エジプト神話・陰陽師・教会のおすすめ本15選

今回は、エジプト神話や陰陽師、美しい教会に関するわかりやすいおすすめの本や写真集を紹介します。ぜひ参考にしてください!
『陰陽師の解剖図鑑』

鬼を祓い、人を呪う
星を観測し、暦をつくる
彼らは何者か
日本を裏で支えた異能の者たち、陰陽師の謎に迫る。
古代中国で生まれた易(えき)や陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)の考え方が日本にもたらされたのは六世紀のこと。
それが陰陽道(おんみょうどう)という思想となり、国政に取り入れられて「陰陽師」という存在を生んだ。
科学技術の乏しい時代、陰陽師は天文から災異を知った。暦をつくり、人々の生活を支配した。
明治時代に廃止されるまで、陰陽師は科学者であり呪術者だった。
陰陽師の歴史を辿るとき、それは同時に日本を知ることなのだと気付かされる。
もしかすると今の世にこそ 陰陽師が必要なのかもしれないーー
章構成
第一章 陰陽師の役割と貴族社会
そもそも陰陽師とは当時の最先端の科学技術機関である、陰陽寮(おんみょうりょう)の官僚だった。つまり国家公務員である。エリートである彼らは天文観測、天変地異の予測をして天皇に奏上し、暦をつくり日々の吉凶を示し時刻を管理していた。同時に、占いによって土地の選地などを行う国にとって欠かせない存在だった。彼らの詳しい仕事ぶりに迫る。
第二章 安倍晴明のスーパースター 安倍晴明
九二一年(推定)に生を受け、一〇〇五年に亡くなった安倍晴明。今からちょうど一一〇〇年前の京都に生きていた。スーパースターの彼は一体何をしたのだろう。狐の母から生まれ、幼少の頃から妖怪と鬼を視た。式神を駆使し、死んだ人間を生き返らせたなど、神さまのように語り継がれる晴明の異能の所業をかいつまんで解説する。
第三章 陰陽師のスターたち
安倍晴明だけでない。日本には沢山の陰陽師たちがいた。修験道の祖・役小角(えんのおづぬ)、唐で学んだ陰陽道の達人・吉備真備(きびのまきび)、安倍晴明のライバルでアンチヒーロー・蘆屋道満(あしやどうまん)、晴明の師である賀茂保憲(かものやすのり)など。魅力的な彼らの存在が日本を陰から動かした。
第四章 陰陽道と陰陽師の歴史I
陰陽道の基になっているのは中国で生まれた易や陰陽五行説。日本にそれらがもたらされたのは六世紀のこと。いかに陰陽道が日本に取り入れられ、政治を動かし、「陰陽師」という存在が生まれたのかの軌跡を辿る。古代中国の思想にも触れて理解を深めることができる。
第五章 陰陽道と陰陽師の歴史II
平安時代に黄金期を迎えた陰陽師。試行錯誤して生き残っていく賀茂家と安倍家の二大陰陽師家。やがて西洋から入ってきたグレゴリウス暦の登場により、徐々に陰陽道は廃れていく。一八七〇(明治三)年に政府から陰陽道を禁止されるまで、陰陽師は日本を陰から支えてきた。近代化に埋没した彼らの歴史を辿る。
第六章 実践で使える陰陽道
陰陽道は現代でも日本の風習に深く根付いている。この章では五行属性や九星などの占い、陰と陽の食べ物のお話や健康に良いツボ押しのこと、陰陽道にゆかりのある神社の紹介など、現代でも使えて役に立つ陰陽道について解説する。
作者 | 川合 章子 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | エクスナレッジ |
発売日 | 2021年08月30日 |
『陰陽師とは何者か』

いま「陰陽師」といえば、多くの人が思い浮かべるのは、小説やマンガなどに描かれる、人知を越えた霊的な能力を持つ平安時代のマジカルな存在、安倍晴明の姿だろう。
しかし陰陽師は平安貴族の政争のなかにだけいるのではなかった。
歴史を通じて、古代から明治はじめまで陰陽師は存在し、社会のなかで大きな役割を果たしてきた。
時間と空間(方位)の吉凶を調整し、占い、祭祀、まじないに携わることによって、国家の存立からお産・病など個人のくらしにいたるまで、人々に安心をもたらし、未来への指針を示してきた。各時代の暦の作成・頒布にも深く関わった。
そのために最新の知識・技術や経験を継承し、時間と空間に対する感覚をつちかい、磨き上げ、それらを人々に伝える真摯な努力を続けてきたのが陰陽師である。
本書は、具体的な資料にもとづいて、古代から近代にいたる歴史のなかで、陰陽師がどのような役割をはたし、どういった文化を担っていたのかを紹介する。
また、安倍晴明にまつわる「ものがたり」も取り上げ、伝承の世界の陰陽師像についても見つめ、最後に陰陽師たちが作り、広めた暦に焦点をあて、その現代に至るまでの姿を追いかける。
240点以上の資料をカラー写真で掲載。
【2023年10月3日から12月10日に国立歴史民俗博物館で開催する同名の企画展示の図録】
■執筆者(執筆順)
小池淳一(国立歴史民俗博物館)
細井浩志(活水女子大学国際文化学部)
赤澤春彦(摂南大学国際学部)
遠藤珠紀(東京大学史料編纂所)
松山由布子(中京大学教養教育研究院)
田中大喜(国立歴史民俗博物館)
梅田千尋(京都女子大学文学部)
山本琢(京都府立京都学・歴彩館)
小田真裕(船橋市郷土資料館)
近藤絢音(神奈川県立公文書館)
水谷友紀(京都府立大学)
林 淳(愛知学院大学文学部)
小田島梨乃(東京大学大学院博士課程)
下村育世(日本学術振興会特別研究員)
■目次
第Ⅰ部 陰陽師のあしあと
第一章 陰陽師、あらわる―古代の陰陽道
第二章 陰陽師、ひろがる―中世の陰陽道
第三章 陰陽師、たばねる―近世の陰陽道
第四章 陰陽師の仕事
第五章 陰陽道と民俗
第Ⅱ部 安倍晴明のものがたり
第一章 安倍晴明とその子孫
第二章 安倍晴明のライバルたち
第三章 転生する安倍晴明
第Ⅲ部 暦とその文化
第一章 暦をくばる
第二章 暦をかえる
第三章 暦をそろえる
作者 | 国立歴史民俗博物館/編 |
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価格 | 2500円 + 税 |
発売元 | 小さ子社 |
発売日 | 2023年10月10日 |
『地球で一番美しい教会 = The most beautiful church on earth』

作者 | |
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価格 | 不明 |
発売元 | 笠倉出版社 |
発売日 | 2021年03月 |
『日本の美しい教会』

日本全国、珠玉の60教会。
数ある教会堂のなかから、「美しい教会」という表題のもと、60の教会堂を紹介。
なかには、落成から100年を超して使われている建物も。
それらが美しい姿で存在しつづけているのは、
著名な建築家の作品だからという理由だけではなく、
日々お祈りのために用いられ、信徒に愛されているからこそーー。
そんな“生きる”建築、名教会ガイドは
旅行のおともに、贈り物に、お守りのような特別な1冊になるはずです。
■目次
はじめに
教会の基本
長崎
カトリック 大浦天主堂
カトリック 黒島教会
カトリック 青砂ヶ浦教会
カトリック 田平教会
カトリック 頭ヶ島教会
旧カトリック 五輪教会堂
カトリック 馬込教会
カトリック 平戸ザビエル記念教会
カトリック 黒崎教会
カトリック 大野教会
カトリック 三浦町教会
カトリック 紐差教会
旧カトリック 野首教会堂
福岡
カトリック 今村教会
日本福音ルーテル 久留米教会
東京
カトリック 関口教会(東京カテドラル)
日本ハリストス正教会 東京復活大聖堂教会(ニコライ堂)
カトリック 目黒教会(聖アンセルモ教会)
カトリック 碑文谷教会(サレジオ教会)
東京女子大学チャペル
日本聖公会 立教学院諸聖徒礼拝堂(池袋チャペル)
日本聖公会 目白聖公会
カトリック 神田教会
神奈川
日本キリスト教会 横浜海岸教会
日本聖公会 横浜山手聖公会
埼玉
日本聖公会 立教学院聖パウロ礼拝堂(新座チャペル)
日本基督教団 武蔵豊岡教会
栃木
日本聖公会 日光真光教会
カトリック 松が峰教会
群馬
日本基督教団 安中教会
大阪
日本基督教団 茨木春日丘教会
京都
同志社礼拝堂
日本ハリストス正教会 京都正教会
兵庫
神戸女学院 ソール・チャペル
カトリック 夙川教会
カトリック たかとり教会
奈良
日本聖公会 奈良基督教会
岡山
日本基督教団 倉敷教会
島根
カトリック 津和野教会
広島
カトリック 幟町教会(世界平和記念聖堂)
山口
カトリック 山口教会(山口ザビエル記念聖堂)
長野
カトリック 軽井沢教会(聖パウロ教会)
日本聖公会 軽井沢ショー記念礼拝堂
愛知
旧日本聖公会 京都聖約翰教会堂
日本ハリストス正教会 豊橋正教会
新潟
カトリック 新潟教会
青森
日本基督教団 弘前教会
カトリック 弘前教会
岩手
日本基督教団 一関教会
秋田
日本ハリストス正教会 北鹿正教会
山形
カトリック 鶴岡教会
カトリック 山形教会
福島
日本基督教団 若松栄町教会
日本ハリストス正教会 白河正教会
北海道
日本ハリストス正教会 函館正教会
カトリック 元町教会
日本聖公会 函館聖ヨハネ教会
日本基督教団 札幌教会
日本聖公会 札幌聖ミカエル教会
カトリック 小樽教会 富岡聖堂
教会マップ
作者 | 八木谷 涼子/鈴木 元彦 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | エクスナレッジ |
発売日 | 2023年12月01日 |
『いつかは訪れたい 美しき世界の教会』

信仰と技巧と栄華の到達点!
壮麗な大聖堂から素朴な礼拝堂まで、今見るべき世界の教会を紹介。
世界の150を超える教会建築を、美しい写真と簡潔な紹介で巡る写真集。
多くの人の心を慰め、高揚をもたらし、時代の美を極めた建築。豪華絢爛な教会も、小ぢんまりと可憐な教会も、美しさが人を惹きつけることは変わらない。
本書では、カトリック、プロテスタント、正教を問わず、歴史ある有名な教会から、近年建てられた斬新な教会、地域の人々に愛される素朴な教会まで、美しき祈りの場を世界各地から広く紹介する。
■はじめに
■ヨーロッパ
バラディール礼拝堂、カンタベリー大聖堂、バレンシア大聖堂、ネア・アルタキ教会、聖シュテファン大聖堂、ケルン大聖堂、ハットルグリムス教会、ボルグンド・スターブ教会、リヘンの聖母のバシリカ聖堂、他
■北米
セント・パトリック大聖堂、セント・ベネディクト・カトリック教会、聖十字架礼拝堂、救済の聖母教会、サンタ・マリア・トナンツィントラ教会、他
■中南米
ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アルタグラシア大聖堂、サン・アンドレ・シュクール教会、ラス・ラハス教会、セント・ジョージ大聖堂、プエルトバラスの教会、聖フランシスコ教会修道院、他
■アジア・太平洋地域
ホーチミンのノートルダム大聖堂、ノラバンク修道院、イエスの聖心大聖堂、カラコルの至聖三者大聖堂、ボム・ジェズ教会、ヤンゴンの聖マリア大聖堂、グラハ・マリア・アナイ・ベランカニ教会、他
■中東・アフリカ
聖墳墓教会、ギリシャ正教聖ジョージ大聖堂、ギョレメの岩窟教会、エル・モアッラカ教会、サクレクール・ダルジェ大聖堂、カサブランカ大聖堂、マイマヒウ・カトリック教会、他
■巻末資料
世界教会マップ
作者 | マイケル・ケリガン/片山 美佳子/ナショナル ジオグラフィック |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 日経ナショナルジオグラフィック社 |
発売日 | 2022年01月21日 |
今回ご紹介した本が、皆さんの興味を引き、楽しい読書時間を提供できれば嬉しいです。神話や陰陽師、そして美しい教会の写真集など、多彩なジャンルを通じて新しい発見があることでしょう。お気に入りの一冊を見つけて、ぜひ手に取ってみてくださいね。素敵な読書の時間をお過ごしください!
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