哲学研究者 戸谷洋志の本(著書) おすすめ6選
哲学研究者戸谷洋志さんの6冊の著書をご紹介します。彼の作品は、日常生活への哲学的視点を具体的ているところに魅力があります。倫理学と現象学を基軸に、社会全般から個人の心理にまで視野を広げて解説しています。難解な哲学的なテーマでも、読みやすい文章と具体的な例で深く考察。初心者でも安心して読めます。また、専門的な知識を前提としない語り口が心地良く、学問に対する熱意も伝わってきます。一読後には、見えなかった世界が見えるように思えるでしょう。一冊一冊に詰まった洋志さんの独特な視点をぜひ堪能してみてくださいね。
『親ガチャの哲学』
作者 | 戸谷,洋志,1988- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2023年12月 |
『恋愛の哲学』
狂うのが、愛。憎むのが、恋。
哲学は「恋愛」を語ることから始まった。
クズへの愛はなぜ成立するのか? なぜ私は愛されたいのか? 永遠の愛はどこまで続くのか?
――すべて哲学が答えます。
現代に流れる「ロマンティック・ラブ」の幻想を解体する驚愕の哲学入門!!!
紹介するのは、プラトン、デカルト、ヘーゲル、キルケゴール、
サルトル、ボーヴォワール、レヴィナスの七人。
彼らはそれぞれが違った仕方で人間と世界の関係を捉え、
その人間観の中で恋愛(哲学)を論じている。恋愛とは何かを
考えることは、そもそも人間とは何かを問い直すことを要求する。
本書ではそれらを全体として再構成することで<恋愛>を広い
視野の元で捉え直していく。
【目次】
・はじめに
・第1章:なぜ誰かを愛するのか?――プラトン
・第2章:なぜ恋愛に執着するのか?――デカルト
・第3章:なぜ恋人に愛されたいのか?――ヘーゲル
・第4章:永遠の愛とは何か?――キルケゴール
・第5章:なぜ恋愛は挫折するのか?――サルトル
・第6章:女性にとって恋愛とは何か?――ボーヴォワール
・第7章:なぜ恋人と分かり合えないのか?――レヴィナス
・おわりに
作者 | 戸谷洋志/著 |
---|---|
価格 | 1600円 + 税 |
発売元 | 晶文社 |
発売日 | 2024年02月27日 |
『ハンス・ヨナスの哲学』
ハイデガーの弟子、ユダヤ人のハンス・ヨナスはその生命・技術倫理で国際条約などに広範な影響を与えた哲学者。彼の思想は、師・ハイデガーがナチスを賛美するという衝撃やアウシュビッツ収容所で母親を亡くすという悲しい経験に思索を重ね練り上げられた。「人は未来世代へ責任を取りうるのか?」原子力発電やゲノム編集など今なお発展し続ける技術と生命への問いに対し、まさに必要とされるヨナス哲学の入門書。文庫化にあたり、「補論 『存在と時間』とヨナス」を書き下ろし掲載。
はじめに
凡例
第一章 ヨナスの人生
第二章 テクノロジーについてー技術論
第三章 生命についてー哲学的生命論
第四章 人間についてー哲学的人間学
第五章 責任について
第六章 未来への責任の基礎付け
第七章 神についてー神学
おわりに
補 論 『存在と時間』とヨナス
読書案内
文庫版あとがき
作者 | 戸谷 洋志 |
---|---|
価格 | 1056円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年03月23日 |
『悪いことはなぜ楽しいのか (ちくまプリマー新書)』
作者 | 戸谷洋志 |
---|---|
価格 | 825円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2024年06月07日 |
『Jポップで考える哲学 自分を問い直すための15曲』
なぜ「会いたくて震える」のか? 「自分らしさの檻」って何? その答えは、哲学の中にあった! Jポップの名曲の歌詞を分析した、最も分かりやすい「哲学入門」。Jポップの歌詞を哲学で読み解く! --Jポップは、しばしば「自分」や「愛」「人生」をテーマとし、その歌詞は、シンプルであるがゆえに我々の胸に響く。一方、複雑な事象の本質を突き止め、露わにして見せようとするのが哲学ならば、両者は、密かに同じ企みを担っているとは言えまいか。Jポップの名曲を題材に誘う、いま旬の哲学入門!
作者 | 戸谷 洋志 |
---|---|
価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2016年09月15日 |
『未来倫理』
私たちの行動はいま生きている世代に限らず、遠い未来にまで影響を与えることがある。
テクノロジーの発達によってもたらされた行為と結果の大きな時間差は、私たちの社会に倫理的な課題を次々投げかける。
気候変動、放射性廃棄物の処理、生殖細胞へのゲノム編集……。
現在世代は未来世代に対して倫理的な責任があるのならば、この責任をどのように考え、どのように実践したらよいのか。
倫理学の各理論を手掛かりに、専門家任せにせず私たちが自らの考えを形作るための一冊。
◆目次◆
第一章 未来倫理とは何か?
第二章 未来倫理はなぜ必要なのか?
第三章 未来倫理にはどんな理論があるのか?
第四章 未来倫理はどんな課題に応えるのか?
第五章 未来倫理は未来を予見できるのか?
◆著者略歴◆
戸谷洋志(とや ひろし)
1988年東京都生まれ。哲学研究者、関西外国語大学准教授。法政大学文学部哲学科卒業、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現代ドイツ思想を中心にしながら、テクノロジーと社会の関係を研究。著書に『ハンス・ヨナスを読む』『原子力の哲学』『ハンス・ヨナス 未来への責任』『スマートな悪』、共著に『僕らの哲学的対話 棋士と哲学者』『漂泊のアーレント 戦場のヨナス』などがある。
作者 | 戸谷 洋志 |
---|---|
価格 | 1034円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2023年01月17日 |
以上、戸谷洋志氏の魅力を余すことなく詰め込んだ6冊をご紹介させていただきました。様々なジャンルの本がありましたが、それぞれの作品においてそれぞれの問い、そしてそれを解き明かすための独自の論理が存在しています。時には難解な表現や抽象的な議論に頭を抱えることもあるかもしれませんが、そこに挑戦することで見えてくる新たな視点、それを踏まえた新たな世界観は、間違いなくあなたの視野を広げてくれるでしょう。
戸谷氏の作品の一つ一つが、私たちがあまり考えることのない深い部分に踏み込んでくれます。何気なく使っている言葉や概念について、あらためて考えさせられ、私たちの日常生活にも新たなる価値観をもたらしてくれます。
せっかくのオススメ選なので、是非一冊でも手に取って読んでみてください。きっと、それがあなたの扉を開くキーとなるはずです。そして、その先に広がる新たな視点、知識の海を存分に楽しんでみてください。
私たちは、哲学に興味がある方はもちろん、これまでなんとなく哲学に馴染みのなかった方にも、戸谷氏の作品を手に取ってみてほしいと思っています。あなたがそれぞれの作品をどのように解釈し、どのように感じるかは、あなた自身次第です。また、一度読んだからと言って終わりではなく、何度でも読み返すことで新たな発見があるかもしれません。それが哲学の楽しみ方だと思います。
さあ、あなたも哲学の世界を堪能してみませんか?今までとは違った視点で物事を眺めてみる。その体験は、あなたにとって新たなる人生の扉を開く一歩となることでしょう。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。