猫が主役のシリーズ作品を除く猫本8選(その2)

今回も猫好きにはたまらない、猫本を8選ぎょうしょうします。一冊目は物静かな猫が人間観察をするシュールな一作です。続いて、猫が人間の運命を左右する不思議なストーリー。そして、猫たちのコミュニティが美しく描かれている一冊。四冊目は人間と猫が共に学ぶ心温まるストーリーです。五冊目は猫視点から見た人間社会の滑稽さを描いた作品。六冊目は愛猫との日々を切なく描いた、読む人を選ぶ一冊。七冊目は猫と人間の絆が深まる過程を描いた一冊で、最後にはじんわりと涙させてくれます。最後は歴史的事件を解説するユーモラスな猫のキャラクターが登場する一作です。
『猫が消える町―猫の事件簿シリーズ (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)』
| 作者 | マーティン・H グリーンバーグ/エド ゴーマン/Martin H. Greenberg/Ed Gorman/宇佐川 晶子 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 二見書房 |
| 発売日 |
『不思議な猫たち』
| 作者 | Dann,Jack,1945- Dozois,GardnerR,1947- 深町,真理子,1931- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 扶桑社 |
| 発売日 | 1999年09月 |
『大事なことはみーんな猫に教わった』
| 作者 | Becker,Suzy 谷川,俊太郎,1931- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 飛鳥新社 |
| 発売日 | 1991年12月 |
『猫の事件簿: ネコ派のためのミステリ短編集 (二見文庫 ラ 6-1 ザ・ミステリ・コレクション)』
| 作者 | ピーター ラヴゼイ/グリーンバーグ,マーティン・H./ゴーマン,エド/Greenberg,Martin H./Gorman,Ed/やよい, 山本 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 二見書房 |
| 発売日 |
『七つの黒い夢』
天使のように美しい顔をした私の息子。幼稚園児の彼が無邪気に描く絵には、想像を絶するパワーがあった。そしてある日ー。乙一の傑作「この子の絵は未完成」をはじめ、恩田陸、北村薫、岩井志麻子ら、新感覚小説の旗手七人によるアンソロジー。ささやかな違和感と奇妙な感触が積み重なり、遂に現実が崩壊する瞬間を描いたダーク・ファンタジー七篇。静かな恐怖を湛えたオリジナル文庫。
| 作者 | 乙一 |
|---|---|
| 価格 | 440円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2006年03月 |
『日本語は天才である』
| 作者 | 柳瀬,尚紀,1943-2016 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2009年10月 |
『ぢぞうはみんな知っている』
税金の支払いに苦労しつつ、母と弟の新居のローンと母の小遣いに月八十万円が消えてゆく。なのにまったく治まらない母の物欲。おまけにその家に私の部屋はなかった。もはや天涯孤独と思いたい。だけど…。「ぢぞう」の心を癒すのは愛猫しいちゃんやご近所猫のぷくちゃんにビー。でも、しいちゃんはこの頃めっきり家出がち。身辺の出来事を赤裸々に綴った抱腹絶倒、怒髪天衝きエッセイ。
| 作者 | 群ようこ |
|---|---|
| 価格 | 473円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2006年06月 |
『かたみ歌』
| 作者 | 朱川,湊人,1963- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2008年02月 |
さて、みなさま。ここまで、猫が主役ではないものの、魅力的な猫が登場する8つの作品を紹介してまいりました。猫好きの方であれば、猫がメインキャラクターではなくても、その存在感や独特の魅力に引き込まれてしまうことでしょう。また、物語への深層部分に深く関与している猫が登場する作品は、猫がいるだけでほっと心温まると感じることができるのではないかと思います。
それぞれが異なる表情や個性を持つ猫たちが、物語のなかでどのように描かれ、どのように人間と関わり、そしてそれがどのように物語の世界をつくりあげているか。それを楽しむことができるのも、猫が登場する作品ならではの醍醐味だと言えるでしょう。
猫が単にかわいいだけではなく、その存在感や個性、人間との関わり方などから、読む人それぞれがさまざまな感動や共感を得ることができます。それが、物語だからこそ生まれる、猫ならではの魅力と言えるでしょう。
もちろん、猫が主役の物語もその魅力はたっぷりですが、「猫が主役ではない」作品にも、十分に猫の魅力を味わえるものがあること、今回の8選を通じてあらためて実感していただけたのではないでしょうか。そして、これを機に少しでも多くの方に、猫が登場する様々な作品と出会っていただければ幸いです。
その中で、新たな魅力や発見があることでしょう。そして、その経験が、現実世界での猫たちとの関わり方にもプラスになることを願っています。
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