幅広いジャンルが揃う、おすすめ時代小説・伊坂幸太郎・ゴシックミステリー紹介
時代小説には侍だけでなく、様々な職業の人々が出てくる作品があります。また、伊坂幸太郎氏のおすすめ小説8選や、独特の雰囲気が魅力のゴシックミステリー10選などもあります。特に、「忘れられた花園」や「暗い森の少女」などの名作は必読です。本記事では、そんなおすすめの作品をご紹介します。
『つくもがみ貸します』
お江戸の片隅、お紅と清次の姉弟二人で切り盛りする、小さなお店「出雲屋」。鍋、釜、布団にふんどしまで、何でも貸し出す出雲屋ですが、よそにはないような、ちょっと妙な品も混じっているようで…。彼らは、生まれて百年を経て、つくもがみという妖怪に化した古道具。気位も高く、いたずら好きでおせっかいな妖怪たちは、今日もせっせと、出雲屋を引っ掻き回すのでありました。ほろりと切なく、ふんわり暖かい。畠中ワールド、待望の最新作。
作者 | 畠中恵 |
---|---|
価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 角川書店 |
発売日 | 2007年09月 |
『八朔の雪 みをつくし料理帖』
神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。
大阪と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と負けん気で、日々研鑽を重ねる澪。しかし、そんなある日、彼女の腕を妬み、名料理屋「登龍楼」が非道な妨害をしかけてきたが・・・・・・。料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす、連作時代小説の傑作ここに誕生!
作者 | 高田郁 |
---|---|
価格 | 607円 + 税 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 2009年05月 |
『ゴールデンスランバー A memory』
仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」「金田はパレード中に暗殺される」「逃げろ!オズワルドにされるぞ」と、鬼気迫る調子で訴えた。と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、青柳に向かって拳銃を構えたー。精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度の高い物語世界ー、伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた、現時点での集大成。
作者 | 伊坂幸太郎 |
---|---|
価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2007年11月 |
『アヒルと鴨のコインロッカー』
【第25回吉川英治文学新人賞受賞】
引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的はーーたった1冊の広辞苑!? そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ! 注目の気鋭が放つ清冽な傑作。解説=松浦正人
*第2位「このミステリーがすごい! 2005年版」国内編ベスト10
*第3位 2004年(第1回)本屋大賞
*第4位「週刊文春」2004年ミステリーベスト10/国内部門
*映画『アヒルと鴨のコインロッカー』(2007年/中村義洋監督)原作
作者 | 伊坂幸太郎 |
---|---|
価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2006年12月 |
『忘れられた花園<上>』
1913年オーストラリアの港にたったひとり取り残されていた少女。名前もわからない少女をある夫婦がネルと名付けて育て上げる。そして2005年、祖母ネルを看取った孫娘カサンドラは、祖母が英国、コーンウォールにコテージを遺してくれたという思いも寄らぬ事実を知らされる。なぜそのコテージはカサンドラに遺されたのか? ネルとはいったい誰だったのか? 茨の迷路の先に封印された花園のあるコテージに隠された秘密とは?デュモーリアの後継とも言われる著者のミステリアスで魅力溢れる傑作ミステリ。文庫化!
作者 | ケイト・モートン/青木純子 |
---|---|
価格 | 1078円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2017年05月21日 |
以上、時代小説、伊坂幸太郎作品、そしてゴシックミステリーのおすすめ作品を紹介しました。このようなジャンルに興味がある方はもちろん、普段読まないジャンルにもぜひ手を伸ばしてみてください。意外な発見や新しい発見に出会えるかもしれません。また、特に伊坂作品は多くの人に愛され、映像化もされています。そんな伊坂作品の魅力を再発見してみるのも一つの楽しみ方です。読書時間が取れる時に、ぜひ手に取ってみてください。差し支えなければ、読書の時間も感想の共有もぜひ私にも教えていただければ幸いです。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。