斬新なミステリー系エッセイ5作品と感動するスポーツ小説10選、動物絵本の名作をご紹介

今回は、斬新な切り口で魅了されるミステリー系エッセイ作品5選をご紹介します。ミステリー好きの方はもちろん、新たなジャンルに挑戦したい方にもおすすめです。謎解きの面白さと共に、運命や人間関係のドラマにも引き込まれることでしょう。さあ、興味津々で続きをお楽しみください。
『ミステリ国の人々』

ミステリ小説という「国」には作家が造形した様々な「人々」が住んでいる。誰もが知る名探偵、事件の鍵を握る意外な人物、憎めない脇役、不可解だけれど目が離せない人……そんな人たちを通して、ミステリを読むおもしろさが何倍にも膨らむ「ツボ」を刺激してくれる、ミステリファン垂涎、読まず嫌いの小説ファンには目からウロコのエッセイ集。
ホームズ、ルパン、エラリー、金田一耕助という直球もあれば、明智小五郎の妻・文代といった変化球も織り交ぜつつ、本格ミステリの古典とされる『グリーン家殺人事件』やジョン・ディクスン・カーの密室モノ、ハードボイルドではロス・マクドナルド、ミステリの日本三大奇書とされる『ドグラ・マグラ』『黒死館殺人事件』『虚無への供物』まで目配りをきかせた人選は、格好のミステリ国へのパスポートになっている。
本書の最大の魅力は、古今東西の名編に、「有栖川有栖」がどのような読書体験を得られたかという個人的な経験が色濃く反映されていること。当然そこには作家だからこそ影響を受けた人物造形やトリックといった"栄養分"も含まれており、著者のファンはもとよりミステリファンにはたまらないエピソードばかりである。エッセイ集とはいえ1話読み切りスタイルでは必ずしもなく、取り上げたそれぞれの作品と登場人物が相互に響き合う連関性を保ち、読み進めていくうちにいつの間にか読者は、作品や登場人物を離れた「ミステリ国」そのものの奥深さに引き込まれていくだろう。作家ならではの読みが冴える待望のミステリガイド!
ヴァン・ダイン
シャーロック・ホームズ
松下研三
明智文代
ほか全52人
作者 | 有栖川 有栖 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 日本経済新聞出版社 |
発売日 | 2017年05月15日 |
『ノーサイド・ゲーム』

2019年「ダ・ヴィンチ」BOOK OF THE YEAR、第1位!
池井戸潤が描く、感動のリベンジ物語。
大手自動車メーカー・トキワ自動車のエリート社員だった君嶋隼人。
とある大型案件に異を唱えた結果、横浜工場の総務部長に左遷させられ、
同社ラグビー部アストロズのゼネラルマネージャーを兼務することに。
かつて強豪として鳴らしたアストロズも、いまは成績不振に喘ぎ、鳴かず飛ばず。
巨額の赤字を垂れ流していた。
アストロズを再生せよーー。
ラグビーに関して何の知識も経験もない、ズブの素人である君嶋が、お荷物社会人ラグビーの再建に挑む。
2019年、TBS日曜劇場で日本中を熱狂させたドラマ原作、待望の文庫化!
作者 | 池井戸 潤 |
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価格 | 1012円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2022年11月15日 |
『ホーム』

五輪野球の米国代表監督になった
元日本人大リーガーが金メダルを目指す! 圧巻のスポーツ小説。
まさに監督1年目に経験した、怖さと感動。
誰もが、居場所を得るために、最も難しい心の戦いに挑む。
これだ!涙がひたすら溢れる!!
ーー栗山英樹氏(2023WBC日本代表監督)
20年前、大リーグのニューヨーク・フリーバーズでプレーをしていた藤原雄大。52歳となった今は、マイナーリーグの巡回コーチをしている。ある日藤原は、現役時代のライバルで、大リーグ機構上級副社長であるヘルナンデスの訪問を受けた。東京オリンピックのアメリカ代表監督が亡くなったため、代わりに監督をやってくれないかと打診されたのだ。悩んだ末にその依頼を引き受けた藤原は、戦力補強のため、アメリカと日本の二重国籍を持つ大学生天才スラッガー、芦田をスカウトする。しかし、そこには二つの故郷の狭間で苦しむ若者の姿があったーー。
【著者略歴】
堂場瞬一(どうば・しゅんいち)
1963年生まれ。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年、野球を題材とした「8年」で第13回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。スポーツ小説のほか、警察小説を多く手がける。「ラストライン」シリーズ、「警視庁犯罪被害者支援課」シリーズ、「警視庁追跡捜査係」シリーズなど、次々と人気シリーズを送り出している。ほかにメディア三部作『警察(ルビ:サツ)回りの夏』『蛮政の秋』『社長室の冬』、『宴の前』『Killers(上・下)』『ザ・ウォール』『帰還』『凍結捜査』『ボーダーズ』など著書多数。
作者 | 堂場 瞬一 |
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価格 | 968円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2023年06月20日 |
みなさんにおすすめの書籍を紹介させていただきました。
今回は、切り口が斬新なミステリー系エッセイ5作品、現代スポーツ小説おすすめ10選、そして動物たちの物語!おすすめの動物絵本10選というテーマで、多種多様な作品を取り上げました。
ミステリー系エッセイは、普段の生活で目にすることのない事件や謎に興味を持つ方にはぴったりのジャンルです。さまざまな切り口から織りなされる謎解きや、ミステリアスなエピソードにはきっと引き込まれることでしょう。
現代スポーツ小説は、スポーツを通じて描かれる人間ドラマが魅力です。競技の舞台裏やプレイヤーたちの思いなど、スポーツの魅力に触れながら感動すること間違いなしです。
また、動物たちの物語は、優しさや勇気、友情など、人の心を打つ要素がたくさん詰まっています。どんな生き物が登場するのか、彼らが織りなす物語に心躍らされることでしょう。
ぜひ、これらの作品を手に取ってみてください。きっと新たな魅力や感動が広がっていくことでしょう。本の力で、日常を少し豊かなものにしてみませんか?ぜひ、読書の時間を楽しんでください。それでは、次回のおすすめ作品もお楽しみに!
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