頂点に立った男には、ある秘密があった。
摂政関白に手の届きそうな家に生まれたからには、自分もそうなりたいと思う道長だったが、兄たちや同じ藤原氏の同世代で伊周や公任というライバルがいた。しかし、頼りになる姉・詮子や左大臣の娘・倫子、「打臥」という巫女の導きによって、道長は「運」をつかんでいく。
華やかな貴族生活の裏で、天皇をも巻き込む謀や呪詛が行われ、流行り病があっけなく身近なものたちの命を奪っていくが、道長は「知恵と運」で着々と昇りつめ、ついに一家三后(1つの家から3人の后を出すこと)」を果たす。
人生最高の宴で「この世をば わが世とぞ思う 望月の 欠けたることの なしと思えば」を朗詠した意図、紫式部にだけ語られた道長の強運の理由。そして、さらなる秘密が……。
野望を結実させるまでの日々を、道長を取り巻く人びとの人生とともに鮮やかに描く! 文庫書下ろし。
作者 | 篠 綾子 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2023年08月03日 |
『冷たい校舎の時は止まる(上)』

エンターテインメント界注目の大型新人・辻村深月が贈る青春小説
閉じ込められた8人の高校生ーー雪はまだ降り止まない
「ねえ、どうして忘れたの?」
雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヵ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろうーー。第31回メフィスト賞受賞作。
フラッシュバック
第一章 「初雪」
第二章 「きっかけの日」
第三章 「女友達」
第四章 「事件当日」
第五章 「おばけなんてないさ」
第六章 「明るい絶望」
第七章 「消えた一人」
第八章 「ガラスの森」
第九章 「暗闇から手をのばせ」
作者 | 辻村 深月 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2007年08月10日 |
『ほろづき 月になった大きいおばあちゃん』

あなたの住む町はどんなところですか。あなたのおばあちゃんは元気ですか。沢田としきがこころのふるさとを描いた二作目の創作絵本。ゆっくりと読んでください。
作者 | 沢田としき |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 岩崎書店 |
発売日 | 2001年08月 |
『葉っぱのフレディ いのちの旅』

この絵本を、自分の力で「考える」ことをはじめた子どもたちと、子どもの心をもった大人たちに贈ります。
わたしたちはどこから来てどこへ行くのだろう。
生きるとはどういうことだろう、死とは何だろう。
人は生きているかぎりこうした問いを問いつづけます。
この絵本が自分の人生を「考える」きっかけになってくれることを祈ります。
この本はアメリカの著名な哲学者レオ・バスカーリア博士が書いた、生涯でただ一冊の絵本です。
この絵本の原書を手にしたとき、編者はすぐに出版を決意し、契約にサインしました。
絵本の中には編者の決意をうながすキーワードがありました。
CHANGE IS NATURAL
作者のバスカーリア博士は敬虔なクリスチャンです。
変わることは自然なことだ、死もまた変わることの一つだ、と書いています。
日本人の死生観と同じです。
そして、物語は、春に生まれた葉っぱのフレディが、夏にはよく働き成長し、秋には紅葉し、冬には死ぬけれど、また春に生まれるという、いのちの循環を書いたものです。
出版後、原書をあらためて読み直して、このフレーズを探したのですがどこにもありません。
未だもって不思議なことだと思っています。
この地球上では太古の昔から、いのちの循環が行われています。
バスカーリア博士は、子どもたちに向かって絵本を作るとき、哲学のみならず自然節理の観点からも、生態系循環の真実を語りました。
2025年「葉っぱのフレディ」は出版累計120万冊に達しました。真実に根ざした絵本ですから、これからもたくさんの読者の方に読まれていくのだと思います。
作者 | レオ・バスカーリア/みらい なな/島田 光雄 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 童話屋 |
発売日 | 1998年10月 |
本日は、華やかな京都を舞台にした平安時代の歴史小説や冬に読みたい小説、そして死を題材にした絵本をご紹介しました。これらの作品は、心を揺さぶるストーリーや魅力的な登場人物たちが織り成す世界に魅了されること間違いありません。
平安時代の歴史小説では、藤原道長や紫式部など、時代背景を感じながらも人間ドラマが繰り広げられます。彼らの精神や情熱に触れながら、遠い時代の息づかいを感じてみてください。
冬に読みたい小説では、ミステリーやロマンスといった様々なジャンルの作品をご紹介しました。寒い季節にぴったりなストーリーがありますので、心温まる一晩を過ごしてみてください。
また、死を題材にした絵本では、命の尊さや再生の美しさを描いた作品を選びました。大切な人を失った経験がある方にも、心癒される一冊となることでしょう。
いかがでしたか?今回ご紹介した作品には各々の魅力があります。ぜひ、自身の興味や感じたい気持ちに合わせて、ひとつずつ手に取ってみてください。きっと、新たな世界が広がり、思い出深い時間を過ごすことができるでしょう。さあ、新しい冒険へと出発しましょう!
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