伊坂幸太郎おすすめ小説8選

多くの作品が映画化されるなど、今や一般知名度の高い作家となった伊坂幸太郎さん。
2000年に『オーデュボンの祈り』でデビューを果たし、
直木賞候補にもなった2003年の『重力ピエロ』発表の頃から、その名前がよく知られるようになりました。
皆さんも、本屋さんなどで名前をよく見かけるのではないでしょうか。
今回は、伊坂幸太郎さんのおすすめ小説を8作品ご紹介します!
伊坂さんの作品の特徴の一つが、伏線回収の見事さです。
短編作品などの場合は舞台や登場人物もリンクしていて、全てが繋がるラストの爽快感は癖になっちゃいますよ。
また、出身地である宮城県仙台市が舞台になることも多く、住んでいる方や訪れたことのある方だとよりリアルな読書体験ができると思います。
作品を読んで、伊坂ワールドに浸ってみませんか?
『重力ピエロ』

兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とはー。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。
作者 | 伊坂 幸太郎 |
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価格 | 935円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2006年07月 |
『ゴールデンスランバー A memory』

仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」「金田はパレード中に暗殺される」「逃げろ!オズワルドにされるぞ」と、鬼気迫る調子で訴えた。と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、青柳に向かって拳銃を構えたー。精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度の高い物語世界ー、伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた、現時点での集大成。
作者 | 伊坂幸太郎 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2007年11月 |
『アヒルと鴨のコインロッカー』

【第25回吉川英治文学新人賞受賞】
引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的はーーたった1冊の広辞苑!? そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ! 注目の気鋭が放つ清冽な傑作。解説=松浦正人
*第2位「このミステリーがすごい! 2005年版」国内編ベスト10
*第3位 2004年(第1回)本屋大賞
*第4位「週刊文春」2004年ミステリーベスト10/国内部門
*映画『アヒルと鴨のコインロッカー』(2007年/中村義洋監督)原作
作者 | 伊坂幸太郎 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2006年12月 |
『オーデュボンの祈り』

コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気がほとばしる!第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作、待望の文庫化。
作者 | 伊坂 幸太郎 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2003年12月 |
『グラスホッパー』

『マリアビートル』『AX アックス』に連なる<殺し屋シリーズ>の原点!
「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。
どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。
鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。
一方、自殺専門の殺し屋「鯨」、ナイフ使いの天才「蝉」も「押し屋」を追い始める。
それぞれの思惑のもとに──。
「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。
疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説!
作者 | 伊坂 幸太郎 |
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価格 | 649円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2007年06月 |
『死神の精度』

作者 | 伊坂,幸太郎,1971- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2008年02月 |
『ラッシュライフ』

泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場ー。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。
作者 | 伊坂 幸太郎 |
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価格 | 825円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2005年05月 |
『アイネクライネナハトムジーク = Eine kleine Nachtmusik』

作者 | 伊坂,幸太郎,1971- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2014年09月 |
以上、伊坂幸太郎の素晴らしい作品8作品をご紹介しました。どの作品も登場人物たちの心情描写が深く、ストーリーもダイナミックで読み応えがあります。伊坂幸太郎独特のライトノベルと哲学、エンターテインメントの融合が魅力です。
もし伊坂幸太郎の作品をまだ読んだことがない方は、この機会にぜひ手に取って読んでみてください。もちろんファンの方も、まだ読んでいない作品があるかもしれませんので、ぜひチェックしてみてください。
小説や漫画といった作品は、思いがけない出会いや新しい世界観に出逢える場です。伊坂幸太郎の作品は、そんな出逢いの場としておすすめいたします。あなたも、ぜひ伊坂幸太郎の作品の虜になってみてください。
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