ポルトガル史、おにぎり絵本、江戸時代文化人物 おすすめの歴史小説を紹介

ポルトガルの歴史や江戸時代の文化人物など、興味深いテーマの本をご紹介します。おもしろい物語や興味深い歴史が詰まっていますので、ぜひご一読をお勧めします。
『ポルトガル史』
日本と深いつながりのあるポルトガル。その栄光と挫折の歴史は世界史に深く刻まれている。海洋帝国から現代まで、その激動の足跡を辿る本邦初の通史!2003年刊行増補版に、更に「21世紀ポルトガル」(社会民主党バローゾ政権の誕生、イラク派兵、バローゾの欧州委員会委員長就任、ソクラテス社会党政権の成立、リスボン条約、経済成長の減速、妊娠中絶法、日葡修好通商条約、通商航海条約)を増補。
第一章環 境
第二章建国前のポルトガル
第三章 イスラムの半島支配とレコンキスタ
第四章 ポルトガルの建国
第五章 中世王国の確立と危機
第六章 ポルトガル海洋帝国の誕生
第七草 絶対王政の確立
第八章 大西洋帝国の建設
第九章 バロックの時代
第十章 啓蒙専制主義
第十一章 自由主義の勝利
第十二章 共和制の成立
第十三草 サラザール体制の確立
第十四章 現代のポルトガル
補 章 EU加盟とポルトガルの現状
新増補 二一世紀のポルトガル
王朝系図
ポルトガル史略年表
参考文献
索 引
| 作者 | 金七 紀男 |
|---|---|
| 価格 | 3080円 + 税 |
| 発売元 | 彩流社 |
| 発売日 | 2010年09月22日 |
『ポルトガルの歴史』
ポルトガル史を体系的に学習する小学校5、6年生用の教科書の翻訳。ローマの征服やイスラームの半島支配に対する抵抗にスペインからの「再独立」など国家形成や独立の維持、さらに海外進出の歴史に1974年の「革命」まで、国家形成や独立の維持を柱に豊富な図版・資料で描き出した通史。現代史を重視し、困難の上に成り立つ現在の民主体制を維持する大切さを生徒に理解させる内容となっている。
| 作者 | アナ・ロドリゲス・オリヴェイラ/著 アリンダ・ロドリゲス/著 フランシスコ・カンタニェデ/著 ほか |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 明石書店 |
| 発売日 | 2016年04月30日 |
『おにぎりに はいりたいやつ よっといで』
お皿のうえで、おにぎりたちが話しています。
「ぼくら、ぐ、いれてもらってないねんなあ」
「ぐ、ほしいな。みんなで さがしにいこか」--。
「おお、いこいこ」
具を入れてもらえなかったおにぎりたちは、具になってくれる食材を求めて、みんなで旅に出ることにしました。
「具いうたら、やっぱり、サケや」
「いや、タラコや」
「ツナマヨや」
「みんな、うみに おるやつやな」
おにぎりたちはのんきに海に出かけていきますが、あやうくサメに襲われそうに……!
「おにぎりの ぐは まちの おみせに いかんと ないで」
とカモメに指摘され、あわてて商店街へ。
商店街には、具になってくれそうな食べものがたくさん。
鮭に梅干し、たらこにツナマヨ。
入ってほしかった具たちがそろいました。
「さあ、みんなで かえろ」
すると、予想外の食べものが「ぼくもいれてえな」とついてきて……。
絵本の最後には、読者参加型のしかけもあるので、ぜひお楽しみに!
人気絵本作家、岡田よしたかの魅力満載の一冊。
読み聞かせにもおすすめ。
| 作者 | 岡田よしたか |
|---|---|
| 価格 | 1430円 + 税 |
| 発売元 | 佼成出版社 |
| 発売日 | 2019年02月25日 |
『化け者心中』
その所業、人か、鬼かーー規格外の熱量を孕む小説野性時代新人賞受賞作!
江戸は文政年間。足を失い絶望の底にありながらも毒舌を吐く元役者と、彼の足がわりとなる心優しき鳥屋。この風変りなバディが、鬼の正体暴きに乗り出してーー。
「あたかも江戸時代をひらひらと自在に泳ぎまわりながら書いているような文章。こんなにぴちぴちした江戸時代、人生で初めて読んだのである。脱帽!!」(森見登美彦氏)
「早くもシリーズ化希望!」(辻村深月氏)
「作品の命というべきものが吹き込まれている」(冲方丁氏)
と、選考委員全会一致の圧倒的評価。
傾奇者たちが芸の道に身をやつし命を燃やし尽くす苛烈な生きざまを圧倒的筆致であぶりだした破格のデビュー作!!
■「大傑作!!江戸という時代と場所、芝居の世界のバーチャル体験として見事」(ライター 吉田大助)
■「現代の戯作者としての力量を秘めている。とんでもない新人が登場したものだ。今年度ナンバーワンのベスト本である。」(評論家 菊池仁)
■「江戸の景色が浮かんでくるような文章のセンスは驚異的である。」(ミステリ評論家 千街晶之)
■「これで新人!?ぜひ豪華絢爛な舞台や映画で観たい!」(丸善本店・高頭佐和子)
■「取り憑いたら離れない「鬼気迫る」以上の物語。すっかり呑み込まれ、抜け殻状態。。」(ブックジャーナリスト 内田剛)
■「あまりに興奮して、体が乗っ取られたようになりました」(本の雑誌社・浜田公子)
■「アウトローな存在であり、かつ男女の性別からも逸脱している役者の生理や道徳観念を浮き彫りにしていく展開がスリリング。肚の坐った書き手だ」(書評家 杉江松恋)
時は文政、所は江戸。
鳥屋を営む藤九郎は稀代の女形として人気を誇った元役者の魚之助に呼び出され、中村座の座元の許へと向かう。
数日前『堂島連理柵』という新作台本の前読みを役者六人で車座でおこなった際、輪の真ん中に誰かの頭がごろぅり、転げ落ちてきたという。しかし役者の数は変わらず、鬼が誰かを食い殺して成り代わっているのは間違いない。二人は「鬼探し」の道行と洒落こむが、それは同時に、役者たちが芸の道をきわめるために鎬を削る地獄めぐりでもあった。
梨園の知られざる闇、血のにじむような努力や才能への渇望、葛藤を目の当たりにするうちに、藤九郎は、人と鬼の境目に深く思いを致すことになる。
芝居中、熱狂的な贔屓に襲われて足を失い、悪態をつきながら失意のうちに過ごす魚之助をなんとか舞台に戻してやりたい、その一念だった藤九郎だが、“傾奇者”たちの凄まじい執念を目の当たりにするうち、心も体も女形として生きてきた魚之助の人生や役者としての業と正面から向き合うことになりーー。
善悪、愛憎、男女、美醜、虚実、今昔ーーすべての境を溶かしこんだ狂おしくも愛おしい異形たちの相克。
| 作者 | 蝉谷 めぐ実 |
|---|---|
| 価格 | 1815円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2020年10月30日 |
『福袋』
今、いちばん勢いのある時代小説作家・朝井まかてが、こよなく愛する江戸の町を舞台に、歌舞伎役者や職人、商売人など様々な生業の人々の姿を、中身の詰まった8編の人情話に仕立てた傑作短編集。
1編目の「ぞっこん」では、「筆」が語り手になる。看板書きだったあるじと「筆」との出会いや情の深まりを、緩急をつけた落語調の文体で読ませる。2編目の「千両役者」は、ぱっとしない歌舞伎役者に千載一遇のチャンスが巡ってくる。もう後がない役者の焦りと、破滅と背中合わせの功名心が生々しく伝わる。3編目の「晴れ湯」は、湯屋(銭湯)を営む家に生まれた少女が主人公。客の戯作者や長屋のおかみさんたちのふるまい、子どもなりの家業への意気込み、江戸で恐れられた火事……。少女は大小のドラマに遭遇しながら、道楽者の父と働きづめの母という夫婦を、一つの男女の形として受け入れていく。続いて、自分のやりたいことを見つけた古着屋の少女が巻き込まれた揉め事に、愉快なオチを付けた4編目「莫連あやめ」。離縁された大喰らいの姉と、彼女を馬鹿にしながら利用する弟の、それぞれの顛末を活写した5編目「福袋」。さらに、女絵師が描いた枕絵が、昔の恋を照らす6編目「暮れ花火」。堅物の家主が、神田祭のお祭掛になってしまった7編目「後の祭」。その日暮らしの遊び人、卯吉と寅次の二人が助けた男からお礼にもらった品で商売を始める8編目「ひってん」。と、まさに福袋のように、何が入っているかわからないワクワク感とお得感。直木賞作家・朝井まかて初の短編集にして、第11回舟橋聖一文学賞を受賞した傑作!
| 作者 | 朝井 まかて |
|---|---|
| 価格 | 913円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2019年07月12日 |
これらの本を読んで、ポルトガルの歴史や絵本の世界、江戸時代の文化人物に触れる貴重な体験ができます。歴史や文化に興味がある方には特におすすめです。ぜひ手に取ってみて、違った視点からの世界を楽しんでみてください。新しい発見や感動が待っています。読書の時間は自分を豊かにする時間です。是非、心の充実を求めて読書を楽しんでください。
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