猫が主役のシリーズ作品を除く猫本8選(その3)

猫好きにはたまらない、強烈な個性を持つ猫たちが登場する作品集のご紹介です。猫語の独特な世界観に思わず引き込まれますよ。こちらは名探偵のアシスタントとして活躍する猫が主役。事件解決の鍵を握る彼のにゃんとも鮮やかな活躍ぶりに驚かされます。また、大都会を舞台に活動するストリートキャットの日常も見どころ。厳しい環境でも明るく生きていく彼らから、人間にも学ぶべきことがたくさんです。そして、異世界に飛ばされた主人公が猫になってしまうという、一風変わった異世界ものもオススメ。この身体でどう生きていくのか、猫目線のサバイバルが展開します。総じて、これらの作品は猫の視点、猫の生き様を深く描き出している点が特徴です。猫好きならずとも十分に楽しめる内容ばかり。一緒に猫の世界を旅してみませんか。
『ねこタクシー 上 (竹書房文庫) (竹書房文庫 な 2-1)』

作者 | 永森 裕二 |
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価格 | 340円 + 税 |
発売元 | 竹書房 |
発売日 |
『幸福をもたらす♂三毛猫 御子神さん (竹書房文庫)』

作者 | 裕二, 永森/康浩, 石井/桜, 望月/涼人, 青葉/ゆずき |
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価格 | 53円 + 税 |
発売元 | 竹書房 |
発売日 |
『絵解き5分間ミステリー証拠はどこだ』

ミステリー界の巨匠が、謎解き愛好家のために考案した、新たなイラスト・クイズ!まずは、問題冒頭の説明文を読み、状況を把握してください。つづいて、犯行現場を描いた絵を、じっくりと観察しましょう。これで手がかりは出そろいました。あとは、質問にひとつひとつ答えていくだけです。こうして推理を進めていけば、きっと事件の真相にたどり着けるはず。しかし、そのためには、鋭い観察眼と、卓越した灰色の脳細胞が必要です。さて、あなたの探偵能力は。
作者 | ローレンス・トリート/矢口誠 |
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価格 | 607円 + 税 |
発売元 | 扶桑社 |
発売日 | 2005年11月 |
『ネコの住所録』

作者 | 群,ようこ,1954- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文芸春秋 |
発売日 | 1996年02月 |
『パンとスープとネコ日和』

唯一の身内である母を突然亡くしたアキコは、永年勤めていた出版社を辞め、母親がやっていた食堂を改装し再オープンさせた。しまちゃんという、体育会系で気配りのできる女性が手伝っている。メニューは日替わりの(サンドイッチとスープ、サラダ、フルーツ)のみ。安心できる食材で手間ひまをかける。それがアキコのこだわりだ。そんな彼女の元に、ネコのたろがやって来たー。泣いたり笑ったり…アキコの愛おしい日々を描く傑作長篇。
作者 | 群ようこ |
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価格 | 565円 + 税 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 2013年07月 |
『貴婦人のペルシャ猫 猫の事件簿シリ-ズ』

たかが猫、されど猫。猫たちはミステリ作家に素晴らしいインスピレーションを与えるようだ。猫を連れた女がカジノクラブの男に提案した取引の妙、エドワード・D・ホックの「貴婦人のペルシャ猫」、突然現われた雄の野良猫に翻弄される男の話、ビル・プロンジーニの「黄色い目」など書き下ろし9編を収録。好評〈猫の事件簿シリーズ〉第1巻に続き、巨匠や注目作家が腕をふるった傑作短編集。
作者 | エドワ-ド・D.ホック/吉野美恵子 |
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価格 | 597円 + 税 |
発売元 | リヨン社 |
発売日 | 1994年10月25日 |
『猫の客』

はじめ“稲妻小路”の光の中に姿を現したその猫は、隣家の飼猫となった後、庭を通ってわが家を訪れるようになる。いとおしく愛くるしい小さな訪問客との交情。しかし別れは突然、理不尽な形で訪れる。崩壊しつつある世界の片隅での小さな命との出会いと別れを描きつくして木山捷平文学賞を受賞し、フランスでも大好評の傑作小説。
作者 | 平出 隆 |
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価格 | 737円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2010年08月03日 |
『アガサ・レ-ズンの困った料理 (コージーブックス ビ 1-1 英国ちいさな村の謎 1)』

作者 | M.C. ビートン/Beaton,M.C./詩津子, 羽田 |
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価格 | 435円 + 税 |
発売元 | 原書房 |
発売日 |
それでは、猫好きの皆様におすすめしたい、猫が主役ではないけれど、猫の存在感が際立つ作品たち、全8点をご紹介して参りました。一部紹介した作品は深遠で複雑な物語の中に猫がこっそりと紛れ込んでいたり、あるいは爽快な笑いに猫が絡んでいたりと、その役割は様々です。しかし、そんな作品達だからこそ、猫の多面性やその魅力を再発見することができるのではないでしょうか。
小説や漫画の中で描かれる猫たちは、時には人間以上に人間らしく、時には神秘的な存在として描かれることがあります。視点を変えて見れば、人間の心情や社会を映す鏡のようにも見えるでしょう。また、そこに描かれる猫たちは、本物の猫ほどの気まぐれさや自由さを持ち合わせています。それがきっと私たちにとっての「猫魅力」なのでしょう。
そして、私たちが猫を飼う、あるいは猫をテーマにした作品を楽しむ理由は、そんな猫たちの自由さや個性を尊重し、共感し、またそれに癒やされるからなのかもしれませんね。道端で出会った野良猫、飼い猫、そして小説や漫画の中の猫たち、これら全ての猫たちが、私たちの人生を豊かに彩ってくれる存在と言えます。
本日ご紹介した8つの作品も、その一部であります。そして、これらの作品を通じて、読者の皆様が自身の猫観や人生観、世界観に新たな一面を加えていただければ、これ以上の幸せはありません。
いかがだったでしょうか?ぜひ、ご自身のライフスタイルや好みに合わせて、これらの作品を手に取ってみてください。猫をテーマにした作品を読み進めていく中で、私たちが忘れかけていた何かを思い出すきっかけになることでしょう。猫がいる幸せ、猫と生きる幸せを改めて感じていただければ光栄です。それでは皆様、どうぞこれからも猫達との素晴らしい一日をお過ごしくださいませ。
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